⏰ 調理時間15分(漬け10分含む)
🍽 2人分
🍺 火を使わない・とろり
🧊 作り置き:当日中
📊 1人分(推定):約190kcal/たんぱく質20g・脂質10g・糖質6g
🍽 全量(2人分):約380kcal/たんぱく質40g・脂質20g・糖質12g
カツオのたたきをユッケだれに10分漬けるだけ。火を使いません。10分という時間に意味があります——長く漬けると、身が締まって別の食感になります。
材料(2人分)
- カツオのたたき:150g
- 玉ねぎ:1/4個(約50g・薄切り)
- 卵黄:1個
- 小ネギ(小口切り):適量
- 【A】めんつゆ(2倍濃縮):大さじ1
- 【A】ごま油:大さじ1
- 【A】おろしにんにく:小さじ1/2
- 【A】すりごま:適量
作り方
- カツオは1.5cm角に切る。玉ねぎは薄切りにして水に10分さらし、水気をよく切る。
- ボウルで【A】を混ぜる。
- カツオを加えて10分漬ける(★理由は下の🔬で。それ以上は漬けない)。
- 器に玉ねぎを敷き、カツオをのせる。
- 中央に卵黄を落とし、小ネギを散らす。崩して混ぜながら食べる。
おいしさのヒミツ
- 漬けるのは10分。表面だけに味を入れて、中は生のとろりを残します
- 玉ねぎは水にさらす。辛味が抜けて、カツオの邪魔をしません
- 卵黄は崩して混ぜる。たれと一体になって、全体にまとまりが出ます
よくある質問
ネギたっぷりカツオと何が違いますか?
たれに漬けるかどうかです。あちらは「かけるだけ」でさっぱり、こちらは「漬ける」ので味が濃く、ユッケに近い。同じカツオでも、別の料理として使い分けられます。
刺身用のさくでも作れますか?
作れます。たたきは表面が炙ってあるので香ばしさがあるのに対し、刺身は素直な味。どちらでも成立しますが、たたきのほうがたれに負けません。
作り置きできますか?
当日中です。長く漬けると身が締まりすぎ、卵黄も生もの。たれだけなら冷蔵3日持つので、先に作っておくと10分で完成します。
合うお酒
ごま油とにんにく、卵黄のコク。韓国風のカツオです。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——ごま油とにんにくには、冷たい炭酸
- 🍶 日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——カツオと日本酒は、外しようのない組み合わせです
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のロック——赤身魚には、癖の少ない蒸留酒も
迷ったらビール。ユッケだれが効いているので、炭酸で切りながら。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
カツオのたたきが余った日にユッケだれで漬けてみたら、まったく別の料理になって驚きました。10分で味が変わります。今日もお疲れ様です🍻
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🔬 調理科学ことば:刺身を漬ける時間(表面だけに味を入れる)
ひとことで:漬けだれの塩分は、時間をかけるほど中へ入る。同時に水分が抜けて身が締まるので、短時間で止める。
詳しく:刺身を漬けだれに漬けると、2つのことが同時に起きます。
①味が入る——たれの塩分やうま味が、表面から内部へ浸透していく。
②水分が抜ける——浸透圧で、身の中の水が外へ出る。結果、身が締まる。短時間(5〜15分)なら、①が主で、表面に味がのり、中は生のとろりが残る——これが「漬け」の理想。長時間(1時間以上)になると、②が進んで身が硬く締まり、色も変わります——これはこれで「づけ」という別の料理ですが、狙いが違う。
魚の種類でも変わります。脂の多い魚(サーモン・ぶり)=味が入りにくいので長め。赤身(まぐろ・かつお)=入りやすいので短め。そして「切り方」も効く——小さく切るほど表面積が増え、早く味が入ります。「漬けは、魚の種類と切り方と時間の掛け算」で決まります。
このレシピでは:この料理は1.5cm角と小さめに切るので、表面積が大きい——10分で十分に味が入ります。30分も漬けると、身が締まって「ユッケのとろり」が失われる。「漬けは、味が入ったところで止める」——長く漬けたほうがおいしい、とは限りません。時計を見ながら作る数少ない料理のひとつです。

