2人分(4個)/伸びる・甘辛/作り置き:当日中
1人分(推定):約350kcal/たんぱく質14g・脂質24g・糖質26g
全量(2人分(4個)):約690kcal/たんぱく質28g・脂質48g・糖質52g
切り餅にチーズを重ねてベーコンで巻き、バター醤油で焼きます。切ったときに餅とチーズが両方伸びるので、見た目でも楽しめます。
材料(2人分(4個))
押すと消えます。買い物のときにも使えます。
- 切り餅2個(約100g)
- ベーコン4枚(約60g)
- スライスチーズ2枚
- 【A】バター10g
- 【A】醤油大さじ1
- 【A】砂糖小さじ1
- 粗挽き黒こしょう少々
- 小ネギ(小口切り)お好みで
作り方
切り餅は半分に切る(4個分に)。スライスチーズも半分に切る。
ベーコン1枚にチーズ半分と餅1個をのせて、きつく巻く(★空気を入れないこと。揚げ物と同じで、膨らんで開きます)。
フライパンを弱めの中火で熱し、巻き終わりを下にして並べ、転がしながら5〜6分焼く(★油はひかない。ベーコンの脂で焼けます)。
餅がやわらかくなったら、【A】を加えて絡める(★餅に竹串を刺してすっと通ればOK)。
器に盛り、黒こしょうとお好みで小ネギを散らす。
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おいしさのヒミツ
- 油はひかない。ベーコンから十分な脂が出ます
- 弱めの中火でじっくり。強火だとベーコンが焦げて、中の餅が固いままです
- たれは最後に。砂糖と醤油は焦げやすいので、餅に火が通ってから
よくある質問
餅が硬いままです
火が強すぎて、外だけ焼けています。弱めの中火で5〜6分、転がしながらが目安。竹串を刺してすっと通れば中まで温まっています。心配なら、餅をレンジ600Wで20秒温めてから巻いてください。
餅がフライパンにくっつきます
たれを入れてから焦げやすくなります。フッ素加工のフライパンを使うか、たれを入れたら手早く絡めて火を止めてください。くっついた場合は、水を大さじ1入れると溶けます。
作り置きできますか?
当日中、できれば焼きたてです。餅は冷めると固くなります(でんぷんの老化)。温め直しはトースターで3分、またはレンジ600Wで40秒。
合うお酒
バター醤油と餅、ベーコンの塩気。がっつりした甘辛です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——バター醤油とベーコンには、冷たい炭酸
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——ベーコンとチーズの脂を切りたいときに
- 🍶 日本酒は、ぬる燗(40℃前後)で純米酒——餅と米の酒は、同じ米から生まれたもの同士です
迷ったらビール。餅が伸びているうちに食べてください。
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🔬 調理科学ことば:餅が伸びる理由(もち米のでんぷんの形)
ひとことで:うるち米ともち米はでんぷんの形が違う。もち米は枝分かれの多いでんぷんばかりなので、絡み合って伸びる。
詳しく:ごはんの米(うるち米)と餅の米(もち米)は、でんぷんの構成が違います。でんぷんには2種類あって、①アミロース=直線状の分子、②アミロペクチン=枝分かれの多い分子。うるち米はアミロース2割・アミロペクチン8割、もち米はアミロペクチン100%です。
この違いが決定的で、枝分かれの多いアミロペクチンは、加熱して水を含むと、枝どうしが複雑に絡み合います——これが「粘り」と「伸び」の正体。直線状のアミロースが多いほど、粘りが少なくパラパラになる(インディカ米はアミロースが多いのでパラパラ)。
ここから実用的な話が出ます。
①餅は冷めると固くなる——でんぷんの老化。ただし温めれば戻ります。
②冷凍保存が最適——冷蔵は老化が最も速い温度帯。
③焼くと膨らむ——中の水分が水蒸気になり、粘りのある生地が風船のように膨らむため。
このレシピでは:この料理は「餅が伸びる」ことが持ち味なので、火の通し方が重要です。中心まで温まらないと、でんぷんが十分に水を含まず、伸びません。だから「弱めの中火で5〜6分」——強火だとベーコンだけ焦げて、餅は固いまま。そして焼きたてを食べる——冷めると老化して、あの伸びは失われます。
「餅は、中心まで温めて、熱いうちに」。雑煮でも磯辺焼きでも同じです。



