⏰ 調理時間20分
🍽 2人分(4個)
🍺 甘辛・チーズが伸びる
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約720kcal/たんぱく質28g・脂質42g・糖質58g
🍽 全量(2人分(4個)):約1440kcal/たんぱく質56g・脂質84g・糖質116g
ごはんでさけるチーズを包んで俵型に握り、豚バラを巻いて甘辛く焼きます。切ったときにチーズが伸びるので、見た目でも楽しめます。
材料(2人分(4個))
- 温かいごはん:300g
- さけるチーズ:2本
- 豚バラ薄切り肉:8枚(約150g)
- 片栗粉:大さじ2
- ごま油:大さじ1
- 白いりごま・小ネギ:各適量
- 【A】醤油:大さじ2
- 【A】酒:大さじ1
- 【A】みりん:大さじ1
- 【A】砂糖:大さじ1
- 【A】コチュジャン:小さじ1
作り方
- さけるチーズは半分の長さに切る(4本分)。【A】は混ぜ合わせておく。
- ごはんを4等分し、チーズを芯にして俵型に握る(★手を水で濡らすと握りやすい。きつく握りすぎないこと)。
- 豚バラを2枚ずつ、隙間なく巻きつける。全体に片栗粉を薄くまぶす(★たれが絡み、はがれ止めにもなります)。
- フライパンにごま油を熱し、巻き終わりを下にして並べ、転がしながら中火で5〜6分、全面に焼き色をつける。
- 余分な油を拭き取ってから【A】を加え、中火で1〜2分煮からめる(★油が残っているとたれが絡みません)。
- 器に盛り、白ごまと小ネギを散らす。
おいしさのヒミツ
- ごはんはきつく握らない。詰めすぎると固くなり、チーズも伸びません
- 巻き終わりを下にして焼き始める。最初に接地面が固まればほどけません
- たれは最後に。先に入れると砂糖が焦げて、肉に火が通る前に黒くなります
よくある質問
チーズが流れ出てしまいます
ごはんの包みが薄い可能性があります。チーズの周りを1cm以上のごはんで覆ってください。焼きすぎも原因で、たれを絡めたらすぐ火を止めるのが正解です。
普通のスライスチーズでもいいですか?
とろけるタイプのスライスチーズを丸めて使えます。ただしさけるチーズのほうが溶けにくく、形が残るので扱いやすい(理由は下の🔬で)。プロセスチーズのブロックを棒状に切るのも良い方法です。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。温め直しはレンジ600Wで1分半→トースターで2分が、中まで温かく表面も締まります。冷えるとごはんが固くなるので、必ず温めてください。
合うお酒
甘辛いたれと豚バラ、伸びるチーズ。がっつりした味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——甘辛い肉巻きには、冷たい炭酸
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——豚バラの脂とチーズを切りたいときに
- 🍶 日本酒は、ぬる燗(40℃前後)で純米酒——甘辛いたれと燗酒は相性がいい組み合わせです
迷ったらビール。〆にもつまみにもなる、便利な一品です。
ぴーきちのつぶやき
切ったときにチーズが伸びるのが楽しくて、つい人に見せたくなります。味も見た目も強いので、来客の日にもよく作ります。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:さけるチーズが裂ける理由(繊維が一方向に並ぶ)
ひとことで:加熱して練り、引き伸ばすことで、チーズのたんぱく質が一方向にそろう。だから縦にきれいに裂ける。
詳しく:さけるチーズが縦に裂けるのは、製造過程でたんぱく質の繊維が一方向にそろえられているからです。作り方はパスタフィラータという製法で、①凝固させたチーズを熱湯の中で練る ②やわらかくなったところを、一定方向に何度も引き伸ばす。
この「引き伸ばす」工程で、ばらばらだったたんぱく質の繊維が一列に並びます。モッツァレラも同じパスタフィラータ製法——だから、ピザのモッツァレラがよく伸びるのも、さけるチーズが裂けるのも、同じ原理です(水分量と熟成の違いで、片方は柔らかく、片方は裂ける)。
この構造には調理上の利点があります。
①加熱しても形が崩れにくい——繊維がそろっているので、溶けても糸を引く方向に伸びる。
②中に包む具材として扱いやすい——スライスチーズのように溶け広がりません。ちなみに裂きやすいのは冷えているとき——常温に戻すと繊維がゆるんで裂けにくくなります。
このレシピでは:この料理でさけるチーズを使うのは、「溶けても形が残る」からです。スライスチーズだと、焼いている間に溶けて流れ出しやすい。さけるチーズは繊維がそろっているので、加熱しても中心に留まり、切ったときに伸びます。「包んで加熱するチーズには、さけるチーズかモッツァレラ」——チーズインハンバーグも、チーズタッカルビも、この性質を使っています。

