⏰ 調理時間15分
🍽 2人分
🍺 スパイシー・彩りがいい
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約170kcal/たんぱく質20g・脂質8g・糖質8g
🍽 全量(2人分):約340kcal/たんぱく質40g・脂質16g・糖質16g
ささみとアスパラ、パプリカをチリパウダーで炒めます。辛いだけの粉ではなく、香りのあるミックススパイスなので、少量でも料理の顔が変わります。
材料(2人分)
- 鶏ささみ:3本(約150g)
- アスパラガス:4本(約80g)
- パプリカ:1/2個(約70g)
- にんにく:1かけ(みじん切り)
- オリーブオイル:大さじ1
- 塩こしょう:少々
- 【A】ケチャップ:大さじ1と1/2
- 【A】顆粒コンソメ:小さじ1
- 【A】チリパウダー:小さじ1
- 【A】醤油:小さじ1
作り方
- ささみは筋を取り、そぎ切りにして塩こしょうを振る。
- アスパラは根元を切り落とし、下から1/3の皮をむいて3cm幅に切る。パプリカは一口大の乱切りに。
- 【A】を混ぜ合わせておく。
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったらささみを加えて中火で3分炒める。
- アスパラとパプリカを加えて2分炒める。
- 火を弱めて【A】を加え、30秒で全体にからめる(★スパイスは焦げると苦くなります)。
おいしさのヒミツ
- チリパウダーは最後に。長く加熱すると香りが飛び、苦味だけが残ります
- にんにくは冷たい油から弱火で。熱した油に入れると焦げます
- ささみはそぎ切り。繊維を断つと、火が入っても硬くなりにくくなります
よくある質問
チリパウダーがないときは?
一味唐辛子小さじ1/4+パプリカパウダー小さじ1/2+クミン少々でおおよそ近づきます。一味唐辛子だけで代用すると、辛いだけで香りが出ません(理由は下の🔬で)。カレー粉小さじ1でも成立しますが、方向はインド寄りになります。
ささみがパサつきます
炒めすぎです。そぎ切りにしたささみは3分で十分。心配なら片栗粉を薄くまぶしてから炒めてください——膜ができて水分が逃げにくくなります。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。彩りがいいのでお弁当に向きます。冷たいままでもおいしいので温め直しは不要。温める場合はレンジ600Wで1分。
合うお酒
スパイスとケチャップ、にんにく。洋風のしっかりした味です。
- 🏆 本命:白ワインは、辛口をよく冷やして(8〜10℃)——スパイスと鶏肉には、酸のある白が合います
- 🍺 キンキンに冷えたビール——スパイスの香りには炭酸も
- 🥂 赤ワインなら、軽めを少し冷やして(14〜16℃)——パプリカとケチャップの甘みに寄せるなら赤も
迷ったら白ワイン。彩りがいいので、人が来る日にも出せます。
ぴーきちのつぶやき
チリパウダーを買ったものの使い道がわからず眠らせていたのですが、炒め物の最後に振るだけで料理が変わると知って、出番が増えました。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:チリパウダーは混合スパイス(一味唐辛子とは別物)
ひとことで:チリパウダーは唐辛子だけの粉ではなく、複数のスパイスをブレンドしたもの。だから香りが出る。
詳しく:名前が似ていて混同されやすいスパイスを整理しておきます。
①一味唐辛子=赤唐辛子だけを粉にしたもの。辛味だけで、香りはほとんどありません。
②七味唐辛子=唐辛子に、山椒・ごま・陳皮・麻の実などを混ぜた日本の混合スパイス。
③チリパウダー=唐辛子をベースに、クミン・オレガノ・ガーリック・パプリカなどを混ぜたメキシコ/アメリカ由来の混合スパイス。辛味より香りが主役で、タコスやチリコンカンに使われます。
④カイエンペッパー=辛味の強い唐辛子だけの粉(一味に近い)。
⑤パプリカパウダー=辛くないパプリカの粉。色と甘い香りをつける。つまり「チリパウダーがないから一味で代用」は、辛さは足りても香りが出ません。スパイス全般に共通する扱い方が2つあります。
①油と一緒に加熱すると香りが立つ(香り成分が脂溶性のため)。
②加熱しすぎると香りが飛び、焦げて苦くなる。だから「油で軽く、短時間」が原則です。
このレシピでは:この料理で【A】を最後に入れて30秒でからめるのは、チリパウダーの香りを飛ばさないためです。最初から入れて炒め続けると、香りは飛んで苦味だけが残ります。そして油とにんにくを先に熱してあるので、そこへ加えたスパイスはすぐ香りが立ちます——油という媒体がすでに用意されている状態。
「スパイスは、油のあるところへ、最後に、短く」。カレーでも炒め物でも、この順番が香りを決めます。

