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ハッシュドビーフ風 生クリーム仕上げ【25分・ルウ不使用】

調理時間
25
分量
2人分
材料
15

ルウ不使用/作り置き:冷蔵3日・冷凍3週間OK
1人分(ごはん別・推定):約480kcal/たんぱく質22g・脂質33g・糖質18g
全量(2人分):約960kcal/たんぱく質44g・脂質66g・糖質36g

市販のルウを使わず、薄力粉大さじ1でとろみをつけるハッシュドビーフ風。粉を具材に絡めてから炒めるので、ダマになりません。仕上げの生クリームがトマトの酸をまとめます。

材料(2人分)

押すと消えます。買い物のときにも使えます。

  • 牛切り落とし肉200g
  • 玉ねぎ1個(約200g)
  • マッシュルーム6個(約60g)
  • にんにく1かけ(約5g)
  • 薄力粉大さじ1
  • バター10g
  • オリーブオイル大さじ1
  • 生クリーム50ml
  • 塩こしょう少々
  • 【A】トマト缶(カット)200g
  • 【A】水200ml
  • 【A】顆粒コンソメ小さじ1
  • 【A】ウスターソース大さじ1
  • 【A】しょうゆ大さじ1
  • 【A】砂糖大さじ1

作り方

1

牛肉は食べやすい大きさに切る。玉ねぎとマッシュルームは薄切り、にんにくはみじん切りに。

2

フライパンにオリーブオイルとバターを熱し、にんにくと玉ねぎを入れて塩ひとつまみを振り、あめ色手前まで炒める(★塩を振ると水が出て、炒める時間が短縮されます)。

3

牛肉を加えて炒め、色が変わったらマッシュルームを加えてさっと炒め合わせる。

4

薄力粉を振り入れ、粉っぽさがなくなるまでしっかり炒める(★ここでの炒めが足りないとダマになり、粉の味も残ります。1〜2分は炒めてください)。

5

【A】をすべて加え、時々混ぜながら弱火で10分煮込む。

6

塩こしょうで味を調え、火を弱めて生クリームを加え、ひと混ぜして火を止める(★沸かすとトマトの酸で分離します)。器にごはんを盛り、たっぷり注ぐ。

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おいしさのヒミツ

  • 薄力粉は「具材に絡めてから炒める」のが鉄則。水分に直接入れると必ずダマになります。粉が油をまとった状態で液体に触れると、なめらかに広がります
  • 砂糖大さじ1はトマトの酸を抑えるため。市販のルウには糖類が含まれているので、使わない作り方では自分で補う必要があります
  • ウスターソースとしょうゆの2つで奥行きが出ます。どちらも複数の材料を発酵・熟成させたものなので、1本で何種類もの味が入ります

よくある質問

ダマになってしまいました

薄力粉の炒めが足りなかったのが原因です。できてしまった場合は、泡立て器で混ぜながら弱火で加熱すると、ある程度ほぐれます。次回は粉を入れてから1〜2分しっかり炒めてください。

牛肉の部位は?

切り落としで十分です。煮込み時間が10分と短いので、硬い部位は柔らかくなりません。逆にすね肉などを使う場合は、煮込みを40分以上に伸ばす必要があります。

どのくらい日持ちしますか?

冷蔵で3日冷凍なら3週間翌日のほうが味が馴染んでおいしくなります。冷凍する場合は生クリームを入れる前の状態で保存し、温め直してから加えると分離しません。

合うお酒

トマトの酸味と牛肉のコク、生クリームのまろやかさ。しっかりした洋食です。

  • 🏆 本命:赤ワインの中程度のタイプを、16℃前後で——牛肉とトマトの組み合わせは赤ワインの定番です。冷やしすぎると渋みが立つので、室温より少し低いくらいで
  • 🍺 よく冷えたビール——ごはんにかけて食事として食べるなら、こちらのほうが気楽
  • 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——脂の多い一皿を切りたいときに

迷ったら赤ワイン。牛肉とトマトがそろえば、答えは決まっています。

ぴーきちのつぶやき

ルウを使わないと決めてから、常備していた箱がずっと戸棚に残っています。使う機会を失ったまま、賞味期限だけが近づいています。今日もお疲れ様です🍻

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🔬 調理科学ことば:ルウ(小麦粉と油で作るとろみの素)

ひとことで:小麦粉を油脂で炒めたもの。とろみと風味を同時につくる。

詳しく:カレーやシチューの「ルウ」は、小麦粉をバターや油で炒めたものです。なぜ油で炒めるのかというと、小麦粉の粒を油でコーティングするため。粉のまま水に入れると、表面だけが先に水を吸って固まり、内側に水が届かないままダマになります。

油で包んでおけば、粉の粒がばらばらの状態で液体の中に散り、均一にとろみがつく。そして炒める時間が長いほど色が濃くなり、香ばしさが増す代わりにとろみの力は弱まります——白いホワイトソースと、茶色いデミグラスの違いはここから来ています。

このレシピでは:手順4で薄力粉を具材に振り入れて炒めるのは、まさにこの原理です。フライパンにはすでにバターと肉の脂があるので、粉はそこで油をまといます。「ルウを別に作らず、鍋の中で作っている」と考えると分かりやすい。市販のルウを買わなくてもとろみがつくのは、この工程が代わりを果たしているからです。

炒めが1〜2分必要なのは、粉に完全に油を吸わせ、生の粉くささを飛ばすためです。

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