火を使わない・見た目が良い/作り置き:冷蔵1日OK
1人分(推定):約290kcal/たんぱく質18g・脂質18g・糖質28g
全量(2人分):約580kcal/たんぱく質36g・脂質36g・糖質56g
ポテトサラダをスモークサーモンで巻くだけ。皿に並べると、それだけで前菜の顔になります。作業は15分、火はレンジだけ。
材料(2人分)
押すと消えます。買い物のときにも使えます。
- スモークサーモン8枚(約100g)
- じゃがいも中2個(約300g)
- オリーブオイル適量
- 黒こしょう適量
- 小ねぎ(小口切り)適量
- 【A】マヨネーズ大さじ2
- 【A】牛乳小さじ1
- 【A】粉チーズ小さじ1
- 【A】塩・こしょう少々
作り方
じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、耐熱ボウルに入れてラップをして600Wで5分加熱する。
熱いうちに潰し、【A】を加えてなめらかになるまで混ぜ、粗熱を取る(★熱いままだとサーモンが白く変色します)。
スモークサーモンを広げ、中央にポテトサラダを大さじ1ほどのせて巻く(★詰めすぎない。はみ出すと形が崩れます)。
器に並べ、オリーブオイル・黒こしょう・小ねぎを散らす。
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おいしさのヒミツ
- ポテトサラダは必ず冷ましてから。熱いとサーモンが白くなり、生の食感が失われます
- 粉チーズを小さじ1。塩気とうま味が足されて、サーモンに負けません
- 巻く量は控えめに。少ないくらいがきれいに巻けます
よくある質問
サーモンが破れます
ポテトサラダを詰めすぎです。大さじ1が上限。薄いサーモンは2枚を少し重ねて使うと破れにくくなります。
サーモンが白くなりました
ポテトサラダが熱かったのが原因です。スモークサーモンは加熱していない生の魚——熱が加わるとたんぱく質が変性して白くなり、食感も硬くなります。理由は下の🔬で。
作り置きできますか?
冷蔵で1日。ラップをかけて乾燥を防いでください。ポテトサラダだけなら2日持つので、巻く作業を当日にするのが確実です。来客の日は前日に仕込めます。
合うお酒
スモークサーモンの燻香と塩気、ポテトのまろやかさ。洋風の前菜です。
- 🏆 本命:白ワインは、辛口をよく冷やして(8〜10℃)——スモークサーモンと白ワイン。前菜の王道です
- 🥂 スパークリングワインなら、しっかり冷やして(6〜8℃)——泡が燻香を引き立てます
- 🥃 ウイスキーなら、ピートの効いたものをロックで——燻製同士を重ねる、通の合わせ方
迷ったら白ワイン。スモークサーモンが皿にのった時点で、ほぼ決まりです。
ぴーきちのつぶやき
来客の日に何を出すか迷ったとき、これを作れば必ず「おしゃれ」と言われます。中身がポテトサラダだと知ると、みんな驚きます。今日もお疲れ様です🍻
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🔬 調理科学ことば:スモークサーモンの製法(冷燻=加熱しない燻製)
ひとことで:スモークサーモンは20〜30℃の低温の煙で燻すので、火が通らない。だから生のようなしっとりした食感が残る。
詳しく:燻製には、大きく分けて「熱燻」「温燻」「冷燻」の3種類があります。熱燻は80℃以上の煙で短時間——ベーコンやスモークチキンがこれで、しっかり火が通ります。温燻は30〜60℃。そして冷燻は15〜30℃の煙で、数時間から数日かけてじっくり燻す方法——スモークサーモンはこれです。
この温度ではたんぱく質が変性しないので、火が通りません。だからスモークサーモンは「生の魚」であり、しっとりした半生の食感が残ります。ではなぜ生で安全に食べられるのか——①事前に塩漬けにして水分を抜く(塩蔵)②煙に含まれる殺菌成分(フェノール類・ホルムアルデヒドなど)が表面に付着する③低温で長時間乾燥する。
この3つで、菌が増えられない状態にします(生ハムと同じ考え方です)。煙の成分は、保存性だけでなく、あの独特の香りと色も与えます。注意点は熱——加熱すると白く変色して硬くなり、冷燻の意味がなくなります。だから料理では最後に加えるのが原則です。
このレシピでは:この料理でポテトサラダを冷ましてから巻くのは、まさにこの理由。熱いポテトサラダに触れた面から白く変色し、しっとり感が失われます。「スモークサーモンは、火を近づけない」——パスタにのせるときも、炒め物に使うときも、必ず火を止めてから。この一点だけ守れば、買った状態のおいしさをそのまま出せます。



