⏰ 調理時間10分 🍽 2人分 🍺 ふわとろ 🧊 作り置き:向きません(当日中に)
📊 1人分(推定):約270kcal/たんぱく質18g・脂質19g・糖質5g
🍽 全量(2人分):約540kcal/たんぱく質36g・脂質38g・糖質10g
ボウルで全部混ぜて、フライパンで焼くだけ。ツナの油とマヨネーズが入っているので、油をひかなくても焼けます。洗い物はボウルとフライパンだけです。
材料(2人分)
- たまご:2個
- トマト:1個(約150g)
- ツナ缶(オイル漬け):1缶(70g・油を軽く切って)
- ピザ用チーズ:20g
- マヨネーズ:大さじ1
- 顆粒コンソメ:小さじ1
- 乾燥パセリ:少々
作り方
- トマトはくし形に切ってから半分にする(★大きめに残すと、焼いても形が保たれてジューシーさが残ります)。
- ボウルに卵を割り入れ、トマト・ツナ・チーズ・マヨネーズ・コンソメを加えてざっくり混ぜる(★トマトを崩さないよう、混ぜすぎないこと)。
- フライパンを中火で熱し、油をひかずにそのまま流し入れる(★ツナの油とマヨネーズで足ります。くっつきが心配なら薄く油を)。
- 大きくかき混ぜて、半熟のうちに火を止める(★「ちょっとゆるいかな」で皿に移すのが正解。余熱でちょうどよくなります)。
- 器に盛り、乾燥パセリを振る。
おいしさのヒミツ
- トマトとチーズは、どちらもグルタミン酸を持っています。そこにツナのイノシン酸が加わるので、コンソメ小さじ1でも味が濃く感じられます
- マヨネーズが卵をふんわりさせます。油分が卵のたんぱく質の間に入り、固まりすぎるのを防ぎます
- 火を止めるタイミングが全て。フライパンの余熱は思っているより強いので、皿に移してから完成すると考えてください
よくある質問
トマトから水が出て水っぽくなります
種の部分を軽く取り除いてください。水分のほとんどは種のまわりにあります。また、混ぜすぎてトマトを崩すと一気に水が出るので、大きめのまま扱うのがコツです。
ごはんに合いますか?
よく合います。丼にするなら、しょうゆを小さじ1足すと輪郭が出て食事寄りになります。
作り置きできますか?
卵の食感が落ちるので当日中に。この料理は10分でできるので、作り置きする理由があまりありません。
合うお酒
トマトの酸味とチーズのコク。洋風の卵料理です。
- 🏆 本命:白ワインの辛口を、8℃前後で——トマトの酸とワインの酸が同じ方向を向きます
- 🍺 よく冷えたビール——気軽なおつまみとして出すなら
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——チーズとマヨの脂を切りたいときに
迷ったら白ワイン。トマトとチーズがそろえば、答えは決まっています。
ぴーきちのつぶやき
半熟で止めると決めているのに、毎回あと5秒だけ焼きたくなります。その5秒で固くなると分かっていても、手が止まりません。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:余熱(火を止めても加熱は続く)
ひとことで:フライパンと食材自体に残った熱で、火を止めたあとも調理が進む。
詳しく:火を止めた瞬間に加熱が終わるわけではありません。フライパンの金属と、食材そのものが熱を持っているので、そこから中心へ向かって熱が伝わり続けます。厚い鉄やステンレスのフライパンほどこの効果は大きく、火を止めてからも数十秒は温度が保たれる。卵はたんぱく質が固まる温度帯(65〜70℃)が狭いので、この余熱の差がそのまま仕上がりに出ます。「ちょうどよく見えたところで火を止める」と、皿に移す頃には必ず固まりすぎている——プロが「1歩手前で止める」と言うのは、この時間差を計算に入れているからです。
このレシピでは:「ちょっとゆるいかな」で皿に移すのが、このレシピでいちばん大事な判断です。フライパンの中で完成させようとすると、必ず遅れます。皿の上で完成すると考えてください。同じ理屈はオムレツ・スクランブルエッグ・親子丼・チャーハンの卵すべてに当てはまります。逆に、余熱を効かせたくないときは皿ではなくバットに広げると、熱が逃げて進行が止まります。

