⏰ 調理時間5分
🍽 2人分
🍺 混ぜるだけ・ピリ辛
🧊 作り置き:当日中
📊 1人分(推定):約210kcal/たんぱく質20g・脂質13g・糖質4g
🍽 全量(2人分):約420kcal/たんぱく質40g・脂質26g・糖質8g
きゅうりとサバ缶を、食べるラー油で和えるだけ。包丁ときゅうり1本、缶詰1つで終わります。マヨネーズを少し入れると、サバの匂いが丸くなります。
材料(2人分)
- きゅうり:1本(約100g)
- サバ水煮缶:1缶(190g・汁を切る)
- 小ネギ(小口切り):適量
- 白いりごま:適量
- 【A】食べるラー油:大さじ2
- 【A】マヨネーズ:大さじ1
- 【A】醤油:小さじ1
- 【A】おろしにんにく:小さじ1/2
作り方
- きゅうりはめん棒や瓶の底で叩き割る(★断面がでこぼこになり、たれが絡みます)。
- サバ缶は汁を切る(★この料理はたれが濃いので、缶汁を入れると水っぽくなります)。
- ボウルに【A】を混ぜ、サバときゅうりを加えてサバを大きめにほぐしながら和える。
- 器に盛り、小ネギと白ごまを散らす。
おいしさのヒミツ
- きゅうりは叩き割る。包丁で切るより断面が広く、味が乗ります
- サバは大きめにほぐす。細かくすると全体が同じ食感になって、食べごたえが消えます
- マヨネーズ大さじ1が匂い対策です。脂がサバの香りを包みます
よくある質問
缶汁は捨てるのですか?
この料理では切ってください。缶汁には栄養も旨味もありますが、たれが濃いタイプなので、汁を入れると全体が薄まります。汁は味噌汁やスープに足すと無駄になりません。汁ごと使いたい場合は、食べるラー油を大さじ3に増やしてください。
サバの匂いが気になります
おろし生姜を小さじ1足すと効きます。レモン汁小さじ1も有効です。味噌煮缶に替えるのも手ですが、その場合は醤油を抜いてください(味が濃くなりすぎます)。
作り置きできますか?
当日中です。きゅうりから水が出ますし、開けたサバ缶は空気に触れると脂が劣化します(下の🔬で)。たれだけなら冷蔵3日持つので、先に作っておくと2分で完成します。
合うお酒
ラー油とにんにく、サバの旨味。冷たくてしっかりした味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——ラー油とにんにくには、冷たい炭酸
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——青魚の脂には、すっきりした蒸留酒が合います
- 🍋 レモンサワーは無糖でレモン多め——レモンを搾ると魚の香りも締まります
迷ったらビール。5分で作れて、最初の一杯に間に合います。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
サバ缶ときゅうりだけで一品になると気づいてから、常備品の顔ぶれが変わりました。缶詰は本当によくできた食べものだと思います。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:青魚の脂は酸化しやすい(開けたら早く使う)
ひとことで:サバやイワシの脂は、空気に触れると変化しやすい。だから開けた缶は当日に使い切る。
詳しく:サバ・イワシ・サンマなどの青魚の脂にはDHA・EPAという脂肪酸が多く含まれます。この脂肪酸は血液や脳に良いとされる一方で、構造上とても酸化しやすいという弱点があります。酸化とは、空気中の酸素と結びついて別の物質に変わること——風味が落ち、いわゆる「油が古くなった匂い」が出ます。
酸化を進める要因は①空気 ②光 ③熱 ④時間の4つ。だから実用上はこうなります。「開けた缶は当日中に使い切る」「缶のまま保存しない(缶が空気に触れて金属の匂いが移る)」「干物や切り身は早めに食べる」。缶詰が未開封で何年も持つのは、密閉して空気を抜いてあるから——開けた瞬間にその条件が消えます。
対策として有効なのが抗酸化成分と一緒に食べること——レモン(ビタミンC)、ごま(セサミン)、緑黄色野菜(ビタミンE)などが酸化を抑える方向に働きます。青魚に大根おろし・レモン・薬味が添えられるのは、味だけの話ではありません。
このレシピでは:この料理は缶を開けたらすぐ和えて、その日に食べきる形です。白ごまとにんにくが入っているのも、味だけでなく理にかなっています。そして加熱しない——熱も酸化を進めるので、和えるだけの料理は青魚と相性がいい。「サバ缶は、開けたらその日に、加熱しすぎず、薬味と一緒に」。
缶詰を常備するときに、これだけ覚えておくと無駄がありません。

