⏰ 作業5分+漬け60分
🍽 2人分 🔥 火を使わない
🧊 作り置き:冷蔵5日OK
📊 1人分(推定・たれ込み):約80kcal/たんぱく質2g・脂質3g・糖質8g
🍽 全量(2人分):約160kcal/たんぱく質4g・脂質6g・糖質16g
長芋を切らずに丸ごと漬けるのがこのレシピの要点。切ってから漬けるとぬめりが出てたれが糸を引きますが、丸ごとなら澄んだまま。食べるときに切るだけです。
材料(2人分)
- 長芋:100g(約5cm)
- 【A】にんにく:2かけ(スライス・約10g)
- 【A】しょうゆ:大さじ2
- 【A】酢:大さじ1
- 【A】ごま油:小さじ1
- 【A】砂糖:小さじ1
- 【A】豆板醤:小さじ1
- 【A】輪切り唐辛子:ひとつまみ
作り方
- 長芋は皮をむき、縦半分に切るだけにする(★細かく切らないこと。理由は下記のヒミツで)。
- 保存袋に【A】と長芋を入れ、空気を抜いて口を閉じる(★たれが少なくても、空気を抜けば全体に触れます)。
- 冷蔵庫で1時間以上漬ける(★一晩置くとさらに味が入ります)。
- 食べる直前に1cm厚さの半月切りにして器に盛り、たれを少しかける。
おいしさのヒミツ
- 丸ごと漬けて、食べる直前に切る。切ってから漬けると断面からぬめりが出て、たれが糸を引きます
- 酢が入っているのが、この漬けだれの特徴。長芋の変色を防ぎ、日持ちも良くします
- 豆板醤とにんにくで、ただの醤油漬けにならない。長芋は味が淡いので、輪郭のはっきりした漬けだれが要ります
よくある質問
どのくらい日持ちしますか?
たれごと冷蔵で5日ほど。日が経つほど味が濃くなるので、3日目以降は薄切りにすると食べやすくなります。
たれは再利用できますか?
1回なら使えます。同じたれでもう一度長芋を漬けるか、きゅうりやゆで卵を漬けても。ただし2回目は水分で薄まっているので、しょうゆを小さじ1足してください。
長芋がかゆくなります
皮を厚めにむいてください。かゆみのもとは皮の近くに集まっています。作業前に酢水で手を濡らすのも有効です。
合うお酒
にんにくと豆板醤の効いた漬け物。晩酌のストックとして優秀です。
- 🏆 本命:日本酒の辛口を、花冷え10℃で——漬け物と日本酒は、説明の要らない組み合わせです
- 🍺 よく冷えたビール——にんにくが効いているので、炭酸でも合います
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のロック——漬け物系のつまみには蒸留酒も
迷ったら日本酒。冷蔵庫にこれがあると、飲みたい夜に困りません。
ぴーきちのつぶやき
冷蔵庫にこれがあるだけで、夜の安心感がまるで違います。切るだけで出せるものが1つあると、それだけで一日が終わった気になります。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:酢の保存性(漬け物に酢を入れる理由)
ひとことで:酸性の環境では、食べ物を傷ませる菌が増えにくい。
詳しく:食べ物を傷ませる菌の多くは、中性に近い環境(pH6〜8あたり)でいちばん活発になります。ところが酢を加えて酸性に傾けると、その活動が大きく鈍る。だからピクルス・南蛮漬け・酢の物・しめさば——酢を使う料理はどれも保存性が高い。
これは冷蔵庫がなかった時代からの知恵です。そして酢にはもう一つの働きがあります。野菜のペクチンに作用して、加熱してもシャキッとした食感を保ちやすくする。れんこんを酢水にさらすとシャキシャキが残るのはこのため。保存性と食感、2つを同時に取れるのが酢の強みです。
このレシピでは:この漬けだれが冷蔵5日持つのは、酢が入っているからです。しょうゆだけの漬けだれだと、もう少し短い。さらに酢は長芋の変色も防ぎます——切った長芋が茶色くなるのは酵素の働きですが、酸性の環境ではこの酵素が働きにくくなる。保存性・食感・色の3つを、酢大さじ1が同時に担っています。

