⏰ 調理時間10分
🍽 2人分
🍺 ふんわり卵・10分
🧊 作り置き:当日中
📊 1人分(推定):約220kcal/たんぱく質14g・脂質16g・糖質8g
🍽 全量(2人分):約430kcal/たんぱく質28g・脂質32g・糖質16g
半熟のスクランブルエッグを先に作って取り出し、あとからトマトと合わせます。卵にマヨネーズを混ぜるのが、ふんわり仕上げる一手です。
材料(2人分)
- トマト:2個(約300g)
- 卵:3個
- サラダ油:大さじ1
- 小ネギ(小口切り):適量
- 【A】マヨネーズ:小さじ1
- 【A】鶏がらスープの素:小さじ1
- 塩こしょう:少々
作り方
- トマトはくし切りにする(★大きめのほうが煮崩れません)。
- ボウルに卵を割り、【A】を加えて混ぜる(★マヨネーズを入れます。理由は下の🔬で)。
- フライパンに油の半量を熱し、卵液を流して大きく混ぜ、半熟のうちに取り出す(★ここで火を通しきらない)。
- 同じフライパンに残りの油を熱し、トマトを中火で2分炒める(★しんなりして、少し水が出るまで)。
- 卵を戻し、塩こしょうを振ってさっと混ぜて火を止める(★混ぜすぎると卵が崩れます)。器に盛り、小ネギを散らす。
おいしさのヒミツ
- 卵は先に取り出す。トマトと一緒に炒め続けると、パサついて固くなります
- マヨネーズ小さじ1でふんわりします。味は感じません
- トマトは大きめのくし切り。小さいと崩れて、ただのソースになります
よくある質問
トマトから水が出すぎます
炒めすぎです。2分で止めてください——しんなりして少し水が出る程度が目標。それ以上炒めると、トマトが完全に崩れます。水っぽくなった場合は、強火で30秒煮詰めてから卵を戻してください。
ミニトマトでも作れますか?
作れます。半分に切って使ってください。ミニトマトのほうが甘みが強く、崩れにくいので、実は扱いやすいです。炒め時間は1分半に短縮してください。
作り置きできますか?
当日中です。卵から水が出ますし、ふんわり感も落ちます。作ってすぐ食べるのがいちばんおいしい料理なので、10分あれば作れることを利点と考えてください。
合うお酒
トマトの酸味と卵のまろやかさ。やさしい中華です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——中華の炒め物には、冷たい炭酸
- 🍶 日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——卵のまろやかさに、米の酒が寄り添います
- 🥂 白ワインは、辛口をよく冷やして(8〜10℃)——トマトの酸味に寄せるなら白も
迷ったらビール。10分で出せる、軽い一品です。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
卵にマヨネーズを入れると聞いたときは半信半疑でしたが、一度やってからは必ず入れています。味は変わらず、食感だけ変わります。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:卵にマヨネーズを入れるとふんわりする
ひとことで:マヨネーズの油が卵のたんぱく質の結合を邪魔し、酢が固まりをやわらかくする。だからふんわりする。
詳しく:卵料理にマヨネーズを少し混ぜるという手法があります。効いているのはマヨネーズの3つの成分です。
①油——卵のたんぱく質は加熱で網目を作って固まりますが、油が入るとその網目に割り込んで、結合が密になりすぎるのを防ぎます。結果、やわらかくふんわりした状態になる。
②酢——酸はたんぱく質の結合をゆるめるので、これも同じ方向に働きます。
③乳化した状態——マヨネーズは油と水が細かく混ざっているので、卵液の中で均一に散らばりやすい(サラダ油をそのまま入れるより効果的)。そして少量なら味に出ません——大さじ1も入れれば酸味を感じますが、小さじ1程度なら食感だけが変わります。
同じ発想で牛乳・生クリーム・水を加える方法もあります——こちらは「水分でたんぱく質の濃度を下げる」という別の理屈で、やはりやわらかくなります。だし巻き卵にだしを入れるのも、原理は同じです。
このレシピでは:この料理は、卵を半熟で取り出してから戻すという構造なので、卵がやわらかいほど成立します。マヨネーズ小さじ1が、その保険。そして「先に作って取り出す」のも同じ狙い——トマトと一緒に炒め続けると、卵に火が入りすぎてパサつきます。
「ふんわりさせたい卵には、油か水分を少し」。オムレツ、卵焼き、炒り卵、全部に使えます。

