⏰ 調理時間12分
🍽 2人分
🍺 安い・甘辛
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約210kcal/たんぱく質8g・脂質10g・糖質22g
🍽 全量(2人分):約420kcal/たんぱく質16g・脂質20g・糖質44g
ちくわに片栗粉をまぶして揚げ焼きにし、コチュジャンの甘辛だれを絡めます。ヤンニョムチキンの、ちくわ版。安くて早いです。
材料(2人分)
- ちくわ:4本(約80g)
- 片栗粉:大さじ2
- サラダ油:大さじ3
- 小ねぎ(小口切り):適量
- 白いりごま:適量
- サニーレタス:適量
- 【A】コチュジャン:大さじ2
- 【A】ケチャップ:大さじ1
- 【A】水:大さじ2
- 【A】ごま油:小さじ1
- 【A】おろしにんにく:小さじ1/4
- 【A】しょうゆ:少々
作り方
- ちくわは斜め一口大に切り、片栗粉をまぶす(★衣がたれを絡めます)。
- ボウルに【A】を混ぜてたれを作る(★先に作っておく。後から慌てると焦げます)。
- フライパンに油を熱し、ちくわを揚げ焼きにする(★片面2分ずつ、こんがりするまで)。
- キッチンペーパーで油をよく切る(★油が残るとたれが絡みません)。
- フライパンの油を拭き、火を弱めてから【A】とちくわを入れ、手早く絡める。器に盛り、ねぎとごまを振る。
おいしさのヒミツ
- たれは先に作る。絡める工程は30秒勝負です
- 揚げ焼きの油をしっかり切る。油が残るとたれが弾かれます
- 絡めるのは弱火で。コチュジャンとケチャップは糖分が多く、強火だと一瞬で焦げます
よくある質問
たれが絡みません
ちくわの油が切れていないのが原因です。キッチンペーパーの上で30秒置いてください。フライパンの余分な油も拭くのを忘れずに。
辛さは調整できますか?
コチュジャンの量で決まります。辛いのが苦手なら大さじ1にしてケチャップを大さじ2に。コチュジャンは辛味より甘みと味噌のコクが主役なので、減らしても味は成立します。
作り置きできますか?
冷蔵で2日。冷めると衣がやわらかくなりますが、味は翌日のほうがなじみます。カリッと戻したいときはトースターで2分。お弁当にも入ります。
合うお酒
コチュジャンの甘辛と、にんにくの香り。韓国風の濃い味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——甘辛と炭酸。ヤンニョムはビールのために存在します
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4を氷たっぷりで——甘さを流したい日に
- 🍋 レモンサワーなら、無糖のものを——たれが甘いので、割りものは甘くないほうが合います
迷ったらビール。甘辛い揚げものには、いつも同じ答えです。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
ヤンニョムチキンを作ろうとして鶏肉がなかった日に、ちくわで代用したのが始まりです。今では鶏肉があってもちくわで作っています。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:ヤンニョムとは(韓国の合わせ調味料そのもの)
ひとことで:ヤンニョムは特定の味ではなく、韓国語で「合わせ調味料」を指す言葉。料理ごとに中身が変わる。
詳しく:ヤンニョムは韓国語で「薬念」と書き、合わせ調味料そのものを指す言葉です。日本で言えば「たれ」や「合わせ調味料」に近い、幅の広い概念——特定の1つの味を指すわけではありません。「薬になる念(思い)を込める」という語源があり、食は薬であるという考え方が背景にあります。
日本で「ヤンニョム」と言うと、たいていヤンニョムチキンの甘辛い赤いたれを指しますが、韓国ではキムチを漬けるための薬味(ヤンニョムソ)も、ナムルの和え衣も、すべてヤンニョムです。甘辛い赤いたれの基本の構成は、コチュジャン(唐辛子味噌)+砂糖や水あめ+にんにく+しょうゆ+ごま油。
コチュジャンは、もち米麹に唐辛子粉と大豆を加えて発酵させた調味料で、辛味だけでなく、発酵による甘みとうま味を持っています。だから「辛いだけの味」にならない——ケチャップを合わせるのは、酸味と糖でさらに親しみやすくするためです。
このレシピでは:この料理のたれは、コチュジャン+ケチャップ+にんにく+ごま油という最小構成です。コチュジャンだけだと重いので、ケチャップの酸味で軽くしています。ヤンニョムは「決まった配合」ではなく「その料理に合わせて組む」ものなので、家の味に調整して問題ありません——甘くしたいなら砂糖、うま味を足したいならしょうゆを増やす。
それがヤンニョムの本来の姿です。

