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ささみフライ【スパイスは下味と衣の二段で】

⏰ 調理時間50分(漬け30分含む)
🍽 2人分
🍺 スパイシー・高たんぱく
🧊 作り置き:冷蔵2日OK

📊 1人分(推定):約260kcal/たんぱく質24g・脂質13g・糖質14g
🍽 全量(2人分):約510kcal/たんぱく質48g・脂質26g・糖質28g

ささみをスパイスに30分漬けスパイスを混ぜた粉で揚げます。下味と衣の両方にスパイスを入れるのが、味がぼけない理由です。

材料(2人分)

  • 鶏ささみ:4本(約200g)
  • 牛乳:50ml
  • 揚げ油:適量
  • 塩こしょう:適量
  • ケチャップ・マヨネーズ:各適量
  • 【A・下味】塩こしょう:適量
  • 【A・下味】ガーリックパウダー:大さじ1
  • 【A・下味】パプリカパウダー:小さじ1
  • 【A・下味】オレガノ:小さじ1
  • 【B・衣】小麦粉:100g
  • 【B・衣】片栗粉:50g
  • 【B・衣】塩:小さじ1
  • 【B・衣】黒こしょう:小さじ1/2
  • 【B・衣】ガーリックパウダー:小さじ1

作り方

  1. ささみは筋を取り、一口大のそぎ切りにする。【A】をまぶして30分置く(★冷蔵庫で)。
  2. ボウルに【B】を混ぜる。
  3. 別のボウルに【B】を大さじ3だけ取り分け、牛乳を少しずつ加えて、ぽってりしたバッター液を作る。
  4. ささみをバッター液→【B】の粉の順につける(★粉を握るように押しつけると、ごつごつした衣になります)。
  5. 170℃の油で4〜5分きつね色でカリッとするまで揚げる。ケチャップとマヨネーズを添える。

おいしさのヒミツ

  • スパイスは下味にも衣にも。片方だけだと冷めたときに味が消えます
  • 粉は握るように押しつける。ごつごつした凹凸が、カリッとした食感を作ります
  • 30分の漬け時間は省かない。表面だけの味と、中まで入った味は別物です

よくある質問

衣がはがれます

バッター液が薄い可能性があります。ぽってりして、菜箸から途切れずに落ちるくらいが目安。牛乳は少しずつ加えてください。粉をつけたらすぐ揚げるのも重要です。

スパイスがないものは省けますか?

ガーリックパウダーだけは残してくださいパプリカパウダーは色と香り、オレガノは爽やかさ担当——なくても成立しますが、ガーリックが抜けると、ただの塩味のフライになります。

作り置きできますか?

冷蔵で2日スパイスが二段で入っているので、冷めても味がぼけません——お弁当向きです。温め直しはトースターで3分(レンジだと衣がしなびます)。

合うお酒

ガーリック、パプリカ、オレガノ。スパイスが効いた、洋風のフライドチキンです。

  • 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——スパイスと揚げ物。ビールを飲むために作る料理です
  • 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4を氷たっぷりで——スパイスの余韻を切りたい日に
  • 🍷 白ワインなら、辛口をよく冷やして(8〜10℃)——オレガノの香りに寄せるなら

迷ったらビール。スパイスの効いた揚げ物には、一杯目から。

もう一品、主役がほしい日に

極 牛たん入り背脂餃子

目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。

くわしく見る →

ぴーきちのつぶやき

スパイスを衣にも混ぜると知ってから、冷めたフライがおいしくなりました。翌日のお弁当のために多めに揚げています。今日もお疲れ様です🍻

🔬 調理科学ことば:スパイスを下味と衣の二段で入れる

ひとことで:下味のスパイスは中の味、衣のスパイスは口に入った瞬間の香り。役割が違うので両方に入れる。

詳しくスパイスを効かせた揚げ物では、下味と衣の両方にスパイスを入れるのが基本です。理由はスパイスの香り成分の多くが揮発性で、加熱すると飛んでしまうから。下味だけに入れると、揚げている数分の間に香りの大部分が失われます——残るのは塩気と、油に溶けた一部の成分だけ

一方で衣だけに入れると、口に入った瞬間の香りは強いが、噛んだ中身は味がないだから二段で入れる

①下味(漬ける)——時間をかけて肉の内部に浸透させる。塩と一緒に入れることで、浸透圧で中まで運ばれます

②衣(粉に混ぜる)——揚げた直後に一番強く香る層を作る粉に混ぜたスパイスは、揚げ油の熱で香りが立ち、衣の中に閉じ込められますフライドチキンのチェーン店が「秘伝のスパイス」を粉に混ぜているのは、この理屈です。ガーリックパウダーは、生のにんにくと違って焦げないので、衣に混ぜるのに向いています

このレシピではこの料理は、下味に4種類、衣に3種類のスパイスを入れています共通しているのはガーリックパウダー——中の味と表面の香りを、同じ方向でつなぐ役です。そして二段で入っているから、冷めてもお弁当に入れても味がぼけない「冷めてもおいしい揚げ物」の正体は、スパイスの入れ方にあります

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