鶏だし・温かい麺/作り置き:当日中
1人分(推定):約560kcal/たんぱく質36g・脂質10g・糖質78g
全量(2人分):約1110kcal/たんぱく質72g・脂質20g・糖質156g
ささみを茹でた汁をそのままスープに使います。だしを別に取る必要がありません。冷たいイメージのあるそうめんですが、温かいスープに入れると別の料理になります。
材料(2人分)
押すと消えます。買い物のときにも使えます。
- そうめん200g(4束)
- 鶏ささみ4本(約200g)
- 水800ml
- 酒大さじ2
- ゆで卵2個
- 小ネギ(小口切り)適量
- 白いりごま適量
- 粗挽き黒こしょう適量
- ごま油数滴
- 【A】鶏がらスープの素大さじ1
- 【A】醤油小さじ2
- 【A】塩ふたつまみ
- 【A】おろし生姜小さじ1/2
作り方
鍋に水・酒・おろし生姜の半量を入れて沸騰させ、火を弱めてささみを入れる。弱火で5分茹でて、火を止めてそのまま5分置く(★余熱で中まで火が入り、パサつきません)。いちばん厚いささみを切り、中心まで白くなっていれば大丈夫です。赤みがあれば弱火で2分追加してください。
ささみを取り出して粗熱を取り、手で細く裂く。
茹で汁はそのまま使います。【A】を加えて味を調え、弱火で温めておく。
別の鍋でそうめんを表示どおり茹で、流水でもみ洗いする(★表面の油とぬめりを落とします。理由は下の🔬で)。湯切りして、器へ。
熱いスープを注ぎ、裂いたささみ・半分に切ったゆで卵・小ネギ・白ごまをのせる。黒こしょうを振り、ごま油を数滴たらす。
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おいしさのヒミツ
- ささみは火を止めて5分置く。茹で続けるとパサつきます
- 茹で汁を捨てない。ささみの旨味が出ているので、これがスープの土台です
- そうめんは必ず洗う。洗わないとスープがぬめって、味もぼやけます
よくある質問
そうめんは洗ってから温かいスープに入れるのですか?
はい。冷たい麺と同じように流水でもみ洗いします。そうめんは製造時に油を使っているので、洗わないとスープに油とぬめりが出ます(下の🔬で)。洗ったあとは湯切りして、熱いスープを注げば温まります。
ささみが硬くなります
茹ですぎです。弱火で5分+余熱5分が目安。ぐらぐら沸かすと、たんぱく質が縮んで水分が抜けます。心配なら茹で時間を4分に減らし、余熱を7分に延ばしてください。
どのくらい日持ちしますか?
当日中、作ってすぐです。そうめんは伸びます。スープと裂いたささみだけなら冷蔵2日持つので、翌日はそうめんを茹でるだけにできます。
合うお酒
鶏だしと生姜、ごま油。やさしい味の温かい麺です。
- 🏆 本命:日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——鶏だしのやさしい味には、押しの強くない酒が合います
- 🍺 キンキンに冷えたビール——〆の一杯として出すなら、最後の炭酸に
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のお湯割り(焼酎6:お湯4)——温かい麺には温かい酒
迷ったら冷酒。〆にこれが出ると、飲みの締まりがよくなります。
ぴーきちのつぶやき
そうめんは夏のものだと思い込んでいたのですが、温かいスープに入れると細さが効いて、これはこれで完成していました。今日もお疲れ様です🍻
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🔬 調理科学ことば:そうめんは油を使って作られている
ひとことで:手延べそうめんは、麺を細く伸ばすときに植物油を塗る。だから茹でたあと洗って油を落とす。
詳しく:そうめんの「手延べ」という製法では、生地を細く長く引き伸ばす過程で、くっつかないように植物油を塗ります。だからそうめんの表面には油が残っている——茹でたあとに洗うのは、この油と、溶け出したでんぷんを落とすためです。洗わないと、①スープに油が浮く ②表面がぬめってスープが絡まない ③油の古い匂いが出るという3つの問題が起きます(古いそうめんほど油が酸化して匂いが出やすいので、洗う意味は大きくなります)。
ちなみに「厄(やく)」と呼ばれる、そうめんを1年以上寝かせる工程があり、これを経ると油が抜けてコシが強くなるとされます。麺類の洗う・洗わないをまとめると、①そうめん・冷やし中華・ざるそば=洗う(油とぬめりを落とし、締める)。
②温かいうどん・ラーメン=軽く湯切りのみ(汁の温度を下げないため)。
③パスタ=絶対に洗わない(表面のでんぷんがソースをつなぐ)。目的が違うので、扱いも違います。
このレシピでは:この料理は温かい麺ですが、そうめんは洗います——油を落とすことのほうが優先だからです。洗ったあとに熱いスープを注げば、麺は十分に温まります。そして鶏の茹で汁をそのままスープにしているので、そこに油が混ざると台無し。「そうめんは、冷たくても温かくても洗う」——にゅうめんを作るときの、いちばん大事な一手です。



