⏰ 調理時間5分
🍽 2人分
🍶 切って和えるだけ
🧊 作り置き:向きません(当日中に)
📊 1人分(推定):約160kcal/たんぱく質16g・脂質9g・糖質4g
🍽 全量(2人分):約320kcal/たんぱく質31g・脂質19g・糖質7g
イカ刺しがあれば5分で完成する韓国風ユッケ。コチュジャンだれのコクと卵黄のまろやかさで、イカそうめんが「ごちそう」に変わります。
材料(2人分)
- イカ(刺身用):150g
- 卵黄:1個(約17g)
- 小ネギ:2本(約10g)
- 白いりごま:小さじ1/2
- 【A】しょうゆ:大さじ1
- 【A】ごま油:大さじ1
- 【A】コチュジャン:小さじ1
- 【A】砂糖:小さじ1
作り方
- イカは細切りにする(★切る幅を細くするほど断面積が増えて、タレの絡みと口当たりが良くなります。イカそうめん状が理想)。
- キッチンペーパーで水気を拭く(★刺身系レシピ共通の鉄則。タレのキレが変わります)。
- ボウルで【A】をよく混ぜてからイカを和える(★コチュジャンは固いので、先にタレだけで完全に溶かすのがダマ防止)。
- 冷やした器に盛り、卵黄・小ネギ・ごまを乗せる(★ユッケは温度が命。ぬるいと生臭さを感じやすくなります)。
おいしさのヒミツ
- イカの甘みは噛むほど出るベタイン・グリシン系のアミノ酸。細切りで表面積を増やすと、舌に触れる甘みの立ち上がりが速くなります
- コチュジャンは唐辛子+米麹の発酵調味料。ただ辛いのではなく甘みと旨味を持っているので、砂糖小さじ1と合わせるとタレに奥行きが出ます
- 卵黄を崩すタイミングは「2口目」がおすすめ。1口目はキレのある辛口、2口目からまろやか——1皿で2つの味が楽しめます
よくある質問
スーパーの刺身用イカならどれでもいいですか?
「お刺身用」表記があればOKです(冷凍済みのものはアニサキス対策の面でも安心です)。イカそうめんを買えば切る手間もありません。
コチュジャンがありません
味噌小さじ1+一味唐辛子少々+砂糖ひとつまみで代用できます。
作り置きできますか?
生のイカを使うので当日中に。たれは前日に混ぜて冷蔵しておけます。
合うお酒
コチュジャンの甘辛さと、ごま油の香り。冷たい一皿なので、お酒もキリッと冷たいほうが噛み合います。
- 🏆 本命:辛口の純米日本酒を、雪冷え(5℃)で——甘辛いたれには、キレのある辛口をよく冷やして。口の中をリセットしながら次の一口へ進めます
- 🍶 変化球:生酒・にごり酒——うっすら甘みのあるタイプは、コチュジャンの辛さをやわらげて卵黄のまろやかさに寄り添います。辛いのが得意でない方はこちら
- 🥃 ハイボールなら、ウイスキー1:強炭酸4の濃いめで——氷をグラスいっぱいに詰めて、マドラーで縦に1回だけ混ぜる(混ぜすぎは炭酸が抜ける原因)。ごま油の余韻を炭酸が切ってくれます
- 🍋 レモンサワーは、甲類焼酎1:強炭酸3+生レモン1/2個——レモンは搾ったあと皮を下向きにひとひねりして香りを飛ばすと、店の味に近づきます。辛さをすっと流したい日に
迷ったら「冷やす」だけ意識してください。冷たい料理にぬるいお酒を合わせると、途端にちぐはぐになります。
🔬 調理科学ことば:発酵調味料(コチュジャン)
ひとことで:微生物に「下ごしらえ」をしてもらった調味料。
詳しく:コチュジャンは唐辛子・もち米・大豆・麹を仕込んで、時間をかけて熟成させた調味料です。この間に麹の酵素がでんぷんを分解して甘みを、たんぱく質を分解してグルタミン酸などの旨味を生み出します。つまりコチュジャンは「辛いだけの調味料」ではなく、辛さ・甘み・旨味を最初から3つ重ねて持っているのが本質。
同じ理屈で味噌・しょうゆ・塩麹・魚醤も、微生物が前もって分解作業を済ませてくれた調味料の仲間です。だから発酵調味料をひとさじ足すだけで、料理に「時間をかけて煮込んだような深み」が生まれます。手をかけずにコクを出したいとき、真っ先に頼るべき道具です。
このレシピでは:たれの旨味はコチュジャンとしょうゆという発酵調味料が二重に効いています。そこへイカ自身の旨味が加わることで、種類の違う旨味どうしが響き合って強まる——だからこの一皿は、材料の少なさに対して味が驚くほど濃く感じられます。砂糖を小さじ1だけ足すのは、単に甘くするためではなく、コチュジャンがもともと持っている甘みに寄り添って角を取るため。
加熱をまったくしないのに味が決まるのは、発酵という「見えない下ごしらえ」が済んでいるからです。
ぴーきちのつぶやき
イカそうめんパックを見かけたら反射的にカゴへ。「切る工程ゼロのユッケ」は疲れた夜の救世主です。今日もお疲れ様です🍻

