⏰ 調理時間30分(漬け15分含む)
🍽 2人分
🍺 たれが主役・ご飯が進む
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約420kcal/たんぱく質26g・脂質28g・糖質14g
🍽 全量(2人分):約840kcal/たんぱく質52g・脂質56g・糖質28g
唐揚げに食べるラー油入りのねぎだれを絡めます。下味はめんつゆだけ——味の主役はたれのほうなので、鶏の下味は軽くしてあります。
材料(2人分)
- 鶏もも肉:300g
- 片栗粉:適量
- 揚げ油:適量
- 【A・下味】めんつゆ(2倍濃縮):大さじ2
- 【A・下味】おろしにんにく:小さじ1
- 【A・下味】おろし生姜:小さじ1
- 【A・下味】塩こしょう:適量
- 【B・ねぎラー油だれ】長ねぎ(みじん切り):10cm分
- 【B・ねぎラー油だれ】食べるラー油:大さじ1
- 【B・ねぎラー油だれ】しょうゆ:大さじ1
- 【B・ねぎラー油だれ】ごま油:大さじ1
- 【B・ねぎラー油だれ】砂糖:大さじ1
- 【B・ねぎラー油だれ】おろしにんにく:小さじ1/2
- 【B・ねぎラー油だれ】おろし生姜:小さじ1/2
- 【B・ねぎラー油だれ】鶏がらスープの素:小さじ1/2
作り方
- 鶏もも肉は一口大に切り、【A】に15分漬ける。
- ボウルで【B】を混ぜてたれを作っておく(★先に作ると、ねぎの辛味が調味料になじみます)。
- 鶏肉の汁気を軽く切り、片栗粉を全体にまぶす。
- 170℃の油で4〜5分揚げる(★一度に入れすぎない。油の温度が下がると衣がべたつきます)。
- 油をよく切ってから、熱いうちに【B】と和える(★理由は下の🔬で)。
おいしさのヒミツ
- たれは揚げる前に作っておく。絡める工程は手早くが鉄則です
- 下味は軽めに。たれが濃いので、両方濃いとしつこくなります
- 油をよく切ってから絡める。油が残るとたれが弾かれます
よくある質問
たれが絡みません
油が切れていないのが原因です。網かキッチンペーパーの上で30秒置いてから和えてください。それでも絡まないときは、たれが少なすぎる可能性があります。
「食べるラー油」がないときは?
ラー油小さじ1+いりごま+フライドガーリック(あれば)で近づきます。食べるラー油は、辛味だけでなく「具の食感」が入っているのが特徴——刻んだナッツやフライドオニオンを足すと、その役を代わりに果たします。
作り置きできますか?
冷蔵で2日。ただし絡めた状態だと、時間が経つにつれ衣がたれを吸ってやわらかくなります。唐揚げとたれを別々に保存し、食べる直前に和えるのが一番おいしい形です。
合うお酒
にんにく、生姜、ラー油、ねぎ。中華の濃い味を全部のせた唐揚げです。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——唐揚げにビール。理屈より先に、手が動きます
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4を氷たっぷりで——濃いたれを、すっきり流したい日に
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——にんにくの余韻を切りたいときに
迷ったらビール。揚げたてを和えたら、待たずに飲んでください。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
唐揚げそのものより、かけるたれで遊ぶほうが好きです。食べるラー油を入れると、具の食感が加わって別の料理になります。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:揚げてからたれを絡める(衣を守る順番)
ひとことで:たれに漬けてから揚げると衣がべたつく。揚げてから絡めれば、外はカリッと、味は濃くできる。
詳しく:唐揚げに濃い味をつけたいとき、方法は2つあります。
①下味を濃くする ②揚げてからたれを絡める。この2つは、まったく違う結果になります。下味を濃くする方式の限界——調味料には水分と糖分が含まれています。水分が多いと片栗粉が湿ってべたつき、衣が剥がれます。糖分が多いと、揚げている間に焦げます(糖は低い温度で色づくため)。
だから下味には濃さの上限があります。一方、揚げてから絡める方式なら、たれの濃さに制限がありません——すでに火が通っているので、焦げも衣の剥がれも起きない。ヤンニョムチキン、油淋鶏、甘酢あんかけ——味の濃い唐揚げ料理は、ほぼ全部この方式です。
絡めるタイミングは「揚げたて」。熱い衣は表面に細かい隙間があり、たれをよく吸います。冷めてから和えると、表面をなでるだけになります。ただし吸いすぎると衣がふやけるので、和えたらすぐ食べる——これが最後の条件です。
このレシピでは:この料理の下味はめんつゆ・にんにく・生姜だけで、塩気は控えめです。そのぶん、ねぎラー油だれに全部の濃さを持たせている。両方濃くすると、しつこくて最後まで食べられません。「下味は軽く、たれは濃く」——たれが主役の唐揚げは、この配分で作ります。

