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欧風カレー【ルーでとろみをつける煮込みカレー】

調理時間
50
分量
2人分
材料
18

ごちそう・煮込み/作り置き:冷蔵3日OK
1人分(推定):約620kcal/たんぱく質32g・脂質38g・糖質30g
全量(2人分):約1230kcal/たんぱく質64g・脂質76g・糖質60g

牛肉とすりつぶした香味野菜を、飴色の玉ねぎと一緒に煮込みます。市販のルーを使いながら、店の味に寄せる作り方です。ご飯は別勘定

材料(2人分)

押すと消えます。買い物のときにも使えます。

  • 牛肉(煮込み用)300g
  • カレールー2個(40g)
  • 玉ねぎ(みじん切り)1個
  • バター20g
  • 塩こしょう適量
  • ご飯適量
  • 【A】セロリ1本
  • 【A】人参1/2本
  • 【A】しょうが1かけ
  • 【A】にんにく1かけ
  • 【B】水500ml
  • 【B】トマトピューレ100ml
  • 【B】ケチャップ大さじ2
  • 【B】ウスターソース大さじ1
  • 【B】しょうゆ小さじ1
  • 【B】ローリエ1枚
  • 【C】ヨーグルト(無糖)50g
  • 【C】ガラムマサラ大さじ1

作り方

1

牛肉に塩こしょうを振る。【A】はミキサーでペースト状にする(★ミキサーがなければ、すべてみじん切りで可)。

2

鍋にバターを溶かし、玉ねぎを飴色になるまで炒める(★中火で15分。焦がさないよう時々混ぜる)。

3

【A】を加え、水分が飛ぶまで炒める(★ここで野菜の青臭さを飛ばします)。

4

牛肉と【B】を加え、煮立ったらアクを取り、10分煮込む。

5

いったん火を止めてカレールーを溶かし弱火でさらに10分煮込む(★沸騰させ続けるとルーの小麦粉が分離します)。

6

火を止めて【C】を加え混ぜる(★ガラムマサラの香りは加熱で飛びます)。器にご飯を盛り、かける。

動画で見る

おいしさのヒミツ

  • 玉ねぎは飴色まで15分。ここが甘みとコクの土台です
  • ルーは火を止めてから溶かす。沸騰した中に入れるとダマになります
  • ガラムマサラは最後に。市販ルーの平板さを、香りで持ち上げます

よくある質問

もっと簡単にできませんか?

【A】をミキサーにかけず、すべてみじん切りにして玉ねぎと一緒に炒めるだけでも成立します。省けないのは玉ねぎの飴色と、最後のガラムマサラ——この2つが「市販のルーの味」から抜け出す部分です。

ヨーグルトは必要ですか?

入れると味の角が取れて、まろやかになります牛乳や生クリームでも代用可ただし加熱しすぎると分離するので、必ず火を止めてから加えてください。

作り置きできますか?

冷蔵で3日カレーは翌日のほうがおいしいと言われるのは、時間をかけて具材のうま味が煮汁に移り、香辛料の刺激が丸くなるからただし常温放置は危険——粗熱が取れたら必ず冷蔵庫へ

合うお酒

牛肉、スパイス、トマトのコク。重厚で洋風の煮込みです。

  • 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——スパイスの余韻を、炭酸で流す
  • 🍷 赤ワインなら、しっかりめを少し冷やして(14〜16℃)——牛肉の煮込みには赤を
  • 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4を氷たっぷりで——重い皿を、軽い酒で受ける

迷ったらビール。カレーの辛さと炭酸は、相性が保証されています。

ぴーきちのつぶやき

市販のルーを使いながら、どこまで店の味に近づけるかを試した結果がこれです。玉ねぎを15分炒める時間だけは、どうしても短縮できませんでした。今日もお疲れ様です🍻

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🔬 調理科学ことば:「欧風カレー」とは(小麦粉のルーでとろみをつける方式)

ひとことで:欧風カレーは、小麦粉とバターで作ったルーでとろみをつけるカレー。インドのカレーにはとろみをつける小麦粉が入らない。

詳しく「欧風カレー」は、日本で生まれた呼び方です。インド料理のカレーと何が違うのか——最大の違いは「とろみのつけ方」インドのカレーは、スパイスと、玉ねぎ・トマト・豆・ヨーグルトなどの具材そのものでとろみを作ります小麦粉は使いません

一方の欧風カレーは、小麦粉をバターで炒めた「ルー」でとろみをつけますこれはフランス料理のソースの技法——ベシャメルソースやドゥミグラスソースと同じ作り方です。この方式がイギリス経由で日本に伝わり、日本のカレーライスになりました

市販のカレールーは、まさにこの「小麦粉+油脂+カレー粉」を固形にしたものだから「欧風カレー」を名乗る店の多くは、ドゥミグラスソースやフォンドヴォーといったフランス料理のだしを使い、じっくり煮込みますそして小麦粉のルーは、沸騰させ続けると油と分離します——だから「ルーを入れたら弱火」が鉄則です。

このレシピではこの料理は、市販ルー(=欧風の骨格)を使いながら、飴色玉ねぎ・香味野菜のペースト・トマト・ヨーグルト・ガラムマサラを足していますとろみは欧風、香りはインド寄りという組み立てです。ルーを火を止めてから溶かし、そのあと弱火で煮るのは、小麦粉のとろみを壊さないため

「ルーを入れたら沸騰させない」——市販カレーが格段においしくなる、たった一つのコツです

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