⏰ 調理時間5分
🍽 1人分 🔥 レンジだけ
🧊 作り置き:向きません(当日中に)
📊 1人分(推定):約420kcal/たんぱく質13g・脂質16g・糖質52g
冷凍うどんをレンジで温めて、キムチ・チーズ・バターを混ぜるだけ。器ひとつで完結するので、フライパンも鍋も出しません。遅く帰った日の逃げ道になります。
材料(1人分)
- 冷凍うどん:1玉(約200g)
- 白菜キムチ:50g
- スライスチーズ:1枚(約18g)
- 有塩バター:10g
- しょうゆ:小さじ1
- 粗挽き黒こしょう:適量
- 小ネギ:2本(約10g)
作り方
- 冷凍うどんを耐熱容器にのせ、袋の表示どおりにレンジで加熱する(600Wで約4分が目安)。
- 熱いうちにキムチ・スライスチーズ・バター・しょうゆを加え、チーズとバターが完全に溶けるまで混ぜる(★温度が下がると溶け残ります。取り出したらすぐ混ぜること)。
- 器に盛り、小口切りの小ネギと黒こしょうを振る。
おいしさのヒミツ
- チーズとバターは、うどんの熱だけで溶かします。だから加熱後すぐに混ぜること。冷めると塊が残り、味も絡みません
- キムチの汁ごと使います。汁に酸味と旨味が出ているので、これがそのまま調味料になります
- しょうゆ小さじ1はキムチとチーズをつなぐ役。塩気を足すためではなく、和の輪郭を1本入れるためです
よくある質問
ピザ用チーズでもいいですか?
使えます。20gが目安です。ただしスライスチーズのほうが均一に溶けて絡みやすい。ピザ用は塊が残りやすいので、混ぜる回数を増やしてください。
卵を入れてもいいですか?
よく合います。卵黄1個をのせて崩しながら食べると、辛さがまろやかになります。全卵を混ぜたい場合は、加熱直後の熱いうちに手早く混ぜてください。
作り置きできますか?
向きません。チーズが固まって食感が変わります。この料理は「今すぐ食べたい」ときのためのものです。
合うお酒
キムチの辛味とチーズのコク。締めの一杯にも、飲みながらにも合います。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——キムチとチーズには冷たい炭酸。締めのうどんとしても
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——バターとチーズの脂を切りたいときに
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のお湯割り(焼酎6:お湯4)——温かいものには温かい酒も悪くありません
迷ったらビール。キムチとチーズには、冷たい炭酸がいちばん効きます。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
遅く帰った日にこれを作ると、翌朝ちょっと後悔します。それでも来週も同じことをしている自信があります。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:チーズが溶ける温度(なぜ熱いうちなのか)
ひとことで:チーズは50〜60℃を超えると溶けはじめる。冷めると戻る。
詳しく:チーズは乳のたんぱく質(カゼイン)が網目をつくり、その中に脂肪が閉じ込められた構造をしています。加熱するとまず脂肪が溶け出し、次にたんぱく質の網目がゆるんで全体が流れるようになります。プロセスチーズが溶けはじめるのはおよそ55〜60℃、とろりと流れるのは65℃前後。
この温度を下回ると再び固まります——ピザが冷めるとチーズが硬くなるのはこのため。しかも一度溶けて固まったチーズは、元のなめらかさには戻りません。加熱と冷却を繰り返すほどゴムのような食感になっていきます。
このレシピでは:ゆで上がったうどんは80℃以上あります。この熱を使ってチーズとバターを溶かすのがこのレシピの設計で、追加の加熱が要らない理由でもあります。ただし温度は急速に下がるので、レンジから出したら他のことをせず、すぐに混ぜてください。
混ぜはじめるまでの30秒が勝負——ここを逃すと、チーズの塊が残ったうどんになります。

