⏰ 調理時間10分
🍽 2人分
🍺 プチプチ
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約140kcal/たんぱく質9g・脂質6g・糖質8g
🍽 全量(2人分):約290kcal/たんぱく質19g・脂質12g・糖質17g
ちくわとピーマンを炒めて、明太バターで和えるだけ。明太子は火を止めてから加えます——加熱すると粒が固まって、あのプチプチが失われるからです。
材料(2人分)
- ちくわ:5本(約100g)
- ピーマン:3個(約90g)
- 明太子:1本(約30g)
- バター:10g
- サラダ油:小さじ1
- きざみ海苔:ひとつまみ
- めんつゆ(2倍濃縮):小さじ1
作り方
- ちくわは斜め切り、ピーマンは細切りにする。明太子は薄皮から中身をこそげ出す(★スプーンの背で押し出すときれいに取れます)。
- フライパンに油を熱し、ちくわとピーマンを2分ほど炒める(★ピーマンは炒めすぎないこと。色が鮮やかになったら十分です)。
- 火を止めてから、明太子・バター・めんつゆを加えて余熱で混ぜる(★ここが要点。理由は下の🔬で)。
- 器に盛り、きざみ海苔をのせる。
おいしさのヒミツ
- 明太子は火を止めてから。加熱すると粒が白く固まって、プチプチした食感が消えます
- バターも余熱で溶かします。加熱すると香りが飛び、ただの油になります
- めんつゆ小さじ1で足りるのは、明太子とちくわの両方に塩気があるから。増やすと塩辛くなります
よくある質問
たらこでも作れますか?
作れます。たらこは辛くないぶん、味がまろやかになります。その場合は一味唐辛子を少し振ると、明太子に近い方向になります。
明太子の薄皮が取りにくいです
縦に切り込みを入れて、包丁の背でしごくときれいに取れます。スプーンの背で押し出す方法もあります。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。お弁当にも入れられますが、明太子が生に近い状態なので、夏場は保冷剤を添えてください。
合うお酒
明太子の塩気とバターのコク。ごはんにもお酒にも合います。
- 🏆 本命:よく冷えたビール——明太子とバターの塩気には冷たい炭酸
- 🍶 日本酒なら、純米を花冷え10℃で——ちくわと明太子の魚の旨味に、米の旨味が寄り添います
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——バターの脂を切りたいときに
迷ったらビール。明太子とバターには、これが一番わかりやすい相手です。
ぴーきちのつぶやき
明太子を薄皮からこそげているとき、必ず指についた分をなめています。1本のうち何割が皿に届いているのか、正直分かりません。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:たらこの粒(加熱で色と食感が変わる)
ひとことで:明太子の粒は魚の卵。加熱するとたんぱく質が固まって白くなる。
詳しく:明太子やたらこはスケトウダラの卵巣で、あのつぶつぶは一粒一粒が卵です。生の状態では半透明でとろりとしているのに、加熱するとたんぱく質が固まって白く不透明になり、ぼそぼそした食感に変わります。これは卵白が焼くと白く固まるのと同じ現象。
およそ60℃を超えたあたりから変化が始まります。だから明太子パスタも、明太子スパゲッティも、火を止めてから和えるのが定石。焼きたらこはあの食感を狙って作るものなので、どちらが正しいという話ではなく狙う食感で加熱するかどうかを決めるということです。
このレシピでは:この料理はプチプチを残す側なので、火を止めてから加えます。フライパンの余熱でも表面はうっすら色が変わりますが、中心の粒は生のまま残る——これがちょうどいい状態です。逆に、明太子をしっかり火通しした「焼き明太」風にしたい場合は、炒めの途中で加えて構いません。
同じ材料で2つの料理が作れる、と考えると使い分けが見えてきます。

