⏰ 調理時間10分
🍽 2人分
🍺 レンジだけ・ボリューム
🧊 作り置き:当日中
📊 1人分(推定):約290kcal/たんぱく質20g・脂質20g・糖質8g
🍽 全量(2人分):約580kcal/たんぱく質40g・脂質40g・糖質16g
ささみをレンジにかけて、アボカドとキムチで和えるだけ。火を使いません。ささみの淡白さを、アボカドのコクとキムチの辛味が両側から補います。
材料(2人分)
- 鶏ささみ:3本(約150g)
- アボカド:1個(約140g)
- 白菜キムチ:100g
- 酒:大さじ1
- 塩こしょう:少々
- ごま油:大さじ1
- 小ネギ(小口切り):適量
- 白いりごま:適量
作り方
- ささみは筋を取り、塩こしょうを振って耐熱容器に入れる。酒を大さじ1ふりかけ、ふんわりラップをする。
- レンジ600Wで2分半(500Wなら3分)加熱し、ラップをしたまま5分置く(★余熱で中まで火が入ります。理由は下の🔬で)。
- 粗熱が取れたら手で細く裂く(★出た蒸し汁も少し使うと、しっとりします)。
- アボカドは種を取って皮をむき、2cm角に切る。
- ボウルにささみ・アボカド・キムチ・ごま油を入れ、アボカドを崩さないようさっくり混ぜる。器に盛り、小ネギと白ごまを散らす。
おいしさのヒミツ
- 酒をふってからレンジ。蒸気が回って、ささみがしっとりします
- 加熱後5分置く。ここを省いて追加加熱すると、一気にパサつきます
- 蒸し汁を少し使う。捨てずに和えると、旨味が戻ります
よくある質問
ささみがパサつきます
加熱しすぎです。レンジ2分半+余熱5分が目安。火が通っていない気がしても、まず5分待ってください——余熱で中心まで届きます。それでも生っぽければ、30秒ずつ追加してください。
キムチの代わりは?
コチュジャン小さじ1+醤油小さじ1で味の方向は近づきます(食感は変わります)。キムチの汁も少し入れると、発酵の酸味が加わって味に深みが出ます。
作り置きできますか?
当日中です。アボカドが変色し、キムチから水も出ます。ささみを蒸して裂いておくところまでなら冷蔵2日持つので、そこまで準備しておくと3分で完成します。
合うお酒
キムチとごま油、アボカドのコク。韓国風の和え物です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——キムチとごま油には、冷たい炭酸
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——韓国の料理と蒸留酒は相性がいい組み合わせです
- 🍋 レモンサワーは無糖タイプ——アボカドの脂をレモンの酸で切る
迷ったらビール。キムチが入っている時点で、答えは決まっています。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
ささみは味が薄いから苦手だったのですが、アボカドとキムチという濃い相手と組ませると、ちょうどよくなると気づきました。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:レンジで蒸し鶏(酒と余熱でパサつかせない)
ひとことで:レンジは内部から加熱するので水分が飛びやすい。酒で蒸気を作り、余熱で仕上げると水分が残る。
詳しく:レンジで鶏肉がパサつくのは、マイクロ波が水分子を直接振動させて加熱するためです。水が沸騰して蒸気になり、外へ逃げていく——これがパサつきの正体。だから対策は「水分を逃がさない」「加熱しすぎない」の2点になります。
①酒(または水)をふる——庫内で蒸気が発生し、ラップの中が蒸し器のような状態になる。表面が乾かず、しっとり仕上がります。酒にはもうひとつ、匂いを抑える働きもあります。
②ふんわりラップをする——蒸気を閉じ込める。ぴったり張ると破裂の恐れがあるので「ふんわり」。
③加熱後に置く——レンジは表面から数cmしか届かないので、中心へは熱が伝わるのを待つ必要があります。ここで追加加熱してしまうと、外側が加熱されすぎて硬くなる。「足りない気がしても、まず待つ」のが鉄則です。
④出た蒸し汁を使う——旨味が溶けているので、捨てずに和え物に戻します。
このレシピでは:この料理では、ささみという最もパサつきやすい部位を扱っています(脂質が非常に少ないため)。だから「酒・ふんわりラップ・余熱5分」の3点セットが全部要ります。そして蒸し汁を少し戻す——ここまでやると、店の蒸し鶏に近いしっとり感になります。
「レンジの鶏は、酒と余熱」。バンバンジー、サラダチキン、棒棒鶏、すべて同じ作り方で失敗しなくなります。

