⏰ 調理時間20分
🍽 2人分
🍺 とろとろ・チーズ入り
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約380kcal/たんぱく質24g・脂質24g・糖質14g
🍽 全量(2人分):約750kcal/たんぱく質48g・脂質48g・糖質28g
豚ひき肉とトマトで作る麻婆豆腐に、チーズと溶き卵を加えます。辛くないので子どもでも食べられます。豆腐を先に下茹でするのが、崩さないコツです。
材料(2人分)
- 絹ごし豆腐:300g
- 豚ひき肉:100g
- 長ねぎ:1/3本(みじん切り)
- にんにく:1かけ(みじん切り)
- 生姜:1かけ(みじん切り)
- ピザ用チーズ:30g
- 溶き卵:1個分
- ごま油:大さじ1
- 塩:小さじ1(豆腐の下茹で用)
- 水溶き片栗粉:小さじ2
- 【A】カットトマト:50g
- 【A】ケチャップ:大さじ2
- 【A】醤油:小さじ1
- 【A】砂糖:小さじ1/2
- 【B】水:150ml
- 【B】鶏がらスープの素:小さじ1
作り方
- 豆腐は2cm角に切る。鍋に湯を沸かして塩を入れ、豆腐を1分だけ茹でてざるに上げる(★理由は下の🔬で)。
- フライパンにごま油を熱し、にんにく・生姜・長ねぎを弱火で1分炒める。
- 豚ひき肉を加えて色が変わるまで炒める。
- 【A】と【B】を加えて煮立て、豆腐を入れて火を弱めて3分煮る(★ぐらぐらさせない)。
- 水溶き片栗粉でとろみをつけ、溶き卵を回し入れて10秒待ってからひと混ぜ。
- 火を止めてチーズを散らし、蓋をして1分。余熱で溶かす。
おいしさのヒミツ
- 豆腐は塩を入れた湯で下茹で。崩れにくくなり、水っぽさも抜けます
- 豆腐を入れたら火を弱める。煮立てると豆腐に穴があきます
- チーズは余熱で。火にかけたままだと分離して油が浮きます
よくある質問
木綿豆腐でも作れますか?
作れます。むしろ崩れにくいです。絹ごしはなめらかで一体感が出るのに対し、木綿はしっかりした食感。この料理はとろとろが持ち味なので絹ごしを推していますが、好みで選べます。
辛くしたい
豆板醤を小さじ1、手順2で香味と一緒に弱火で炒めてください。粉山椒をひとつまみ足すと、しびれる辛さ(麻)も加わって本場に近づきます。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。翌日のほうが味が入っています。温め直しは弱火で——煮立てると豆腐が縮み、チーズも分離します。
合うお酒
トマトとケチャップ、チーズ。辛くない、やさしい麻婆です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——中華の炒め煮には、冷たい炭酸
- 🥂 赤ワインなら、軽めを少し冷やして(14〜16℃)——トマトとチーズが入るので、赤も候補に
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——中華の甘辛には、すっきりした蒸留酒も
迷ったらビール。ごはんにかけて食べるなら、なおさらです。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
麻婆豆腐に必ず豆腐が崩れて悩んでいたのですが、下茹でを知ってから形が残るようになりました。ひと手間の価値があります。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:豆腐を塩を入れた湯で下茹でする理由
ひとことで:塩水で茹でると、豆腐の表面が引き締まって崩れにくくなる。同時に余分な水分も抜ける。
詳しく:麻婆豆腐や煮物で豆腐が崩れるのは、①水分が多く構造がもろい ②煮汁の中で動くためです。ここで「塩を入れた湯で下茹でする」という工程が効きます。理由は2つ。
①表面が引き締まる——塩が入ると、豆腐の表面のたんぱく質がやや強く固まり、膜のようになります。これが崩れ防止の壁になる。
②余分な水分が抜ける——浸透圧で、豆腐の中の水が少し外へ出ます。水が減ると味が薄まらず、しかも煮汁を吸いやすくなる。塩の量は、湯1リットルに小さじ1程度。茹で時間は1〜2分で、ぐらぐら煮立てないこと(それでは本末転倒です)。
プロが必ずやる工程で、中華料理店の麻婆豆腐が崩れないのはこのため。電子レンジで代用もできます——耐熱皿に豆腐と塩少々をふって、600Wで2分加熱し、出た水を捨てる。
このレシピでは:この料理は絹ごし豆腐を使うので、特に崩れやすい。下茹でを省くと、煮ているうちに角が取れて、ただのぼろぼろの豆腐になります。1分の作業で形が残るので、省く理由がありません。「豆腐を煮る料理は、まず塩水で下茹で」。麻婆豆腐も、肉豆腐も、湯豆腐でさえ効きます。

