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タコの唐揚げ【ぷりぷりに揚げる短時間】

⏰ 調理時間15分
🍽 2人分
🍺 ぷりぷり・外はカリッ
🧊 作り置き:当日中

📊 1人分(推定):約250kcal/たんぱく質19g・脂質13g・糖質15g
🍽 全量(2人分):約500kcal/たんぱく質38g・脂質26g・糖質30g

茹でだこに下味をつけて、片栗粉で揚げます。揚げるのは1分半だけ——たこはもう火が通っているので、衣を固めるだけでいいからです。長く揚げると硬くなります。

材料(2人分)

  • 茹でだこ(刺身用):200g
  • 片栗粉:大さじ4
  • 揚げ油:適量
  • レモン:1/4個
  • 青のり:お好みで
  • 【A】醤油:大さじ1
  • 【A】酒:大さじ1
  • 【A】おろしにんにく:小さじ1/2
  • 【A】おろし生姜:小さじ1
  • 【A】塩こしょう:少々

作り方

  1. たこは一口大の乱切りにし、キッチンペーパーで水気を完全に拭く(★水が残ると油が激しくはねます)。
  2. ボウルで【A】と揉み合わせ、10分置く。
  3. もう一度、汁気を軽く拭いてから片栗粉をまぶす(★汁気が多いと衣がべたつきます)。
  4. フライパンに1.5cmほど油を入れて180℃に熱し、たこを入れる(★油はねを防ぐため、顔を近づけずに)。
  5. 1分半〜2分、衣がカリッとしたら引き上げる(★中まで火を通す必要はありません。理由は下の🔬で)。
  6. 器に盛り、レモンを添えてお好みで青のりを振る。

おいしさのヒミツ

  • 水気を2回拭く。切ったあとと、下味のあと。油はねと衣のべたつきが同時に防げます
  • 揚げ時間は1分半。衣の色だけを見てください。中身のことは考えなくて大丈夫です
  • 180℃と高め。短時間で衣を固めるため、温度は下げません

よくある質問

油がはねて怖いです

水気をしっかり拭くことが最大の対策です。たこは水分が多いので、切ったあと・下味のあとの2回、キッチンペーパーで押さえてください。それでも心配なら蓋を斜めに立てかけて盾にすると安全です(完全に閉めると蒸気がこもって衣がしけます)。

たこが縮んで硬くなります

揚げすぎです。茹でだこは加熱済みなので、揚げるのは衣を固める時間だけ1分半を過ぎたら引き上げてください。心配で長く揚げるほど、硬くなります。

作り置きできますか?

当日中、できれば揚げたてです。翌日は衣が湿気て、たこも硬くなります。下味をつけたところまでなら冷蔵1日持つので、そこまで準備しておくと帰宅後5分で揚げられます。

合うお酒

にんにく生姜の下味と、レモン。揚げたてのおつまみです。

  • 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——揚げたてとビール。レモンを搾ればなお進みます
  • 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4にレモンをひと搾り——揚げ物の油を切りながら
  • 🍶 日本酒は、冷酒(10〜15℃)で辛口の純米——たこの旨味に、すっきりした日本酒も合います

迷ったらビール。揚げたてを立ったまま食べるのが、いちばんおいしい食べ方です。

もう一品、主役がほしい日に

極 牛たん入り背脂餃子

目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。

くわしく見る →

ぴーきちのつぶやき

心配で長めに揚げていたころは、たこの唐揚げは硬いものだと思っていました。1分半で上げるようになってから、家でも店の食感になりました。今日もお疲れ様です🍻

🔬 調理科学ことば:タウリン(たこ・いか・貝に多い成分)

ひとことで:たこの旨味と栄養を支えるタウリンは水に溶ける。だから茹で汁には流れるが、揚げれば残る。

詳しく:たこ・いか・えび・貝類にはタウリンという成分が多く含まれます。アミノ酸に似た物質で、肝臓の働きを助ける・コレステロールの排出を促すなどの働きが知られ、栄養ドリンクにもよく配合されています。この成分の特徴は水に溶けやすいこと

つまり茹でると、かなりの量が茹で汁のほうへ出ていきます。だから貝の酒蒸しやあさりの味噌汁は「汁ごと飲む」のが理にかなっているし、逆に茹でこぼす調理法では失われます。もうひとつ、たこは100gあたり約70kcal、脂質は1g未満と非常に低脂質・高たんぱくな食材です。

噛みごたえがあるぶん満足感が高く、量のわりにカロリーが低い——おつまみとしてはかなり優秀な部類に入ります。ちなみにたこの旨味の主成分はグリシン・アラニンなどの甘みのあるアミノ酸で、これが「噛むほど甘い」と感じる正体です。

このレシピではこの料理は、たこの成分を逃がさない調理法です。水を使わないので、タウリンも旨味成分も身の中に残る。そのうえ揚げ時間が1分半と短いので、加熱による損失も最小です。「茹でると汁へ、揚げると身に残る」——水溶性の成分を持つ食材は、この使い分けが効きます。

あさりやしじみは汁ごと、たこやいかは焼く・揚げる、と覚えておくと無駄がありません。

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