⏰ 調理時間15分
🍽 1人分
🍺 ふわとろ
🧊 作り置き:向きません(当日中に)
📊 1人分(推定):約690kcal/たんぱく質25g・脂質30g・糖質72g
カニカマとチーズを混ぜた卵を、半熟でごはんにのせます。あんは卵より先に作っておく——卵は待てないので、待てるほうを先に済ませる。この順番だけで仕上がりが変わります。
材料(1人分)
- ごはん:1膳分(約200g)
- たまご:2個
- カニカマ:3本(約30g)
- ピザ用チーズ:15g
- マヨネーズ:小さじ1
- サラダ油:大さじ1
- グリーンピース:お好みで
- 【A】水:100ml
- 【A】しょうゆ:小さじ2
- 【A】ケチャップ:小さじ1
- 【A】鶏がらスープの素:小さじ1/2
- 【A】酢:小さじ1/2
- 【A】片栗粉:小さじ2
作り方
- 先にあんを作ります。小鍋に【A】をすべて入れて混ぜ、混ぜながら中火にかけてとろみがつくまで加熱する(★片栗粉は冷たいうちに混ぜておくとダマになりません)。
- ボウルに卵を溶き、ほぐしたカニカマ・チーズ・マヨネーズを加えてよく混ぜる。
- フライパンに油を強火で熱し、卵液を流し入れる。大きくかき混ぜて半熟状になったらすぐ火を止める(★「まだ早いかな」で止めるのが正解)。
- 器に盛ったごはんの上に、フライパンからすべらせるように卵をのせる。
- あんをたっぷりかけ、好みでグリーンピースを散らす。
おいしさのヒミツ
- あんを先に作るのが、この料理の設計。卵を焼いてからあんを作ると、盛りつける頃には卵が固まっています
- マヨネーズが卵をふんわりさせます。油分が卵のたんぱく質の間に入り、固まりすぎるのを防ぎます
- 酢を小さじ1/2入れるのはあんの甘さを引き締めるため。入れないとケチャップの甘さだけが残ります
よくある質問
あんがダマになります
片栗粉を冷たい状態で混ぜてから火にかけてください。熱い液体に片栗粉を入れると必ずダマになります。この作り方なら水溶き片栗粉を別に用意する必要もありません。
カニ缶を使ってもいいですか?
使えます。カニ缶なら汁気を切って40gが目安。ぐっと本格的になりますが、カニカマのほうが食感が残って存在感が出ます。
作り置きできますか?
卵は当日中に。ただしあんは冷蔵3日持ちます。温め直せば使えるので、多めに作って中華丼や野菜あんかけにも回せます。
合うお酒
甘酢あんとふわとろ卵。中華の定番なので、お酒も合わせやすい一皿です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——中華とビールは説明が要りません。あんの甘酢を炭酸が流します
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——甘酢あんの甘さを切りたいときに
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——食事と一緒に飲むならこちらも
迷ったらビール。中華丼にはこれ、で外しません。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
卵をごはんにすべらせる瞬間だけ、料理人になった気分になります。半分ずれて着地する日のほうが多いのですが、あんをかければ分かりません。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:片栗粉のとろみ(水溶きが要らない作り方)
ひとことで:片栗粉は冷たいうちに混ぜておけば、ダマにならない。
詳しく:片栗粉のとろみは、でんぷんが水を吸ってふくらみ、糊状になることで生まれます(糊化)。この変化はおよそ60〜70℃から始まる。問題は、熱い液体に粉を入れたとき——粉の表面だけが一瞬で糊化して膜になり、内側に水が届かないまま固まります。
これがダマの正体。だから普通は「水溶き片栗粉」にして、粉を先に水に分散させてから加えます。ところが、最初から冷たい調味料に片栗粉を混ぜておけば、そもそもダマになりません。粉が液体全体に散った状態から、ゆっくり温度が上がっていくためです。
このレシピでは:このレシピで水溶き片栗粉を用意しないのは、この理由です。【A】を全部混ぜてから火にかけるので、道具も工程も1つ減る。ただし混ぜ続けること——底に沈んだ粉が先に固まると、そこだけダマになります。同じ方法はあんかけ・中華スープ・肉じゃがのとろみ付けにも使えます。
「あとから足す」より「最初から混ぜる」ほうが、失敗が少ない場面は多いです。

