⏰ 調理時間5分
🍽 2人分(4個) 🔥 火を使わない
🧊 作り置き:当日中(冷凍なら3週間OK)
📊 1人分・2個(推定):約280kcal/たんぱく質4g・脂質6g・糖質51g
🍽 全量(2人分・4個):約560kcal/たんぱく質8g・脂質12g・糖質102g
ごはんに混ぜて握るだけ。天かすの油がごはんの表面を覆うので、冷めてもぼそつきにくいおにぎりになります。関西の味を、道具なしで再現できます。
材料(2人分(4個))
- ごはん:300g(茶碗2杯分)
- 紅しょうが:30g
- 天かす:大さじ3(約12g)
- 小ネギ:2本(約10g)
- 【A】めんつゆ(3倍濃縮):小さじ2
- 【A】マヨネーズ:小さじ1
- 【A】塩:少々
作り方
- 紅しょうがは粗みじん切りにして、キッチンペーパーで水気を絞る(★汁が残るとごはんがべたつき、握れなくなります)。小ネギは小口切りに。
- ボウルに温かいごはんと【A】を入れて混ぜる(★冷たいごはんだと調味料が均一に回りません)。
- 紅しょうがと小ネギを加えて混ぜ、最後に天かすを加えてさっくり合わせる(★天かすは混ぜすぎると潰れて、サクサク感が消えます)。
- 4等分してふんわり握る(★強く握ると天かすの空気が潰れます)。
おいしさのヒミツ
- 天かすは最後に、さっくり。早く入れて混ぜ込むと、ごはんの水分を吸ってただの油の塊になります
- マヨネーズ小さじ1は味というより、つなぎと保湿。油分がごはんの表面を覆い、冷めても硬くなりにくくなります
- 紅しょうがの汁は絞って捨てます。酸と塩が強すぎて、残すとごはん全体が酸っぱくなります
よくある質問
天かすの代わりは?
揚げ玉でも同じものです(呼び方が違うだけ)。無い場合は、砕いた素揚げの春雨やフライドオニオンでも食感は近づきます。
冷凍できますか?
できます。1個ずつラップで包んで冷凍し、3週間ほど。解凍は600Wで1分半が目安。ただし天かすのサクサク感は失われますので、食感を楽しみたいなら当日中に。
お弁当に入れられますか?
入れられます。しっかり冷ましてからラップで包んでください。マヨネーズが入っているので、夏場は保冷剤を添えると安心です。
合うお酒
おにぎりなので、お酒より締めの一品という位置づけです。
- 🏆 本命:よく冷えたビール——紅しょうがと天かすは粉ものの味なので、ビールとの相性はそのまま良好です
- 🍶 日本酒なら、純米を花冷え10℃で——だしの効いた味付けなので、米の酒が自然に合います
- 🍵 お茶でも十分——締めのおにぎりとして食べるなら、これがいちばん
迷ったらお茶。〆に食べるなら、無理に合わせなくて構いません。
ぴーきちのつぶやき
天かすは大さじ3と書きましたが、袋を開けるとつまみ食いが始まります。おにぎりに入る前に、だいたい大さじ1は消えています。今日もお疲れ様です🍻
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🔬 調理科学ことば:でんぷんの老化(冷めたごはんが硬くなる理由)
ひとことで:炊きたてのごはんは、冷めるとでんぷんが結び直されて硬くなる。
詳しく:米のでんぷんは、炊くと水を吸ってほどけ、やわらかくなります(糊化)。ところが冷めるにつれて、ほどけていたでんぷんが再び結び直され、水を吐き出しながら硬くなっていきます(老化)。冷やごはんがぼそつくのはこれ。老化がいちばん進みやすいのは0〜5℃、つまり冷蔵庫の温度帯で、だから「冷蔵庫のごはんは硬い」と言われます。
逆に冷凍庫の温度まで一気に下げると、老化が進む前に凍るので、解凍すれば炊きたてに近い状態に戻ります。ごはんを保存するなら冷蔵より冷凍、というのはこの性質によるものです。
このレシピでは:油分はでんぷんの表面を覆い、水が抜けるのを遅らせます。天かすとマヨネーズが入っているこのおにぎりが、冷めてもぼそつきにくいのはそのため。コンビニのおにぎりに少量の油が使われていることがあるのも同じ理屈です。作り置きするなら冷蔵ではなく冷凍——ラップで包んで凍らせれば、老化が進む温度帯を素通りできます。

