⏰ 調理時間25分(漬け置き10分含む)
🍽 2人分
🍺 火を使わない・しっとり
🧊 作り置き:冷蔵3日OK
📊 1人分(推定):約420kcal/たんぱく質32g・脂質22g・糖質18g
🍽 全量(2人分):約840kcal/たんぱく質64g・脂質44g・糖質36g
鶏ももを巻いてレンジにかけるだけ。フライパンも鍋も使いません。ゆで卵を一緒に漬けるので、味玉も同時にできます。
材料(2人分)
- 鶏もも肉:1枚(約250g)
- ゆで卵:2個
- 塩こしょう:少々
- 白いりごま・小ネギ:各適量
- 【A】醤油:大さじ3
- 【A】みりん:大さじ2
- 【A】酒:大さじ2
- 【A】はちみつ:大さじ1
- 【A】おろし生姜:小さじ1
作り方
- 鶏肉は厚い部分に切り込みを入れて厚さを均一にし、フォークで数か所刺して塩こしょうを振る(★厚みがそろわないと、レンジで火の通りにムラが出ます)。
- 皮を外側にしてくるくる巻き、爪楊枝で2〜3か所留める。
- 耐熱容器に【A】を混ぜ、鶏肉を入れて絡める。ふんわりラップをしてレンジ600Wで4分(500Wなら4分半)。
- 取り出して裏返し、さらに4分加熱する(★裏返すのは加熱ムラを均すため。理由は下の🔬で)。
- ゆで卵を加えて、ラップをしたまま10分置く(★余熱で中心まで火が入り、同時に味が入ります)。
- 爪楊枝を抜いて1cm厚に切り、たれをかけて白ごまと小ネギを散らす。
おいしさのヒミツ
- 厚さを均一にしてから巻く。レンジは厚い部分と薄い部分で火の入り方が大きく変わります
- 途中で裏返す。ひっくり返さないと、下側だけ火が通りすぎます
- 加熱後10分置く。ここで余熱が中心まで届き、同時に味が入ります
よくある質問
中まで火が通っているか不安です
10分置いたあと、いちばん厚い部分に竹串を刺して、透明な汁が出れば火が通っています。赤い汁が出る場合は、追加で1分ずつ加熱してください。一気に長く加熱すると硬くなるので、必ず短く区切って様子を見ます。
鶏むね肉でも作れますか?
作れます。1人分でおよそ100kcal下がります。ただしむね肉は火が入りすぎるとパサつくので、加熱を3分+3分に短縮し、置く時間を15分に延ばしてください。余熱でゆっくり仕上げるほうが向いています。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で3日ほど。たれごと保存容器に入れておくと、日を追うごとに味が入ります。冷たいままスライスしておつまみにもなりますし、ラーメンやチャーハンの具にもなります。
合うお酒
甘辛い醤油だれと生姜。しっかりした和の味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——チャーシューという時点で、ビールの側の料理です
- 🍶 日本酒は、ぬる燗(40℃前後)で純米酒——甘辛いたれと燗酒は、外しようがない組み合わせ
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——鶏皮の脂を切りたいときに
迷ったらビール。作り置きしておくと、飲みたい夜に切るだけで出せます。
ぴーきちのつぶやき
鶏チャーシューは煮るものだと思っていたので、レンジでできると知ったときは半信半疑でした。今では週末に2本作って冷蔵庫に置いています。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:電子レンジ(水の分子を振動させて温める)
ひとことで:レンジは食材の水分を直接振動させて熱を出す。だから水の多い場所ほど早く熱くなり、ムラができる。
詳しく:電子レンジはマイクロ波という電磁波を出して、食材に含まれる水の分子を激しく振動させます。その摩擦で熱が生まれる——つまり外から熱を与えるのではなく、食材の内部で熱が発生している。これがフライパンやオーブンとの決定的な違いです。
ここから、レンジの得意・不得意が全部説明できます。
①水の多い場所ほど早く熱くなる——だから水分の偏りがそのまま加熱ムラになります。厚みをそろえたり、途中で裏返したりするのはこのため。
②焼き色がつかない——表面が100℃を大きく超えないので、メイラード反応が起きにくい。
③マイクロ波は表面から数cmしか届かない——中心はそこから熱が伝わるのを待つので、大きな塊ほど「加熱後に置く時間」が効いてきます。
④ラップは蒸気を閉じ込めるため——水分が飛ぶのを防ぎ、こもった蒸気が加熱を助けます。ちなみに凍った食材は加熱ムラが特に出やすい——氷は水より振動しにくいので、溶けた部分だけが先に熱くなるからです(解凍モードが弱い出力なのはこのため)。
このレシピでは:この料理の3つの指示は、全部レンジの性質から出ています。「厚さを均一にする」=水分の偏りをなくす、「4分で裏返す」=上下のムラを均す、「10分置く」=中心まで熱が伝わるのを待つ。特に3つ目が大事で、ここを省いて追加加熱すると、外側が硬くなるだけです。
「レンジは、加熱したあとの置き時間まで含めて調理」——肉も根菜も、これで仕上がりが変わります。

