甘酢とタルタル・定番/作り置き:冷蔵2日OK
1人分(推定):約590kcal/たんぱく質32g・脂質40g・糖質22g
全量(2人分):約1180kcal/たんぱく質64g・脂質80g・糖質44g
鶏ももに小麦粉と卵をつけて揚げ、甘酢だれにくぐらせてタルタルで食べます。チキン南蛮の衣はパン粉ではなく「卵の膜」——だから、とんかつとは違うふわっとした食感になります。
材料(2人分)
押すと消えます。買い物のときにも使えます。
- 鶏もも肉1枚(約250g)
- 小麦粉大さじ2
- 溶き卵1個分
- 揚げ油適量
- 塩こしょう少々
- ベビーリーフ適量
- 【A・甘酢だれ】醤油大さじ1
- 【A・甘酢だれ】酒大さじ1
- 【A・甘酢だれ】みりん大さじ1
- 【A・甘酢だれ】酢大さじ1
- 【A・甘酢だれ】砂糖小さじ1
- 【B・タルタル】ゆで卵1個
- 【B・タルタル】玉ねぎ1/4個(みじん切り)
- 【B・タルタル】マヨネーズ大さじ3
- 【B・タルタル】レモン汁小さじ1/2
- 【B・タルタル】塩こしょう少々
作り方
タルタルを作る——玉ねぎのみじん切りは水に5分さらしてしっかり絞る。ゆで卵を粗く潰し、【B】を全部混ぜて冷やしておく。
鶏肉はフォークで数か所刺し、塩こしょうを振る。厚い部分は切り込みを入れて厚さを均一に。
小麦粉を薄くまぶしてから、溶き卵にたっぷりくぐらせる(★ここが要点。理由は下の🔬で)。
フライパンに1cmほど油を入れて170℃に熱し、皮目を下にして片面3分ずつ揚げ焼きにする。いちばん厚い部分に竹串を刺し、透明な肉汁が出れば大丈夫です。赤い汁なら弱火で1分ずつ追加してください。
フライパンの油を捨ててきれいにし、【A】を入れて煮立てる。鶏肉を戻して両面を絡める。
食べやすい大きさに切って器に盛り、タルタルをかけてベビーリーフを添える。
動画で見る
おいしさのヒミツ
- 卵はたっぷりまとわせる。この膜がチキン南蛮の食感そのものです
- 甘酢だれは揚げた直後に。熱いうちのほうが染み込みます
- タルタルは先に作って冷やす。冷たいタルタルと熱い鶏肉の対比が、この料理の楽しさです
よくある質問
卵の衣がはがれます
小麦粉が抜けているか、鶏肉の水気を拭いていないかです。小麦粉は卵を定着させる下地なので省けません。まぶしたあとは余分な粉をはたき落としてから卵にくぐらせてください。
タルタルなしでもいいですか?
甘酢だれだけでも十分成立します(1人分でおよそ160kcal下がります)。その場合は甘酢を大さじ1/2ずつ増やして、しっかり絡めてください。タルタルは「濃さと冷たさ」を足す役なので、ないぶんはたれで補います。
どのくらい日持ちしますか?
鶏肉は冷蔵2日、タルタルは冷蔵2日(別々に保存)。温め直しはレンジ600Wで1分半→トースターで3分。タルタルは冷たいまま、食べる直前にかけてください。
合うお酒
甘酢とタルタル、揚げたての鶏。しっかりした洋食の味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——揚げ物とタルタルには、冷たい炭酸がいちばん
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——マヨの油分を切りたいときに
- 🥂 白ワインは、辛口をよく冷やして(8〜10℃)——甘酢の酸味と白ワインは同じ方向を向きます
迷ったらビール。タルタルをつけながら食べていると、勝手に減っていきます。
ぴーきちのつぶやき
チキン南蛮の衣がパン粉ではないと知ったのは、自分で作るようになってからでした。あのふわっとした感じは卵だったのかと、妙に納得しました。今日もお疲れ様です🍻
こういうのも合わせておすすめです
9月25日発売・予約受付中

ぴーきちの革命的に旨い!
夜ごはん食堂
仕事・育児・家事で忙しい毎日でも作れる、時短と満足を両立した夜ごはん94品。定食ごはんも、繰り返し作りたくなるおかずも入っています。
予約・購入した方へ、Amazonギフト券500円分を抽選で200名様にプレゼントしています。
予約特典に応募するあわせて読みたい
- 卵をもう一品 親子丼【卵は2回に分けて入れる】
- 同じ甘酢で、具を変えるなら 豆腐ステーキ 南蛮だれ【南蛮=唐辛子とねぎ】
- 揚げものをもう一品 豚バラの厚切り唐揚げ【1cm厚・旨辛だれ】
🔬 調理科学ことば:チキン南蛮の衣(パン粉ではなく卵の膜)
ひとことで:小麦粉の上に卵をたっぷりまとわせて揚げると、ふわっとした卵の層ができる。パン粉のザクザクとは別物。
詳しく:揚げ物の衣は、何を最後にまとわせるかで性格が決まります。
①パン粉=ザクザク(とんかつ・フライ)。粗い粒が油の中で水分を飛ばし、硬い層になる。
②片栗粉=カリッと軽い(唐揚げ)。でんぷんが薄い膜を作る。
③小麦粉のみ=薄くさっくり(ムニエル)。
④卵=ふわっとやわらかい(チキン南蛮・ピカタ)。卵のたんぱく質は加熱すると固まりながら少し膨らむので、鶏肉のまわりに、ふんわりした層ができます。この層は油を吸いにくく、しかも甘酢だれをよく吸う——だからチキン南蛮は、たれにくぐらせても衣がべしゃっとせず、しっとりまとまる。
ここで小麦粉が下地として必須です。肉の表面はつるつるしていて卵をはじくので、小麦粉が水分を吸って足場を作らないと、卵が乗りません(フライの3段の1段目と同じ役割)。「衣は、仕上げたい食感から逆算して選ぶ」——同じ鶏もも肉でも、片栗粉なら唐揚げ、パン粉ならカツ、卵ならチキン南蛮になります。
このレシピでは:この料理は「たれにくぐらせる」ことが前提なので、卵の衣が選ばれています。パン粉で作ると、たれを吸って一瞬でべしゃっとします(だからカツにはソースをかけて、くぐらせない)。逆に片栗粉だと、たれは絡むが、ふわっとした厚みが出ない。
「たれにくぐらせる揚げ物には、卵の衣」——ピカタも、酢豚に近い甘酢の肉も、同じ理由で卵を使います。



