⏰ 調理時間15分
🍽 2人分
🍺 つけ汁熱々
🧊 作り置き:つけ汁のみ冷蔵3日OK
📊 1人分(推定):約760kcal/たんぱく質22g・脂質31g・糖質85g
🍽 全量(2人分):約1520kcal/たんぱく質44g・脂質62g・糖質170g
そうめんを、豚バラとネギの熱いつけ汁で食べる一皿。冷たい麺に熱い汁という組み合わせなので、夏の終わりや、そうめんに飽きた日の逃げ道になります。
材料(2人分)
- そうめん:4束(200g)
- 豚バラ肉:150g
- 長ネギ:1本(約100g)
- しいたけ:2個(約30g)
- ごま油:小さじ2
- 白いりごま:小さじ1
- 【A】水:500ml
- 【A】しょうゆ:大さじ3
- 【A】みりん:大さじ2
- 【A】酒:大さじ1
- 【A】砂糖:大さじ1
- 【A】和風だしの素:小さじ1
- 【A】おろししょうが:小さじ1
作り方
- 長ネギは1cmの斜め切り、しいたけは薄切り、豚バラは3cm幅に切る(★ネギは斜めに切ると断面が広がり、短時間でも甘みが出ます)。
- 鍋にごま油を熱し、豚バラを炒める。脂が出て縁がカリッとするまで焼いたら、長ネギとしいたけを加えて炒め合わせる。
- 【A】を加えてひと煮立ちさせる。沸いたら火を弱め、2〜3分そのまま(★ネギの甘みが汁に移る時間です)。
- そうめんは袋の表示どおりにゆで、冷水でしっかりもみ洗いする(★表面のぬめりを落とさないと、つけ汁が薄まって濁ります)。水気をよく切って器に盛る。
- つけ汁を器に注ぎ、白いりごまを振る。
おいしさのヒミツ
- つけ汁は「濃いめ」で作ります。冷たい麺に絡めた瞬間に温度が下がり、味も薄く感じられるため。そのまま飲んで少し濃いくらいがちょうどいい
- 豚バラは先に焼き付けてから煮るのが要点。焼き色の香ばしさが汁に移ります。最初から煮ると、ゆで豚の味になって物足りません
- しいたけは旨味の底上げ役。かさを増やすためではなく、汁に深みを足すために入れています
よくある質問
そうめん以外でも作れますか?
うどん・そば・中華麺でも作れます。うどんなら太くて汁が絡みにくいので、つけ汁のしょうゆを大さじ3.5に増やすとちょうどよくなります。
つけ汁が薄く感じます
原因はほぼ麺の水気が切れていないことです。ザルにあげたあと、手で軽く押さえて水を抜くまでやってください。それでも薄い場合は、次回しょうゆを大さじ3.5に。
つけ汁は作り置きできますか?
冷蔵で3日持ちます。温め直せばそのまま使えるので、多めに作っておくと平日が楽になります。麺は毎回ゆでてください。
合うお酒
豚バラの脂と、しょうゆベースの甘辛いつけ汁。食事寄りの一皿です。
- 🏆 本命:よく冷えたビール——熱いつけ汁と冷たいビールの往復が、この料理のいちばんの楽しみ方です
- 🍶 日本酒なら、純米を花冷え10℃で——だしの旨味と米の旨味が重なります
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——豚バラの脂を切りたいときに
迷ったらビール。熱いものと冷たいものを交互に、が一番わかりやすい正解です。
ぴーきちのつぶやき
そうめんは4束と書きましたが、2人だと足りたことがありません。毎回1束足して、結局5束ゆでています。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:グルテン(そうめんのコシはどこから来るのか)
ひとことで:小麦粉に水を加えて練ると生まれる、弾力のある網目。
詳しく:小麦粉にはグリアジンとグルテニンという2種類のたんぱく質が含まれています。粉のままでは別々ですが、水を加えて練ると両者が結びつき、ゴムのように弾力のある網目=グルテンができます。パンがふくらむのも、うどんにコシがあるのも、この網目のおかげ。
そうめんが特別なのは製法で、生地に食用油を塗りながら細く引き延ばし、乾燥させる——この「延ばす」工程でグルテンの網目が麺の方向にそろい、細いのに切れないコシが生まれます。手延べそうめんが機械麺と食感が違うのは、この繊維の向きの差です。
そしてゆでたあと冷水で締めると、表面が引き締まって歯切れがよくなります。
このレシピでは:手順4で冷水でもみ洗いするのは、締めるためと、表面に残ったでんぷんのぬめりを落とすためです。ぬめりが残ると、つけ汁に溶け出して濁り、味も薄まります。そうめんは細いぶん表面積が大きいので、うどんよりこの影響が出やすい。もみ洗いは丁寧すぎるくらいでちょうどよく、水が澄むまでが目安です。
ここを省くと、どれだけ濃いつけ汁を作っても2口目から薄くなります。

