ふわとろ卵/作り置き:向きません(できたてがおすすめ)
しっかり食べたいけれど、手早く作りたい日に。豚こまとニラをオイスターソースで炒め、ふわとろ卵を合わせた、ごはんが進む一皿です。
材料(2人分)
押すと消えます。買い物のときにも使えます。
- 豚こま切れ肉250g
- たまご2個
- ニラ50g(約1/2束)
- ピザ用チーズ20g
- マヨネーズ小さじ1(卵用)
- 片栗粉大さじ1
- 塩こしょう少々
- サラダ油大さじ1
- 【A】オイスターソース小さじ2
- 【A】しょうゆ小さじ1
- 【A】おろしにんにく小さじ1/4
- 【A】水50ml
作り方
ニラは5cm幅に切り、【A】は混ぜ合わせておく。
ボウルに卵を割り入れ、ピザ用チーズとマヨネーズを加えてよく混ぜる。
フライパンに油を熱して卵液を流し入れ、大きく混ぜる。半熟状になったら、清潔な皿に取り出す。
豚肉に塩こしょうを振り、片栗粉を薄くまぶす。同じフライパンで豚肉をほぐし、重ならないように広げて炒める。肉全体の色が変わり、赤い部分が残っていないことを確認し、中心まで十分に火を通してから、ニラを加えてさっと炒める。
【A】を加えてとろみがついたら、取り出しておいた卵を戻し入れる。全体が温まるまでさっくり混ぜ、火を止める。
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※豚肉は肉の色だけで判断せず、中心まで十分に加熱してください(目安:中心部75℃で1分以上)。妊娠中の方、2歳以下の乳幼児、高齢の方、免疫機能が低下している方が召し上がる場合は、卵にも十分に火を通してください。
おいしさのヒミツ
- 卵にマヨネーズを混ぜると、固くなりにくく、ふんわり仕上がります。
- 卵は半熟でいったん取り出し、仕上げに戻すのがふわとろのコツ。
- 豚こまに片栗粉を薄くまぶすと、しっとり仕上がり、たれもよく絡みます。
よくある質問
卵がぼそぼそになります
取り出すタイミングが遅いのが原因です。「まだ早いかな」と思うくらいの半熟で取り出してください。戻し入れたあとの余熱で、ちょうどよくなります。
ニラの代わりは?
もやし1袋やキャベツ150gでも作れます。ただしどちらも水が出るので、【A】の水を30mlに減らしてください。
作り置きできますか?
半熟仕上げなので、作り置きには向きません。できたてをお楽しみください。お弁当に入れる場合は、卵と豚肉にしっかり火を通し、汁気を飛ばして十分に冷ましてから詰めてください。
合うお酒
オイスターソースのコクと、にんにくの香り。ごはんにも合う濃い味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——にんにくとオイスターソースには、冷たい炭酸がいちばん
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——豚こまの脂を切りたいときに
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——クセが穏やかで、料理の香りを邪魔しません
迷ったらビール。にんにくが効いていれば、これが正解です。
ぴーきちのつぶやき
卵を半熟で取り出すとき、毎回「これで足りるのか」と不安になります。戻し入れたあとはちょうどよくなると分かっているのに、まだ慣れません。今日もお疲れ様です🍻
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🔬 調理科学ことば:卵とマヨネーズ(ふんわり仕上がる理由)
ひとことで:マヨネーズの油と乳化剤が、卵が固まりすぎるのを防ぐ。
詳しく:卵を加熱すると、たんぱく質どうしが結びついて網目をつくり、固まります。ところがこの網目は、締まりすぎると内側の水分を押し出してぼそぼそになる。ここにマヨネーズを混ぜると、含まれる油の粒がたんぱく質の間に入り込み、網目が強く締まるのを邪魔します。
結果として、水分を抱えたままやわらかく固まる。マヨネーズには卵黄由来の乳化剤も入っているので、油が細かく分散した状態で混ざるのも効いています。だし巻き卵に水を加えるのと似ていますが、こちらは油で同じことをしている——「固まりすぎを邪魔するものを入れる」という点で発想は同じです。
このレシピでは:卵2個にマヨネーズ小さじ1という控えめな量で十分です。多く入れるとマヨネーズの味が出てしまうので、あくまで食感のための量。そしてチーズも同じ働きをします——溶けた乳脂肪が卵の間に入り、さらにやわらかくなる。半熟で取り出す判断と合わせて、3段構えでふわとろを守っているのがこのレシピの構造です。



