⏰ 調理時間10分 🍽 2人分 🍺 シャキポリ 🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約390kcal/たんぱく質18g・脂質29g・糖質8g
🍽 全量(2人分):約780kcal/たんぱく質35g・脂質58g・糖質15g
大根を煮ずに、薄く切って強火で炒めます。しみしみの煮物とは正反対の、シャキポリした食感になる大根です。仕上げのバターとレモンで、塩味に輪郭が出ます。
材料(2人分)
- 大根:1/4本(約300g)
- 豚こま切れ肉:200g
- にんにく:2片(約10g・スライス)
- ごま油:大さじ1
- バター:10g
- 粗挽き黒こしょう・白いりごま・青ネギ:各適量
- 【A】鶏がらスープの素:小さじ1
- 【A】酒:大さじ1
- 【A】レモン汁:小さじ1
- 【A】塩:少々
作り方
- 大根は皮をむき、3〜5mm厚さの半月切りにする(★薄さがこの料理の生命線。厚いと生っぽく、薄すぎるとしんなりします)。豚肉は大きければ一口大に。
- フライパンにごま油とにんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ったら豚肉を加えて炒める。
- 豚肉の色が変わったら大根を加え、蓋をして中火で1分蒸し焼きにする(★短時間で芯まで火を入れつつ、食感は残す時間です)。
- 蓋を取り、【A】を加えて強火で一気に炒め合わせる(★水分を飛ばしながら。長く炒めると大根から水が出ます)。
- 火を止めてバターを加え、余熱で絡める。器に盛り、黒こしょう・白いりごま・青ネギを散らす。
おいしさのヒミツ
- 大根は「煮る」以外の選択肢がある。薄切りにして強火で短時間なら、シャキポリした食感が残ります
- バターは火を止めてから。加熱すると香りが飛んで、ただの油になります
- レモン汁小さじ1が、塩味の輪郭をつくります。塩と鶏がらだけだとぼやけますが、酸が入ると全体が締まります
よくある質問
大根の部位はどこを使いますか?
上(葉に近い側)がおすすめです。理由は下の🔬で。下(先端)を使う場合は、辛味が強いので薄めに切ってください。
豚こま以外だと?
豚バラでも作れますが、脂が多いのでバターを5gに減らしてください。鶏もも肉なら1人分で約80kcal下がります。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。ただしシャキポリ感は当日がいちばんです。翌日は味が染みてしっとりするので、別の料理として楽しんでください。
合うお酒
にんにくバターと塩。ごはんにも合う、しっかりした味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——にんにくバターには冷たい炭酸がいちばん
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——バターと豚の脂を切りたいときに
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——塩味の料理にはすっきりした蒸留酒も
迷ったらビール。にんにくバターが効いていれば、答えは決まっています。
ぴーきちのつぶやき
大根は煮るものだと思い込んでいたので、炒めるとこうなると知ったときは軽く驚きました。今では冬に一番作る大根料理です。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:大根の部位(上と下で味が違う)
ひとことで:大根は葉に近いほど甘く、先端ほど辛い。
詳しく:大根は1本の中で味が大きく変わる野菜です。葉に近い上部は甘く、水分が多く、繊維がやわらかい。いっぽう先端(下部)は辛味が強く、繊維も硬め。この辛味の正体は、わさびと同じアリルイソチオシアネートで、虫や動物から身を守るために先端ほど多く蓄えられていると考えられています。だから使い分けの目安はこうなります——上部=サラダ・大根おろし(甘いおろし)・炒め物、中央=煮物・おでん(甘みと繊維のバランスが良い)、下部=味噌汁・漬物・辛い大根おろし。1本買ったら3つに切り分けて、別々に使うのが最も無駄がありません。
このレシピでは:この料理は炒め物なので、甘い上部が向いています。短時間の加熱では辛味が飛びきらないため、下部を使うとピリッとしすぎる。逆に、じっくり煮込む料理では辛味成分が加熱で分解されるので、下部でも問題ありません。「炒めるなら上、煮るなら下でもいい」——これを知っていると、1本を無駄なく使い切れます。

