⏰ 調理時間25分(戻し時間含む)
🍽 2人分
🍺 常備菜・作り置き向き
🧊 作り置き:冷蔵4日OK
📊 1人分(推定):約200kcal/たんぱく質10g・脂質10g・糖質16g
🍽 全量(2人分):約400kcal/たんぱく質20g・脂質20g・糖質32g
乾燥ひじきを戻して、油揚げとにんじんで煮ます。枝豆を入れると彩りが出て、食感の変化もつきます。ひじきは戻すとかなり増えるので、量だけ気をつけてください。
材料(2人分)
- 乾燥ひじき:15g(戻すと約120g)
- 油揚げ:1枚(約30g)
- にんじん:1/3本(約50g)
- むき枝豆(冷凍でも可):40g
- サラダ油:小さじ1
- 【A】水:150ml
- 【A】醤油:大さじ2
- 【A】みりん:大さじ2
- 【A】砂糖:大さじ1
- 【A】顆粒和風だし:小さじ1
作り方
- 乾燥ひじきはたっぷりの水に15分浸して戻し、ざるに上げて水気を切る(★理由は下の🔬で)。
- 油揚げは熱湯を回しかけて油抜きし、細切りに。にんじんも細切りにする。
- 鍋に油を熱し、ひじき・にんじん・油揚げを中火で2分炒める(★油をまとわせると、風味が出て水っぽくなりません)。
- 【A】と枝豆を加え、落とし蓋をして中火で10分、煮汁が1/4ほどになるまで煮る。
- 火を止めて10分置く(★冷めるときに味が入ります)。
おいしさのヒミツ
- 先に炒める。油をまとわせてから煮ると、水っぽくならずに風味が出ます
- 油揚げの油抜き。表面の油を落とすと、煮汁が中に入ります
- 火を止めて10分。煮ている時間より、冷める時間のほうが味が入ります
よくある質問
ひじきが硬いです
戻し時間が短いか、長ひじきを使っている可能性があります。芽ひじき(細いもの)は15分、長ひじき(茎の部分)は30分が目安です。それでも硬い場合は、煮る時間を15分に延ばしてください。
枝豆がないときは?
大豆の水煮50g・いんげん・れんこんなどが使えます。大豆を入れると、ひじきの定番の形になります。彩りを重視するなら、枝豆かいんげんが向いています。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で4日ほど。この料理は作り置きの中でもかなり日持ちします(水分を飛ばしてあるため)。お弁当にも入れやすいので、日曜に作っておくと平日が楽になります。冷凍も可能で、2週間ほど持ちます。
合うお酒
甘辛い煮汁と、ひじきの磯の香り。和の常備菜です。
- 🏆 本命:日本酒は、ぬる燗(40℃前後)で純米酒——甘辛い煮物と燗酒は、外しようがありません
- 🍺 キンキンに冷えたビール——最初の一品として出すなら炭酸も
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のお湯割り(焼酎6:お湯4)——和の惣菜には、温めた蒸留酒も合います
迷ったらぬる燗。常備菜が一品あるだけで、家飲みの質が上がります。
ぴーきちのつぶやき
ひじきを乾燥のまま「ひとつかみ」入れて、鍋いっぱいになったことがあります。あれ以来、量りを出すようになりました。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:乾物の戻し率(乾燥のまま量を見ない)
ひとことで:乾物は水で戻すと何倍にもなる。食材ごとに倍率が違うので、乾燥のまま目分量で入れると失敗する。
詳しく:乾物は水分を抜いて保存性を高めた食品なので、戻すと元の大きさに近づきます。ただし倍率は食材によってまったく違います。おおよその目安はこうです。
①ひじき=約8倍(乾燥10gが80g前後に)。
②切り干し大根=約4倍。
③わかめ=約10〜12倍(最も膨らむ部類)。
④干ししいたけ=約4倍。
⑤高野豆腐=約6倍。⑥春雨=約4倍。「乾燥のままひとつかみ」で入れると、わかめやひじきは鍋からあふれます。もうひとつ大事なのが戻し方。
①戻し汁を使うもの=干ししいたけ(うま味のグアニル酸が溶け出している)。
②戻し汁を捨てるもの=ひじき・わかめ(えぐみや不要な成分が出る)。
③お湯で戻すと早いが、香りは飛ぶ——干ししいたけは冷水でゆっくり戻すほうが、うま味がよく出ます。「戻し率を知っているかどうか」だけで、乾物は扱いやすい食材になります。
このレシピでは:この料理では乾燥ひじき15gを使いますが、戻すと約120gになります——ちょうど2人分の副菜として食べきれる量です。「乾燥30g入れれば倍おいしい」わけではなく、鍋に入らなくなるだけ。そして戻し汁は捨てます——ひじきの戻し汁にはえぐみが出ているので、使いません(干ししいたけとは逆です)。
「乾物は、量ってから戻す。戻し汁を使うかどうかは食材で決まる」。この2点だけ覚えておけば十分です。

