2人分(米1.5合)/炊飯器まかせ・生姜が香る/作り置き:冷蔵2日OK
1人分(推定):約510kcal/たんぱく質22g・脂質2g・糖質100g
全量(2人分(米1.5合)):約1020kcal/たんぱく質44g・脂質4g・糖質200g
炊飯器に入れるだけのたこ飯です。ただし順番があります——先に米を水に浸してから、調味料を入れる。ここを逆にすると、芯の残ったごはんになります。
材料(2人分(米1.5合))
押すと消えます。買い物のときにも使えます。
- 米1.5合
- 茹でだこ(刺身用)150g
- 生姜1かけ(約10g・千切り)
- 小ネギ(小口切り)適量
- 【A】醤油大さじ1と1/2
- 【A】酒大さじ1
- 【A】顆粒和風だし小さじ1と1/2
- 【A】塩少々
作り方
米を研ぎ、1.5合の目盛りまで水を入れて、そのまま30分浸す(★ここが最重要。理由は下の🔬で)。
たこは1.5cm角に切る。生姜は千切りにする。
浸水が終わったら、水を大さじ2ほど取り除いてから【A】を加え、軽く混ぜる(★調味料のぶん水を減らします)。
たこと生姜を上にのせて、混ぜずに普通に炊く(★具を混ぜ込むと、米への熱の回りが悪くなります)。
炊き上がったら10分蒸らし、しゃもじで切るように混ぜる。器に盛り、小ネギを散らす。
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おいしさのヒミツ
- 浸水30分を先に済ませる。調味料が入った水では、米はうまく吸えません
- 具は上にのせるだけ。混ぜ込まないほうが均一に炊けます
- たこは炊き込みすぎない。すでに火が通っているので、加熱は香りを移すためだけです
よくある質問
たこが硬くなります
茹でだこはすでに加熱済みなので、炊くとどうしても縮みます。気になる場合は炊き上がりの蒸らしのときに、生のたこを加えて余熱で火を通す方法もあります。大きめに切るのも有効です(小さいほど縮みが目立ちます)。
たこ以外だと?
あさり・ホタテ・鶏もも・ごぼうなどが使えます。あさりは酒蒸しにしてから、その汁ごと使うと旨味が出ます。鶏ももの場合は生のまま入れて大丈夫です(炊飯で火が通ります)。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。ただし冷やごはんは固くなるので、温かいうちに小分けしてラップで包み、冷凍するのがおすすめです。冷凍なら2週間ほど、味も食感もかなり保てます。
合うお酒
生姜と醤油、たこの旨味。まっすぐ和の炊き込みごはんです。
- 🏆 本命:日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——たこと生姜の炊き込みには、米の酒がまっすぐ合います
- 🍺 キンキンに冷えたビール——〆のごはんとして出すなら、最後の一杯に
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のお湯割り(焼酎6:お湯4)——温かいごはんには温かい酒
迷ったら冷酒。炊き込みごはんは、日本酒の〆としてかなり優秀です。
ぴーきちのつぶやき
炊き込みごはんの芯が残るのが長年の悩みでした。調味料を先に入れていたせいだと知ったときは、あまりに単純で笑ってしまいました。今日もお疲れ様です🍻
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🔬 調理科学ことば:炊き込みごはんの芯(塩分が吸水を妨げる)
ひとことで:米は真水ならよく吸うが、塩や醤油が入った水では吸いにくくなる。だから浸水は調味料を入れる前に。
詳しく:米を炊く前に水に浸すのは、米の中心まで水を届かせるためです。乾いた米は外側から水を吸っていきますが、中心まで届くのに30分〜1時間かかります。ここが不十分だと、加熱しても中心のでんぷんが糊化せず、芯が残る。ところが醤油や塩を先に入れると、この吸水が妨げられます。
理由は浸透圧——周りの水の塩分が濃いと、米の内部へ水が入っていきにくくなるのです(塩もみで野菜から水が出るのと、向きが逆の同じ現象)。だから炊き込みごはんは「真水で浸水→調味料を加える→炊く」の順番が鉄則。もう2つ注意点があります。
①調味料の分だけ水を減らす——醤油も酒も水分なので、目盛りどおりに足すとやわらかくなりすぎる。
②具は混ぜずに上にのせる——混ぜると米の間に隙間ができ、熱と水の対流が妨げられてムラになります。
③炊き上がりの蒸らし10分も省かない——余分な水分が均一に行き渡る時間です。
このレシピでは:この料理の手順1〜3は、全部この順番のためにあります。「研ぐ→真水で30分浸す→水を大さじ2減らす→調味料を入れる→具をのせる→炊く」。よくある失敗は、研いだ直後に全部入れてスイッチを押すこと——浸水ゼロ+塩分ありで、芯が残る条件が二重に揃います。
「炊き込みごはんは、水と調味料を入れるタイミングを分ける」。鯛めしでも五目ごはんでも、これだけ守れば失敗しません。



