⏰ 調理時間5分 🍽 2人分 🍺 フライパンひとつ 🧊 作り置き:冷蔵3日OK
📊 1人分(推定):約370kcal/たんぱく質14g・脂質29g・糖質10g
🍽 全量(2人分):約740kcal/たんぱく質27g・脂質58g・糖質21g
炒めたウインナーに、甘辛いヤンニョムだれを絡めるだけ。調味料は全部おうちにあるもので、コチュジャンだけが韓国の顔をつくります。子どもと分けるなら、コチュジャンを入れる前に取り分けてください。
材料(2人分)
- ウインナー:10本(約200g)
- サラダ油:小さじ1
- 【A】醤油:大さじ1
- 【A】みりん:大さじ1
- 【A】ケチャップ:大さじ1
- 【A】コチュジャン:小さじ1
- 【A】砂糖:小さじ1
- 【A】おろしにんにく:小さじ1/2
- 白いりごま:小さじ1/2
作り方
- ウインナーは斜めに浅く切り込みを入れる(★飾りではなく、たれが絡む面を増やすためです。切り込みが開いてタレを抱え込みます)。
- 【A】をすべて混ぜ合わせておく。
- フライパンに油を熱し、ウインナーを焼き目がつくまで炒める(★ここで香ばしさをつけておくと、甘辛いたれに負けません)。
- いったん火を弱めてから【A】を加え、とろみが出て全体につやが出るまで絡める(★強火のまま入れると砂糖とみりんが焦げます。30秒ほどで十分)。
- 器に盛り、白いりごまを振る。
おいしさのヒミツ
- ヤンニョムだれの土台は甘味・塩味・旨味・辛味の4つ。砂糖とみりんで甘味、醤油で塩味、ケチャップとコチュジャンで旨味と辛味を担当させています
- ケチャップは色と酸味の担当。甘辛いだけのたれに酸味が入ると、最後まで飽きずに食べられます
- たれを入れるのは最後の30秒。長く煮詰めると水分が飛びすぎて、たれがウインナーに張りついたまま固くなります
よくある質問
辛くしたくありません
コチュジャンを抜き、その分ケチャップを大さじ1と1/2に増やしてください。甘辛いケチャップ味になり、お子さんでも食べられます。大人の分だけ後からコチュジャンを足すのが一番平和です。
ウインナー以外でも作れますか?
ちくわ・厚揚げ・鶏もも肉でも同じたれが使えます。鶏もも肉の場合は火が通るまで焼いてから、同じようにたれを絡めてください。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で3日ほど。冷めても味が落ちにくいので、お弁当のおかずにも向いています。温め直すなら電子レンジ600Wで30秒ほど。
合うお酒
甘辛くて、少し辛くて、香ばしい。おつまみとしての完成度が高いぶん、お酒は口をさっぱりさせる役に回ってもらいます。
- 🏆 本命:よく冷えたビール——甘辛いたれと炭酸の相性は説明不要。ホップの苦みが甘さをリセットしてくれます
- 🍋 レモンサワーは、甲類焼酎1:強炭酸3+生レモン1/2個——搾ったあと皮を下向きにひとひねり。レモンの酸がたれの甘さを断ち切ります
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——甘いたれには甘くないお酒、の原則どおり
迷ったらビール。5分でできるつまみに、いちばん似合う一杯です。
ぴーきちのつぶやき
たれを絡めたあと、フライパンに残った分をパンで拭って食べています。誰も見ていない台所での話です。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:みりんの照り
ひとことで:料理の表面に出る、あのつやの正体。
詳しく:みりんには糖分とアルコールが含まれています。加熱するとアルコールが飛び、残った糖分が煮詰まってとろりとした薄い膜になり、食材の表面を覆う。これが照りです。砂糖だけでも甘さは出せますが、つやは出にくい。みりんの糖はブドウ糖やオリゴ糖など粒の大きさがまちまちな糖の集まりで、この不揃いさが結晶化を邪魔して、なめらかな膜を作ってくれるからです。照り焼き・煮物・佃煮の見た目の美しさは、この性質に支えられています。さらに糖は加熱で色づく(カラメル化)ので、香ばしさと焼き色も同時に生まれます。照りは飾りではなく、糖が膜になっている状態そのものです。
このレシピでは:たれを加えたあと火を弱めるのは、この膜を焦がさずに作るためです。強火のままだと糖が一気に色づいて苦くなり、つやを通り越して黒くなってしまう。逆に火が弱すぎると水分が飛ばず、いつまでもさらさらのまま絡みません。「弱めの火で30秒、つやが出たら止める」——このタイミングを目で見て覚えると、照り焼きも肉じゃがも同じ判断で作れるようになります。

