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ひじきと油揚げの炊き込みご飯 〜枝豆入り〜【60分・炊飯器】

⏰ 調理時間60分(炊飯含む) 🍽 4人分 🔥 炊飯器 🧊 作り置き:冷蔵2日・冷凍3週間OK

📊 1人分(推定):約320kcal/たんぱく質7g・脂質3g・糖質62g
🍽 全量(4人分):約1290kcal/たんぱく質28g・脂質12g・糖質248g

ひじきと油揚げの炊き込みご飯。油揚げをフライパンで空煎りしてから入れる——このひと手間だけで、炊き上がりの香りがまるで変わります。

材料(4人分)

  • 米:2合
  • ひじき(乾燥):5g
  • 油揚げ:1枚(約30g)
  • にんじん:1/4本(約40g)
  • 冷凍枝豆(さやなし):30g
  • 【A】しょうゆ:大さじ2
  • 【A】みりん:大さじ2
  • 【A】和風だしの素:小さじ1
  • 【A】塩:ひとつまみ

作り方

  1. ひじきは水で20分戻して、ザルにあげて水気を切る(★戻し汁は使いません。えぐみが出ることがあります)。にんじんは千切り、油揚げは短冊切りに。
  2. 油揚げを油をひかないフライパンで、焼き色がつくまで空煎りする(★油抜きも兼ねます。香ばしさが加わり、油っぽさは抜けます)。
  3. 炊飯器に米と【A】を入れ、2合の目盛りまで水を注いでから軽く混ぜる(★調味料を先に入れてから水を足すこと。逆にすると水加減がずれます)。
  4. ひじき・にんじん・油揚げを上にのせるだけで、混ぜずに炊く(★混ぜると米に熱が回りにくくなり、炊きムラの原因になります)。
  5. 炊き上がったら冷凍枝豆を加えて、底からさっくり混ぜる(★枝豆は一緒に炊くと色が抜けます。余熱で十分に温まります)。

おいしさのヒミツ

  • 油揚げの空煎りが、この炊き込みご飯の分かれ目。生のまま入れると油の膜が味を邪魔しますが、焼くと香ばしさに変わります
  • 枝豆は最後に混ぜます。一緒に炊くと鮮やかな緑が黄色く抜けて、見た目も食感も落ちます
  • 塩ひとつまみは味を濃くするためではなく、輪郭を出すため。しょうゆだけだと甘辛さがぼやけます

よくある質問

ひじきの戻し汁は使えますか?

使わないでください。ひじきの戻し汁にはえぐみや不純物が出ることがあり、炊き込むと風味が濁ります。戻したあとは軽く洗って水気を切ってください。

具を入れると米が硬くなります

調味料を入れてから水を足していないのが原因です。しょうゆとみりんで大さじ4=約60mlあるので、これを水の一部として数えないと水が足りなくなります。

どのくらい日持ちしますか?

冷蔵で2日冷凍なら3週間1食分ずつラップで包んで冷凍しておくと、忙しい日の主食になります。解凍は600Wで2分が目安です。

合うお酒

だしの効いたご飯もの。おかずというより食事なので、お酒は締めの一杯として。

  • 🏆 本命:純米日本酒を、ぬる燗45℃で——だしの旨味と米の旨味が同じ方向を向きます。炊き込みご飯と燗酒は、和食のいちばん静かな組み合わせです
  • 🍺 よく冷えたビール——おにぎりにして持ち出すなら、これが気楽
  • 🍵 お茶でも十分——この一皿は、お酒がなくても成立する数少ないレシピです

迷ったらぬる燗。だしの効いたご飯には、温めた酒がよく合います。

ぴーきちのつぶやき

炊き上がりの蓋を開ける瞬間だけは、毎回ちょっと得意げになります。何もしていないのに、自分が作った感が一番強い料理です。今日もお疲れ様です🍻

🔬 調理科学ことば:油揚げの空煎り(油抜きと香ばしさの両立)

ひとことで:油をひかずに焼くことで、余分な油を落としながら香りを足す方法。

詳しく:油揚げは豆腐を油で揚げたものなので、表面に古い油が残っています。この油は時間とともに酸化し、独特の重い匂いに変わる。だから料理の前に熱湯をかけて油を落とす「油抜き」をするのが定石です。ところが油抜きには弱点があり、油と一緒に風味も抜けて、水っぽくなります。ここで使えるのが空煎り——油をひかないフライパンで焼くと、表面の油は溶け出して落ち、同時に焼き色(メイラード反応)で香ばしさが生まれます。抜くだけの油抜きと違い、引き算と足し算を同時にやっているのが空煎りです。

このレシピでは:炊き込みご飯は具の匂いが全体に回る料理なので、油揚げの酸化した油の匂いも米に移ります。だから空煎りの効果が特に大きい。焼き色がついた油揚げは、炊いている間にその香ばしさをご飯に渡します。フライパンを1つ余分に洗うことになりますが、この料理では確実に元が取れる手間です。同じ理屈で、味噌汁やうどんに入れる油揚げも、焼いてから加えると香りが立ちます。

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