⏰ 調理時間15分
🍽 2人分
🍺 サクサク
🧊 作り置き:向きません(当日中に)
📊 1人分(推定):約360kcal/たんぱく質30g・脂質17g・糖質18g
🍽 全量(2人分):約720kcal/たんぱく質60g・脂質34g・糖質37g
大阪の立ち飲みでおなじみの紅しょうが天を、鶏むね肉と合わせます。衣を冷水で溶く——これだけで、家の揚げ物がサクサクに変わります。
材料(2人分)
- 鶏むね肉:1枚(約250g)
- 紅しょうが:30g
- 天ぷら粉:50g
- 冷水:70ml
- 塩こしょう:少々
- 揚げ油:適量
作り方
- 鶏むね肉は繊維を断つようにそぎ切りにして一口大にし、塩こしょうを振る(★繊維を断つと、むね肉でも硬くなりません)。
- 紅しょうがは粗みじん切りにして水気を絞る(★汁が残ると衣がゆるみます)。
- ボウルに天ぷら粉と冷水を入れ、粉が少し残るくらいで混ぜるのをやめる(★混ぜすぎ厳禁。理由は下の🔬で)。紅しょうがを加えてさっと合わせる。
- 鶏肉に衣を絡め、170℃の油できつね色になるまで3〜4分揚げる。
おいしさのヒミツ
- 衣は冷水で溶き、混ぜすぎない。この2つだけでサクサク度がまるで変わります
- 紅しょうがの汁は絞ります。酸と塩が強いので、残すと衣がゆるみ、揚げたときに油が跳ねます
- むね肉をそぎ切りにするのは、繊維を短く切って硬さを避けるため。厚みも均一になり、火の通りがそろいます
よくある質問
衣がベタっとします
混ぜすぎか水がぬるいかのどちらかです。天ぷら粉は「ダマが残っていい」くらいで止めてください。氷を1個入れた水を使うと確実です。
天ぷら粉がありません
小麦粉50g+片栗粉大さじ1+ベーキングパウダー小さじ1/4で近い配合になります。片栗粉を混ぜるとサクサク感が出ます。
作り置きできますか?
揚げ物なので当日中に。鶏肉を切って下味をつけるところまでは前日にできます。衣は必ず揚げる直前に作ってください。
合うお酒
揚げたてに紅しょうがの酸味。大阪の立ち飲みの味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——揚げたてに冷たい炭酸。紅しょうが天はこのために存在します
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——揚げ油を切りたいときに
- 🍶 日本酒なら、すっきりした辛口を花冷え10℃で——紅しょうがの酸味と合わせるなら
迷ったらビール。立ち飲みの正解を、そのまま家で。
ぴーきちのつぶやき
衣を混ぜすぎないと分かっていても、ダマが気になって混ぜてしまいます。サクサクにならなかった日は、だいたいこれが原因です。今日もお疲れ様です🍻
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🔬 調理科学ことば:天ぷらの衣と水温(サクサクの科学)
ひとことで:小麦粉は水と練るほど粘りが出る。冷やすとそれを抑えられる。
詳しく:小麦粉に水を加えて混ぜると、グルテンという粘りのある網目ができます。パンやうどんではこれが欲しい性質ですが、天ぷらの衣では邪魔者——粘りが出るほど衣は重く、もったりした食感になります。グルテンは温度が高いほど、混ぜるほど発達します。
だから天ぷらの衣は①冷水を使う ②混ぜすぎないという2つの鉄則がある。プロが氷水を使い、菜箸で数回だけ混ぜて「ダマだらけ」の衣にするのはこのためです。さらに天ぷら粉にはグルテンの少ない粉や、膨らませる成分があらかじめ配合されています——初心者が使うと差が出やすいのは、この設計のおかげです。
このレシピでは:「粉が少し残るくらいで止める」という指示は、失敗に見えて正解です。きれいに混ざった衣は、すでにグルテンが出ている状態。そして衣を作ったらすぐ揚げること——置いておくと、混ぜていなくても徐々にグルテンが発達します。冷水・混ぜない・すぐ揚げる。この3つが天ぷらの全てです。

