⏰ 調理時間5分
🍽 2人分
🍺 さっぱり・和える5分
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約110kcal/たんぱく質8g・脂質6g・糖質6g
🍽 全量(2人分):約220kcal/たんぱく質16g・脂質12g・糖質12g
茹でた枝豆を、柚子こしょうとごま油で和えるだけ。バター醤油の枝豆が「こってり洋風」なら、こちらは柑橘の香りで攻める和のさっぱり版です。
材料(2人分)
- 枝豆(冷凍・さや付き):250g
- 【A】柚子こしょう:小さじ1
- 【A】ごま油:大さじ1/2
- 【A】めんつゆ(2倍濃縮):小さじ1
- 塩:ひとつまみ
作り方
- 冷凍枝豆は袋の表示どおりに解凍し(またはさっと茹でて)、ざるに上げて水気をしっかり切る(★水が残ると柚子こしょうが薄まります)。
- ボウルで【A】を先に混ぜ、柚子こしょうを完全に溶かす(★かたまりが残ると、一部だけ辛くなります)。
- 枝豆を加えて全体にからむまで混ぜる。
- 味を見て、足りなければ塩をひとつまみ。
おいしさのヒミツ
- 柚子こしょうはごま油に先に溶かす。辛味も香りも油に溶けるので、均一に回ります
- 枝豆の水気は完全に切る。水が残ると味が薄まり、さやの表面で滑ります
- さやの表面につける料理です。中の豆に味は入らないので、さやごと口に運んでしごくのが正しい食べ方です
よくある質問
辛さを調整したい
柚子こしょうは小さじ1/2から始めてください。銘柄によって辛さがかなり違います。辛くしたい場合は小さじ1.5まで。それ以上だと柚子の香りより辛味が勝ってしまいます。
柚子こしょうがないときは?
わさび小さじ1/2+レモンの皮のすりおろし少々でも近い方向になります。一味唐辛子+ゆず果汁小さじ1でも成立します。ただし柚子こしょうは青唐辛子・柚子皮・塩を漬け込んだ発酵調味料なので、まったく同じ味にはなりません。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。冷たいままでおいしいので温め直しは不要です。時間が経つと柚子の香りは弱くなるので、香りを立てたい日は食べる直前に柚子こしょうを少し足してください。
合うお酒
柚子の香りと青唐辛子の辛味。和のさっぱりしたおつまみです。
- 🏆 本命:日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——柚子の香りには、冷やした米の酒がいちばん寄り添います
- 🍺 キンキンに冷えたビール——枝豆とビールという原則は、味を変えても崩れません
- 🍋 レモンサワーは無糖タイプ——柑橘を重ねて、香りをさらに前に出す
迷ったら冷酒。柚子こしょうを使った日は、日本酒に寄せると香りが生きます。
ぴーきちのつぶやき
枝豆はビールのものだと決めつけていたのですが、柚子こしょうで和えた日に冷酒を出したら、そちらのほうが合って驚きました。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:辛味と香りは油に溶ける(水では回らない)
ひとことで:唐辛子の辛味も柚子の香りも脂に溶ける性質。だから少量の油に溶かしてから和えると、全体に均一に回る。
詳しく:柚子こしょうは青唐辛子・柚子の皮・塩を混ぜて漬け込んだ、九州生まれの発酵調味料です(「こしょう」は胡椒ではなく、九州で唐辛子を指す古い言い方)。この調味料の主役は2つ。辛味=カプサイシンと、香り=柚子の皮に含まれる精油。
そしてどちらも脂に溶け、水にはほとんど溶けません。ここから実用的な結論が出ます。
①少量の油に溶かしてから使うと、全体に均一に回る——水っぽい液体に混ぜても、粒のまま散らばるだけです。
②辛いものを食べたあと、水を飲んでも辛さが引かないのは同じ理由。カプサイシンは水に溶けないので流せない。牛乳やヨーグルトが効くのは、乳脂肪が辛味成分を包み込むからです。
③加熱すると香りは飛ぶ——柚子の精油は揮発性なので、柚子こしょうは仕上げに使う調味料です。
このレシピでは:この料理でごま油を大さじ1/2だけ入れているのは、油そのものが目的ではなく「溶かす媒体」だからです。柚子こしょうをそのまま枝豆にまぶすと、一部だけ強烈に辛くて残りは素になる。先に油に溶かすと、さやの表面に薄く均一に乗ります。
「辛味・香りは油に溶かしてから」——豆板醤を油で炒める、ラー油を仕上げにかける、カレーでスパイスを油で炒める(テンパリング)。全部この原理です。

