⏰ 調理時間15分
🍽 2人分
🍺 ふわとろ卵
🧊 作り置き:向きません(当日中に)
📊 1人分(推定):約480kcal/たんぱく質32g・脂質34g・糖質7g
🍽 全量(2人分):約960kcal/たんぱく質64g・脂質68g・糖質14g
豚こまとニラの炒め物に、チーズとマヨネーズを混ぜた卵を合わせます。卵は先に半熟で取り出し、最後に戻す——これだけで、ふわとろの状態が最後まで残ります。
材料(2人分)
- 豚こま切れ肉:250g
- たまご:2個
- ニラ:50g(約1/2束)
- ピザ用チーズ:20g
- マヨネーズ:小さじ1(卵用)
- 片栗粉:大さじ1
- 塩こしょう:少々
- サラダ油:大さじ1
- 【A】オイスターソース:小さじ2
- 【A】しょうゆ:小さじ1
- 【A】おろしにんにく:小さじ1/4
- 【A】水:50ml
作り方
- 豚肉に塩こしょうを振り、片栗粉を薄くまぶす。ニラは5cm幅に切る。【A】は先に混ぜておく。
- ボウルに卵を割り入れ、ピザ用チーズとマヨネーズを加えてよく混ぜる(★マヨネーズの油分が卵をふんわりさせます。チーズは溶けて全体に散ります)。
- フライパンに油を熱し、卵液を流し入れる。大きく混ぜて半熟のうちに取り出す(★ここで火を通しきらないこと。あとで戻すときにもう一度火が入ります)。
- 同じフライパンで豚肉を炒め、火が通ったらニラを加えてさっと炒める。
- 【A】を加えてとろみがついたら、卵を戻し入れてさっくり混ぜ、すぐ火を止める。
おいしさのヒミツ
- 卵とマヨネーズの組み合わせが、ふんわりの正体。マヨネーズの油分が卵のたんぱく質の間に入り、固まりすぎるのを防ぎます
- 卵を最後に戻すのは、加熱時間を最小にするため。最初から一緒に炒めると、肉が焼ける頃には卵がぼそぼそになります
- 豚こまに片栗粉をまぶすのは肉汁を閉じ込めるためと、たれを絡めるため。こま切れは薄いので、衣がないとすぐパサつきます
よくある質問
卵がぼそぼそになります
取り出すタイミングが遅いのが原因です。「まだ早いかな」と思うくらいの半熟で取り出してください。戻し入れたあとの余熱で、ちょうどよくなります。
ニラの代わりは?
もやし1袋やキャベツ150gでも作れます。ただしどちらも水が出るので、【A】の水を30mlに減らしてください。
作り置きできますか?
卵の食感が落ちるので当日中に。ごはんにのせて丼にすると、翌日のお弁当でも成立しますが、卵はしっかり火を通してから詰めてください。
合うお酒
オイスターソースのコクと、にんにくの香り。ごはんにも合う濃い味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——にんにくとオイスターソースには、冷たい炭酸がいちばん
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——豚こまの脂を切りたいときに
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——クセが穏やかで、料理の香りを邪魔しません
迷ったらビール。にんにくが効いていれば、これが正解です。
ぴーきちのつぶやき
卵を半熟で取り出すとき、毎回「これで足りるのか」と不安になります。戻し入れたあとはちょうどよくなると分かっているのに、まだ慣れません。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:卵とマヨネーズ(ふんわり仕上がる理由)
ひとことで:マヨネーズの油と乳化剤が、卵が固まりすぎるのを防ぐ。
詳しく:卵を加熱すると、たんぱく質どうしが結びついて網目をつくり、固まります。ところがこの網目は、締まりすぎると内側の水分を押し出してぼそぼそになる。ここにマヨネーズを混ぜると、含まれる油の粒がたんぱく質の間に入り込み、網目が強く締まるのを邪魔します。
結果として、水分を抱えたままやわらかく固まる。マヨネーズには卵黄由来の乳化剤も入っているので、油が細かく分散した状態で混ざるのも効いています。だし巻き卵に水を加えるのと似ていますが、こちらは油で同じことをしている——「固まりすぎを邪魔するものを入れる」という点で発想は同じです。
このレシピでは:卵2個にマヨネーズ小さじ1という控えめな量で十分です。多く入れるとマヨネーズの味が出てしまうので、あくまで食感のための量。そしてチーズも同じ働きをします——溶けた乳脂肪が卵の間に入り、さらにやわらかくなる。半熟で取り出す判断と合わせて、3段構えでふわとろを守っているのがこのレシピの構造です。

