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まぐろのにんにくバター醤油【焦がしバターで10分】

調理時間
10
分量
2人分
材料
7

香ばしい・中はレア/作り置き:冷蔵1日OK
1人分(推定):約190kcal/たんぱく質24g・脂質9g・糖質2g
全量(2人分):約380kcal/たんぱく質48g・脂質18g・糖質4g

まぐろを焼いて、にんにくバター醤油を絡めます。刺身用のさくを使うので、中はレアで大丈夫。バターを少し色づくまで加熱するのが、香りの分かれ目です。

材料(2人分)

押すと消えます。買い物のときにも使えます。

  • まぐろ(刺身用さく)200g
  • にんにく2かけ(薄切り)
  • バター15g
  • 醤油小さじ2
  • サラダ油小さじ1
  • 塩こしょう少々
  • 白いりごま・小ネギ各適量

作り方

1

まぐろは2cm角に切り、キッチンペーパーで表面の水分を拭いて塩こしょうを振る(★水分が残ると焼き色がつきません)。

2

フライパンにサラダ油とにんにくを入れ、弱火で香りを出す。にんにくが薄く色づいたら取り出す(★焦げると苦くなります)。

3

火を中火に上げ、バターを入れる。泡が細かくなり、うっすら茶色く色づいて香ばしい匂いがしたら——ここが合図(★理由は下の🔬で)。

4

まぐろを入れ、各面20〜30秒ずつ、表面だけ焼く(★中まで火を通しません。通すと硬くなります)。

5

火を止めて醤油を回しかけ、余熱で絡める(★醤油は焦げやすいので火を止めてから)。

6

器に盛り、取り出したにんにくを戻し、白ごまと小ネギを散らす。

動画で見る

おいしさのヒミツ

  • にんにくは先に取り出す。まぐろを焼いている間に焦げます
  • バターは少し色づくまで。ここで香りが変わります
  • まぐろは表面だけ。中まで火を通すと、ツナ缶のような食感になります

よくある質問

まぐろは加熱しても大丈夫ですか?

刺身用のさくなら、表面を焼くだけで十分です。むしろ加熱しすぎると、たんぱく質が縮んでパサつきます。中心が生でも問題ないので、各面20〜30秒を守ってください。心配なら少し長めに焼いても食べられますが、食感は落ちます。

まぐろ以外だと?

かつお・ぶり・サーモン・たいなどの刺身用ならどれでも。かつおは特に合います(にんにくとの相性が良い魚です)。サーモンは脂が多いので、バターを10gに減らしてください。

どのくらい日持ちしますか?

冷蔵で1日作りたてがいちばんおいしい料理です。翌日食べる場合は冷たいままか、軽く常温に戻す程度に——温め直すと中まで火が入って硬くなります。

合うお酒

にんにくバターと醤油の焦げた香り。洋にも和にも寄れる味です。

  • 🏆 本命:赤ワインは、軽めを少し冷やして(14〜16℃)——にんにくバター醤油のまぐろは、意外なほど赤に合います
  • 🍶 日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——まぐろと日本酒という、外しようのない組み合わせ
  • 🍺 キンキンに冷えたビール——にんにくが効いているので炭酸でも成立します

迷ったら冷酒。ただしにんにくバターが香った日は、赤ワインを一度試してみてください。

ぴーきちのつぶやき

刺身が半額になっていると必ず買ってしまうのですが、そのまま食べ飽きた日にこれを覚えました。同じ魚とは思えません。今日もお疲れ様です🍻

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あわせて読みたい

🔬 調理科学ことば:焦がしバター(香りが変わる瞬間)

ひとことで:バターに含まれる乳のたんぱく質が焦げると、ナッツのような香りが生まれる。溶かすだけとは別物になる。

詳しく:バターは約80%が乳脂肪、残りが水分と乳固形分(たんぱく質と乳糖)でできています。加熱すると順番に変化が起きます。

①30〜40℃で溶ける

②100℃前後で水分が抜け、泡が細かくなる

③130℃を超えると、乳固形分(たんぱく質と乳糖)が褐色に変わり、香ばしい香りを出しはじめる——これが焦がしバター(ブール・ノワゼット)で、フランス語で「ヘーゼルナッツのバター」と呼ばれます。この香りの正体はメイラード反応——玉ねぎを飴色に炒めるのも、肉に焼き目をつけるのも、同じ反応です。

つまり「バターを溶かす」と「バターを焦がす」は、まったく別の調理。目安は泡が細かくなって静かになり、うっすら茶色く色づいた瞬間そこから数十秒で真っ黒に焦げて苦くなるので、色づいたらすぐ食材を入れるか火を止めます。ちなみにバターを焦がしたくない料理では、火を止めてから加える——これが「バターは仕上げに」と言われる理由です。

このレシピではこの料理でバターを「うっすら茶色くなるまで」加熱するのは、香りを作る工程です。溶かしただけのバターで焼いても、まぐろに乗るのは油脂の味だけ。焦がすことで、ナッツのような香ばしさが加わり、醤油の焦げた香りと重なりますただし焦がしすぎは一瞬——だからにんにくを先に取り出しておく(にんにくのほうが早く焦げるため)。

「バターは、溶かすのか焦がすのかを先に決める」。ムニエルもパンケーキも、この判断で仕上がりが変わります。

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