⏰ 調理時間15分
🍽 2人分(4個)
🍺 カリッと香ばしい・チーズとろり
🧊 作り置き:当日中
📊 1人分(推定):約370kcal/たんぱく質12g・脂質14g・糖質52g
🍽 全量(2人分(4個)):約740kcal/たんぱく質24g・脂質28g・糖質104g
コチュジャンを混ぜたごはんを握って焼き、チーズを余熱で溶かします。外はカリッと、中はもっちり、上はとろり。3つの食感が一度にきます。
材料(2人分(4個))
- 温かいごはん:300g
- スライスチーズ(とろけるタイプ):2枚
- 青じそ:4枚
- ごま油:大さじ1
- 白いりごま:適量
- 【A】醤油:大さじ1/2
- 【A】みりん:大さじ1/2
- 【A】コチュジャン:小さじ2
- 【A】顆粒和風だし:小さじ1/2
作り方
- ボウルにごはんと【A】を入れ、しゃもじを立てて切るように混ぜる(★練らない)。
- 手を水で濡らして4等分し、平たい三角形か丸形に握る(★平たいほうが焼き面が広く、香ばしくなります)。
- フライパンにごま油を熱し、おにぎりを並べて、動かさずに中火で3分焼く(★理由は下の🔬で)。
- 裏返してさらに3分焼く。
- 火を止めて、半分に切ったチーズをのせ、蓋をして1分。余熱で溶かす。
- 器に盛り、青じそをのせて白ごまを振る。
おいしさのヒミツ
- 平たく握る。焼き面が広いほど、香ばしい部分が増えます
- 動かさずに3分。触ると表面が固まる前に崩れます
- チーズは余熱で。火にかけたままだと、分離して油が浮きます
よくある質問
焼いている途中で崩れます
触るのが早すぎます。3分は動かさない——表面のでんぷんが固まって、膜のようになるまで待ってください。握りが緩すぎるのも原因なので、焼きおにぎりに限っては、少ししっかりめに握るのが正解です。
味噌でも作れますか?
作れます。味噌大さじ1/2+みりん小さじ1を混ぜて、握ったおにぎりの表面に塗ってから焼くと、いわゆる味噌焼きおにぎりになります。コチュジャンより焦げやすいので、火はやや弱めに。
作り置きできますか?
当日中、できれば焼きたてです。カリッと感は冷めると失われます。握るところまでなら数時間持つので、食べる直前に焼いてください。
合うお酒
コチュジャンとごま油、焦げた醤油。〆にも最初の一品にもなります。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——焦げた醤油の香りには、冷たい炭酸
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のお湯割り(焼酎6:お湯4)——〆の一品として、温めた蒸留酒と
- 🍶 日本酒は、ぬる燗(40℃前後)で純米酒——焼きおにぎりと燗酒は、居酒屋の〆の定番です
迷ったらビール。焼けた醤油の匂いがした時点で、もう一杯いきたくなります。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
焼きおにぎりは崩れるものだと思っていたのですが、3分触らないだけで解決しました。待つのがいちばん難しい工程です。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:焼きおにぎりの香ばしさ(表面のでんぷんが焦げる)
ひとことで:ごはんの表面のでんぷんが熱で固まり、そこに醤油の糖とアミノ酸が焦げて香ばしさが生まれる。
詳しく:焼きおにぎりのおいしさは、2つの現象が重なって生まれます。
①表面のでんぷんが固まる——加熱で水分が飛び、米粒の表面が固い膜のようになる。これがカリッとした食感と、崩れない構造を作ります。だから「触らずに待つ」ことが必要——膜ができる前に動かすと、米粒がばらけます。
②メイラード反応——醤油に含まれる糖とアミノ酸が、高温で結びついて褐色の色素と香りを生む。あの「焦げた醤油の匂い」は、この反応そのものです。醤油はもともとアミノ酸が非常に多い調味料なので、焦がすと香りが立ちやすい。ここに注意点もあります。
糖分(みりん・コチュジャン)が多いほど焦げやすい——だから中火で、様子を見ながら。「醤油を塗ってから焼く」より「混ぜ込んでから焼く」ほうが焦げにくいのは、表面の糖分濃度が低くなるためです。
このレシピでは:この料理では、調味料をごはんに混ぜ込んでから握って焼いています。表面に塗る方式より焦げにくく、しかも中まで味がある。そして「平たく握る」——焼き面が広いほど、香ばしい部分の割合が増えます。「焼きおにぎりは、平たく握って、3分触らない」。この2つだけで、失敗はほぼなくなります。

