⏰ 調理時間10分
🍽 2人分 🔥 火を使わない
🧊 作り置き:向きません(当日中に)
📊 1人分(推定):約290kcal/たんぱく質17g・脂質15g・糖質13g
🍽 全量(2人分):約580kcal/たんぱく質34g・脂質30g・糖質26g
豆腐を主役にした、食べごたえのあるサラダ。絹ごし豆腐は水切りせずに使います。崩れやすさが欠点ではなく、たれと絡んでドレッシングの一部になるからです。
材料(2人分)
- 絹ごし豆腐:1丁(約300g)
- 水菜:1袋(約200g)
- カニカマ:100g
- 乾燥わかめ:5g(戻して約50g)
- 【A】マヨネーズ:大さじ2
- 【A】すりごま:大さじ1
- 【A】砂糖:大さじ1
- 【A】酢:小さじ2
- 【A】しょうゆ:小さじ1
- 【A】ごま油:小さじ1
作り方
- 乾燥わかめは水で5分戻し、しっかり絞る(★戻し汁が残るとサラダの底に水が溜まります)。
- 水菜は4cm長さに切り、冷水に5分さらしてからしっかり水気を切る(★パリッとした食感が戻ります)。カニカマは手で細く裂く。
- 【A】を混ぜてたれを作る。
- 器に水菜・わかめ・カニカマを盛り、豆腐はスプーンで大きめにすくってのせる(★包丁で切るより断面が粗くなり、たれがよく絡みます)。
- 食べる直前にたれを回しかける。
おいしさのヒミツ
- 豆腐は水切りしません。崩れた豆腐がたれと混ざることで、全体がクリーミーにまとまります。しっかり水切りすると、ただの冷奴が乗ったサラダになります
- 砂糖大さじ1は酢とマヨネーズの酸をまとめる役。減らすと酸味が立ち、増やすとサラダとして重くなります
- カニカマは手で裂くのが要点。包丁で切ると断面が平らになり、たれが絡む面が減ります
よくある質問
木綿豆腐でも作れますか?
作れます。木綿はしっかりしているので崩れにくく、食べごたえが増します。ただしクリーミーさは絹ごしのほうが出るので、好みで選んでください。木綿を使う場合はたれのマヨネーズを大さじ2.5に増やすとまとまります。
豆腐から水が出て水っぽくなります
たれは食べる直前にかけてください。かけてから時間を置くと、塩分で豆腐と野菜から水が出ます。作ってすぐ食べるのがこのサラダの正解です。
作り置きできますか?
向きません。ただし、たれは冷蔵5日持ちます。野菜を切っておけば当日は盛るだけになるので、実質3分で出せます。
合うお酒
ごまマヨのコクと、水菜のシャキシャキ。軽い一皿なので、お酒も重くないものが合います。
- 🏆 本命:よく冷えたビール——サラダですが、ごまマヨのコクがあるので炭酸がよく合います
- 🍶 日本酒なら、すっきりした辛口を花冷え10℃で——豆腐の淡さと米の旨味が同じ方向を向きます
- 🍷 白ワインなら、辛口をよく冷やして8℃で——マヨネーズの脂を酸が流します
迷ったらビール。食べごたえのあるサラダには、気楽な一杯を。
ぴーきちのつぶやき
豆腐1丁をのせると、サラダというより豆腐料理になります。それでも減らす気になれないので、毎回1丁まるごと使っています。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:にがり(豆腐が固まるしくみ)
ひとことで:海水から塩を取ったあとに残る、豆乳を固める成分。
詳しく:豆乳はそのままでは固まりません。ここににがり(主成分は塩化マグネシウム)を加えると、大豆のたんぱく質どうしが結びついて網目をつくり、水を抱え込んだまま固まります。これが豆腐。絹ごしと木綿の違いは、原料でも製法の難易度でもなく「水を抜くかどうか」です。
絹ごしは濃い豆乳を型の中で丸ごと固めるので、水を含んだままなめらか。木綿は一度固めたものを崩し、布を敷いた型で圧をかけて水を抜くので、しっかりした食感になり、布の目が表面に残ります。絹ごしのほうが水分が多いぶん、同じ重さならたんぱく質は木綿のほうが多いのもここから来ています。
このレシピでは:絹ごしを水切りせずに使うのは、この「水を抱えた構造」ごと味わうためです。崩れた豆腐はたれと混ざり、マヨネーズだけでは出せないやわらかいコクになります。逆に食べごたえを求めるなら木綿——同じ料理でも、狙う食感で選ぶ豆腐が変わります。
そしてたれを直前にかけるのは、塩分が豆腐の網目から水を引き出す前に食べるため。豆腐料理が「作り置きに向かない」と言われるのは、この構造が塩と時間に弱いからです。

