5分・貝の旨味/作り置き:冷蔵2日OK
1人分(推定):約130kcal/たんぱく質14g・脂質7g・糖質4g
全量(2人分):約260kcal/たんぱく質28g・脂質14g・糖質8g
ベビーホタテをバター醤油で炒めるだけ。5分で終わります。貝のうま味は、肉や魚とは違う成分によるもの——だから他の食材と重ならず、独立したおいしさになります。
材料(2人分)
押すと消えます。買い物のときにも使えます。
- ベビーホタテ(ボイル・冷凍でも可)200g
- バター15g
- 醤油小さじ2
- みりん小さじ1
- 小ネギ(小口切り)適量
- 粗挽き黒こしょう少々
作り方
ベビーホタテはキッチンペーパーで水気をしっかり拭く(★水が残ると焼き色がつかず、味も薄まります。冷凍の場合は解凍してから拭く)。
フライパンを中火で熱し、バターを入れて溶かす。
ホタテを入れ、触らずに1分焼く。返してさらに30秒(★貝はすでに火が通っているので、加熱は香りをつけるためだけ)。
火を止めて醤油とみりんを回しかけ、余熱で絡める(★醤油は焦げやすいので火を止めてから)。
器に盛り、小ネギと黒こしょうを振る。
動画で見る
おいしさのヒミツ
- 水気を拭く。この一手で焼き色がつくかどうかが決まります
- 触らずに1分。動かすと水が出て、焼くというより煮ることになります
- ボイル済みなので加熱は最小限。長く火にかけると縮んで硬くなります
よくある質問
冷凍のまま炒められますか?
できれば解凍してから使ってください。凍ったまま入れると大量の水が出て、焼き色がつかず、味も薄まります。急ぐ場合はざるに広げて流水で3分解凍し、しっかり水気を拭いてください。
生のホタテでも作れますか?
作れます。生の場合は片面1分半・裏面1分と少し長めに。ただし中心が半生でも問題ありません(刺身で食べられるものなら)。むしろ火を通しすぎると硬くなるので、短めを意識してください。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。翌日はパスタや炊き込みごはんの具にすると無駄がありません。温め直しはフライパンでさっと。レンジだと水が出て、身が縮みます。
合うお酒
バター醤油と貝の旨味。5分でできるとは思えない味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——バター醤油の焦げた香りには、冷たい炭酸
- 🥂 白ワインは、辛口をよく冷やして(8〜10℃)——貝とバターは、白ワインの本拠地です
- 🍶 日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——貝の旨味と米の旨味は、静かに重なります
迷ったらビール。ただし白ワインと合わせると、家の食卓が少しビストロになります。
こういうのも合わせておすすめです
ぴーきちのつぶやき
ベビーホタテは冷凍庫に常備しています。何もない日でも5分でこれが出せるという安心感が、思っている以上に大きいです。今日もお疲れ様です🍻
9月25日発売・予約受付中

ぴーきちの革命的に旨い!
夜ごはん食堂
仕事・育児・家事で忙しい毎日でも作れる、時短と満足を両立した夜ごはん94品。定食ごはんも、繰り返し作りたくなるおかずも入っています。
予約・購入した方へ、Amazonギフト券500円分を抽選で200名様にプレゼントしています。
予約特典に応募するあわせて読みたい
- ホタテをもう一品 スモークサーモンとホタテのレモンクリームパスタ【20分】
- 同じバターで、具を変えるなら スナップエンドウとベーコンの和風バターパスタ【15分・フライパンひとつ】
- もう一品、あと数分で ナスの旨辛にんにく甘酢ステーキ【揚げ焼き15分】
🔬 調理科学ことば:貝のうま味(コハク酸という別系統)
ひとことで:貝のうま味は、昆布や肉とは別の成分。だから他の食材と重ならず、独特のおいしさになる。
詳しく:うま味成分は大きく3つに分けられます。
①グルタミン酸(昆布・トマト・チーズ・野菜)、②イノシン酸(かつお節・肉・魚)、③グアニル酸(干ししいたけ)。ここにもう一つ、貝類だけが持つ「コハク酸」があります。あさり・しじみ・はまぐり・ホタテ・牡蠣に多く含まれ、うま味の中にわずかな酸味と苦味を含んだ、独特の厚みを出します。
日本酒にもコハク酸が含まれているので、貝と日本酒が合うのは成分レベルで説明がつきます。実用上のポイントが2つ。
①コハク酸は水に溶ける——だからあさりの味噌汁や酒蒸しは、汁ごと食べるのが正解。逆に炒め物なら身の中に留まります。
②加熱しすぎると身が縮んでうま味が押し出される——貝は口が開いたらすぐ火を止めるのが鉄則です。ちなみにあさりを砂抜きしたあと少し置くとうま味が増えるのは、貝がストレスでコハク酸を作るため、と言われています。
このレシピでは:この料理は炒め物なので、コハク酸を汁に逃がさず身の中で食べる形です。だから水気を拭いて、短時間で焼く——水を出さないことが、そのままうま味を守ることになる。そしてバター醤油という組み合わせも理にかなっています——醤油のグルタミン酸と貝のコハク酸で、系統の違ううま味が重なるからです。
「貝は汁ごとか、水を出さずに焼くか、どちらかに振り切る」。中途半端に水を出すのが、いちばんもったいない食べ方です。



