⏰ 調理時間20分(塩水15分含む)
🍽 2人分
🍺 ほろ苦い・作り置き向き
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約210kcal/たんぱく質12g・脂質16g・糖質5g
🍽 全量(2人分):約410kcal/たんぱく質24g・脂質32g・糖質10g
ゴーヤを塩水に浸してから、ツナマヨで和えるだけ。火を使いません。マヨとかつお節が苦味を包むので、ゴーヤが苦手な方でも食べやすくなります。
材料(2人分)
- ゴーヤ:1本(約250g)
- 塩:小さじ1(塩水用)
- 水:500ml(塩水用)
- 粗挽き黒こしょう:適量
- 【A】ツナ缶(油漬け):1缶(70g・油ごと)
- 【A】かつお節:1パック(約3g)
- 【A】マヨネーズ:大さじ2
- 【A】めんつゆ(2倍濃縮):大さじ1
- 【A】塩:少々
作り方
- ゴーヤは縦半分に切り、スプーンでワタと種をしっかりかき出す(★苦味はワタの周りに多い)。2〜3mm厚さの薄切りにする。
- 塩を溶かした水に15分ほど浸す(★塩もみとの違いは下の🔬で)。
- ざるに上げて、両手でぎゅっと水気を絞る。
- ボウルで【A】を混ぜ、ゴーヤを加えて和える。
- 器に盛り、黒こしょうを振る。
おいしさのヒミツ
- ワタは徹底的に取る。苦味の大半はここに集まっています
- 薄く切る。一口あたりの苦味が減り、たれも絡みます
- かつお節が水分を吸うので、作り置きしても水っぽくなりません
よくある質問
塩もみと塩水、どちらがいいですか?
この料理は塩水がおすすめです。塩もみだと食感が完全にしんなりするのに対し、塩水はゆるやかに水が抜けるので、シャキシャキが残ります(下の🔬で)。時間がないときは塩もみ10分でも構いません。
苦味がまだ強いです
塩水の時間を20分に延ばすか、下茹で30秒を加えてください。マヨネーズを大さじ3に増やすのも有効です——脂が苦味を包みます。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。かつお節が水を吸ってくれるので、作り置きに向きます。翌日は苦味がやわらいで、食べやすくなります。
合うお酒
ゴーヤのほろ苦さとツナマヨ。夏の副菜です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——苦味には炭酸。ゴーヤとビールは、暑い日の定番です
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のロック——泡盛が手に入るなら、そちらが本場の組み合わせです
- 🍋 レモンサワーは無糖でレモン多め——苦味を酸で受け止めたいときに
迷ったらビール。苦味のある料理は、冷たい炭酸でいちばん引き立ちます。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
ゴーヤは炒めるものだと思っていたのですが、生でサラダにできると知ってから、夏の常備菜になりました。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:塩もみと塩水(同じ塩でも目的が違う)
ひとことで:塩をまぶすと強く早く水が抜けてしんなりする。薄い塩水に浸けるとゆるやかに抜けて、食感が残る。
詳しく:どちらも浸透圧を使った処理ですが、効き方が違います。
①塩もみ(塩を直接まぶす)——野菜の表面が非常に高い塩分濃度にさらされるので、水が急激に、大量に抜けます。結果、かさが大きく減り、しんなりする。浅漬け・きゅうりの酢の物・コールスローなど、「しんなりさせたい」料理に向く。
②塩水に浸ける——1〜2%程度の薄い塩水なので、濃度差がゆるやか。水は抜けるが、急激ではないので細胞が壊れにくく、シャキシャキが残ります。しかも塩水に浸かることで、水溶性のえぐみや苦味成分が溶け出すという効果もある。「しんなりさせたいなら塩もみ、食感を残したいなら塩水」——目的が違うので、レシピの指示は読み分ける必要があります。
ちなみに塩鮭などの塩抜きに薄い塩水を使う「呼び塩」も、ゆるやかな濃度差を使うという点で同じ発想です。
このレシピでは:この料理は、ゴーヤのシャキシャキした食感が持ち味です。塩もみするとしんなりして、ただの苦い和え物になります。塩水なら、苦味だけがゆるやかに抜けて、歯ごたえは残る。「同じ塩でも、まぶすか浸けるかで結果が正反対」——レシピに「塩水に浸ける」と書いてあったら、それは食感を残したいという意思表示です。

