⏰ 調理時間10分
🍽 2人分 🔥 火を使わない
🧊 作り置き:向きません(当日中に)
📊 1人分(推定):約300kcal/たんぱく質13g・脂質26g・糖質3g
🍽 全量(2人分):約600kcal/たんぱく質26g・脂質53g・糖質5g
辛味を入れないユッケです。コチュジャンの代わりに長ネギをたっぷり使い、鶏がらスープの素と酢で輪郭を出します。辛いのが苦手な人や、子どもと分けたい日に。
材料(2人分)
- サーモン(刺身用):100g
- アボカド:100g(約2/3個)
- 卵黄:1個(約17g)
- 長ネギ:10cm(約20g)
- 【A】ごま油:大さじ1
- 【A】しょうゆ:小さじ1
- 【A】砂糖:小さじ1/2
- 【A】酢:小さじ1/2
- 【A】鶏がらスープの素:小さじ1/2
- 【A】おろしにんにく:小さじ1/2
- 【A】塩:少々
- 【A】白いりごま:小さじ1
作り方
- 長ネギはみじん切りにする(★このレシピの主役です。粗いと辛味が立つので、細かく)。
- サーモンはキッチンペーパーで水気を拭き、アボカドと同じ2cm角に切る。
- ボウルに【A】と長ネギを入れてよく混ぜ、5分置いてネギをなじませる(★ネギの辛味がたれに移り、角が取れます)。
- サーモンとアボカドを加え、ゴムベラで2〜3回だけ合わせる。器に盛り、中央に卵黄をのせる。
おいしさのヒミツ
- 鶏がらスープの素が、辛味の代わりに輪郭をつくります。コチュジャンを抜くと味がぼやけがちですが、これがあると締まります
- 酢を小さじ1/2だけ入れるのが効きます。サーモンとアボカドはどちらも脂が多いので、酸が一滴あると最後まで食べられます
- 長ネギをたれに5分なじませる。生のまま和えると辛味が刺さり、サーモンの繊細さを消してしまいます
よくある質問
辛くしたい場合は?
コチュジャン小さじ1を加えてください。その場合はしょうゆを小さじ1/2に減らすと塩気が重なりません。
サーモンの部位は?
刺身用の柵を自分で切るのがおすすめ。腹側は脂が多く濃厚に、背側はさっぱりします。アボカドの脂があるので、背側のほうがバランスは取れます。
作り置きできますか?
生のサーモンとアボカドなので当日中に。たれは冷蔵5日持つので、作っておけば切って和えるだけです。
合うお酒
サーモンとアボカドの脂に、ねぎの香り。辛くないぶん、繊細なお酒も合います。
迷ったら日本酒。サーモンと卵黄には、米の酒が寄り添います。
ぴーきちのつぶやき
長ネギを刻んでいると涙が出るので、最近は冷蔵庫でしっかり冷やしてから切っています。効果があるのかは、まだよく分かりません。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:アスタキサンチン(サーモンが赤い理由)
ひとことで:サーモンの身の色は、赤い色素をエサから取り込んだもの。
詳しく:意外に思われますが、サーモンは分類上「白身魚」です。マグロやカツオのような赤身魚は筋肉にミオグロビンを多く持ちますが、サーモンの筋肉は本来白い。あのオレンジ色は、エサとして食べたエビやオキアミに含まれる「アスタキサンチン」という色素が身に蓄積したものです。
フラミンゴがエビを食べてピンクになるのと同じ仕組み。養殖サーモンでも、エサにこの色素を加えることで天然と同じ色に育ちます。アスタキサンチンは強い抗酸化作用を持つことでも知られ、鮭・いくら・エビ・カニに共通して含まれています。
そして脂溶性——油と一緒に摂ると吸収されやすい成分です。
このレシピでは:ごま油大さじ1は、味だけでなく吸収の面でも理にかなっています。アスタキサンチンもアボカドの脂も脂溶性なので、油とともに摂るほうが効率がいい。そして「サーモンは白身魚」と知っていると、合わせるお酒も見えてきます——マグロのような赤身向けの重い酒ではなく、白身魚に合う軽やかなタイプのほうが寄り添う。
この料理に純米酒や白ワインを挙げているのは、そういう理由です。

