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ナスとエリンギのおろしぽん酢【焼くだけ・15分】

⏰ 調理時間15分
🍽 2人分
🍺 さっぱり・後味軽い
🧊 作り置き:冷蔵1日(おろしは食べる直前)

📊 1人分(推定):約110kcal/たんぱく質3g・脂質7g・糖質8g
🍽 全量(2人分):約220kcal/たんぱく質6g・脂質14g・糖質16g

ナスとエリンギを焼き目がつくまで炒めて、大根おろしとぽん酢をかけます。油を吸ったナスは食べごたえが出るぶん重くなりますが、おろしの水分と酸味が入ると一気に軽くなります。

材料(2人分)

  • ナス:2本(約160g)
  • エリンギ:1パック(約100g)
  • 大根:5cm(約150g・すりおろす)
  • ごま油:大さじ1
  • 青ネギ(小口切り):適量
  • 【A】ぽん酢:大さじ2
  • 【A】めんつゆ(2倍濃縮):小さじ1

作り方

  1. ナスは縦半分にしてから1cm厚さの斜め切り、エリンギは縦に手で裂く(★包丁で切るより繊維に沿って裂いたほうが、たれの絡む面が増えます)。
  2. 大根はすりおろし、ざるに上げて軽く水気を切る(★水が残るとぽん酢が薄まります)。
  3. フライパンにごま油を熱し、ナスを切り口を下にして並べ、動かさずに2分焼く。
  4. 焼き色がついたら裏返し、エリンギを加えて中火で3〜4分炒める。
  5. 火を止めて【A】を回しかけ、器に盛る。大根おろしを乗せ、青ネギを散らす。

おいしさのヒミツ

  • ナスは動かさずに焼く。触り続けると全面から油を吸い、焼き色がつく前にべちゃっとします
  • エリンギは裂く。断面がでこぼこになるぶん、たれが乗る面積が増えます
  • 大根おろしは最後に乗せる。混ぜ込むと全体が水っぽくなり、焼いた香ばしさが消えます

よくある質問

ナスが油を吸いすぎて重くなります

切ってすぐ焼くことと、最初に触らないことで大きく変わります。ナスは切り口から油を吸うので、フライパンに置いたら2分は放置。表面が焼き固まると、それ以上は吸いません。

大根おろしの辛味が強すぎます

おろしてから10分ほど置いてください。辛味成分は時間とともに飛びます。理由は下の🔬で。急ぐ場合は大根の上(葉に近い側)を使うと最初から辛くありません。

作り置きできますか?

炒めたナスとエリンギだけなら冷蔵1日、大根おろしとぽん酢は食べる直前にかけてください。おろしを先にかけると水が出て、翌日には別物になります。

合うお酒

焼いた香ばしさと、ぽん酢のさっぱり。和の味です。

  • 🏆 本命:日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——ぽん酢の酸と米の旨味は、押し合わずに並びます
  • 🍺 キンキンに冷えたビール——焼き目の香ばしさには炭酸
  • 🍋 レモンサワーは、甘くない無糖タイプ——ぽん酢の酸と甘さがぶつからないように

迷ったら冷酒。おろしぽん酢は日本酒の隣がいちばん落ち着きます。

ぴーきちのつぶやき

エリンギを包丁で切っていたころは味が乗らなくて不思議だったのですが、手で裂いてみたら別の料理みたいになりました。以来きのこは裂いています。今日もお疲れ様です🍻

🔬 調理科学ことば:大根おろしの辛味(おろしてから生まれる)

ひとことで:大根の辛味は、すりおろした瞬間に作られる。だから時間が経つと飛ぶ。

詳しく:丸のままの大根はほとんど辛くありません。辛味成分は、最初から存在しているわけではないからです。大根の細胞の中には辛味のもとと、それを分解する酵素(ミロシナーゼ)が、別々の場所に分かれてしまわれています。すりおろして細胞が壊れると、はじめて両者が出会い、アリルイソチオシアネートという辛味成分が生まれる。

わさびや辛子と同じ仕組みです。この成分は揮発性——つまり空気中に飛んでいくので、おろしてから時間が経つほど辛味は弱くなります。また加熱でも分解されます。さらに、細かくおろすほど細胞が壊れて辛くなり、粗くおろすとおだやかになります

このレシピではこの料理では、おろしてすぐ使うか、10分置くかで印象が変わります。焼いたナスの香ばしさを引き立てたいなら辛味は少し欲しいので、おろして5分程度。ぽん酢のさっぱり感だけで食べたいなら10分以上置く。「辛くしたければ細かく、直前に。おだやかにしたければ粗く、早めに」——この一手だけで、同じ大根が2種類の薬味になります。

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