⏰ 調理時間15分(漬け15分別)
🍽 2人分
🍺 定番
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約350kcal/たんぱく質16g・脂質20g・糖質20g
🍽 全量(2人分):約710kcal/たんぱく質32g・脂質40g・糖質40g
たれに漬けてから焼く生姜焼き。しょうがには肉をやわらかくする酵素が含まれているので、漬ける15分に意味があります。焼くだけの生姜焼きとは仕上がりが変わります。
材料(2人分)
- 豚ロース(生姜焼き用):150g
- 玉ねぎ:1/4個(約50g)
- しょうが:10g(千切り用)
- キャベツ(千切り):100g
- サラダ油:大さじ1
- 【A】しょうゆ:大さじ2
- 【A】みりん:大さじ2
- 【A】酒:大さじ1
- 【A】砂糖:大さじ1
- 【A】おろししょうが:大さじ1
作り方
- しょうがは千切り、玉ねぎは薄切りにする。豚肉は脂身と赤身の境目に数か所切り込みを入れる(★焼いたときに反り返るのを防ぎます)。
- バットで【A】を混ぜ、豚肉・玉ねぎ・千切りしょうがを入れて15分漬ける(★30分を超えると肉がやわらかくなりすぎて、ほろほろに崩れます)。
- フライパンに油を熱し、肉を1枚ずつ広げて並べ、片面1分ずつ焼く(★重ねると蒸れて、焼き色がつきません)。
- 玉ねぎと残ったたれを加えて、とろみが出るまで煮絡める。
- 器にキャベツの千切りを敷き、肉と玉ねぎを盛る。
おいしさのヒミツ
- 漬け時間は15分がちょうどいい。短いと酵素が働かず、長すぎると肉の繊維がほぐれすぎて食感が消えます
- おろししょうがと千切りしょうがを両方使います。おろしは酵素と辛味、千切りは香りと食感——役割が違います
- キャベツの千切りはたれを受ける役。染みたキャベツが、この料理のもう一つの主役です
よくある質問
肉が硬くなります
焼きすぎが原因です。生姜焼き用の薄い肉は、片面1分で十分に火が通ります。また重ねて焼くと蒸れて硬くなるので、1枚ずつ広げてください。
豚こまでも作れますか?
作れます。漬け時間は10分に短縮してください。こま切れは薄いので、酵素が効きすぎると崩れます。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。お弁当にも入れられます。冷めても硬くなりにくいのは、漬けた効果です。
合うお酒
甘辛いたれとしょうがの香り。日本の家庭料理の定番です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——甘辛い豚肉には冷たい炭酸。定食の定番がそのまま正解です
- 🍶 日本酒なら、純米を花冷え10℃で——しょうがの香りと米の旨味が寄り添います
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——たれの甘さを切りたいときに
迷ったらビール。生姜焼きとビールは、説明の要らない組み合わせです。
ぴーきちのつぶやき
キャベツの千切りが面倒で、最近は袋入りを買っています。手で切ったほうがうまいと言われますが、正直まだ違いが分かりません。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:プロテアーゼ(しょうがが肉をやわらかくする理由)
ひとことで:たんぱく質を分解する酵素。しょうがに含まれている。
詳しく:しょうがにはジンジパインというたんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)が含まれています。この酵素が肉のたんぱく質をゆるやかに切り離し、繊維をほぐしてやわらかくします。同じ働きを持つ食材は他にもあり、パイナップル・キウイ・パパイヤ・玉ねぎ・塩麹などが代表的。
だから「肉をやわらかくしたいときに、すりおろした玉ねぎに漬ける」といった方法が成り立ちます。ただし酵素は熱に弱いので、加熱前に漬ける必要がある。そして効きすぎると肉がぼろぼろに崩れます——パイナップルに長時間漬けた肉が溶けたようになるのはこのためです。
このレシピでは:15分という漬け時間には理由があります。しょうがの酵素は穏やかなので、この時間で繊維がほどよくほぐれる。30分を超えると効きすぎて、焼いたときに崩れます。そしておろししょうがのほうが酵素がよく働きます——細胞が壊れているぶん、酵素が肉に直接触れるからです。
千切りしょうがは香りの担当なので、この2つは代わりになりません。

