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コールスロー【繊維を断つ千切り・作り置き】

⏰ 調理時間15分(塩もみ10分含む)
🍽 2人分
🍺 作り置き向き・さっぱり
🧊 作り置き:冷蔵3日OK

📊 1人分(推定):約210kcal/たんぱく質3g・脂質18g・糖質12g
🍽 全量(2人分):約420kcal/たんぱく質6g・脂質36g・糖質24g

キャベツを塩もみして、マヨネーズと酢で和えるだけ。千切りの向きで食感が変わります——やわらかくしたいなら繊維を断つ向き、シャキシャキを残したいなら繊維に沿って。

材料(2人分)

  • キャベツ:1/4玉(約300g)
  • にんじん:1/4本(約40g)
  • 玉ねぎ:1/4個(約50g)
  • コーン缶:大さじ2(約30g・水気を切る)
  • 塩:小さじ1/2(塩もみ用)
  • 【A】マヨネーズ:大さじ3
  • 【A】酢:大さじ1
  • 【A】砂糖:大さじ1
  • 【A】塩・粗挽き黒こしょう:各少々

作り方

  1. キャベツは芯を取り、葉を重ねて繊維を断つ向きに千切りにする(★向きで食感が変わります。理由は下の🔬で)。にんじんは細切り、玉ねぎは薄切り。
  2. ボウルに野菜を入れ、塩をまぶして10分置く
  3. 両手でぎゅっと握って水気を絞る(★ここが最大の分かれ目。絞りが甘いと翌日に水が浮きます)。
  4. 【A】を加えてよく混ぜ、コーンを加えてさっと合わせる。
  5. 冷蔵庫で30分以上冷やすと味がなじみます。

おいしさのヒミツ

  • 絞りは思っているより強く。キャベツは見た目の倍くらい水を持っています
  • 砂糖大さじ1は甘みのためだけではありません。酢の角を取って、マヨとなじませる役目もあります
  • 30分冷やす。作りたてより、冷えてからのほうが味がまとまります

よくある質問

シャキシャキ感を残したい

繊維に沿って(芯から葉先へ)千切りにしてください。細胞が壊れにくいので、歯ごたえが残ります。逆にやわらかく、しんなりさせたいなら繊維を断つ向き同じキャベツで2種類の食感が作れます

マヨネーズを減らしたい

マヨ大さじ2+プレーンヨーグルト大さじ1にすると、1人分でおよそ40kcal下がります。酸味が増えるので砂糖を大さじ1.5に調整してください。

どのくらい日持ちしますか?

冷蔵で3日ほど。酢とマヨが入っているぶん日持ちします塩もみで水を抜いてあるので、翌日以降も水っぽくなりません。作り置きの中でも扱いやすい部類です。

合うお酒

酸味とマヨのコク。付け合わせにも、単体のつまみにもなります。

  • 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——揚げ物の隣に置く前提なら、ビール一択です
  • 🥂 白ワインは、辛口をよく冷やして(8〜10℃)——酢とマヨの酸味は、白ワインとつながります
  • 🍋 レモンサワーは無糖タイプ——たれに砂糖が入っているので、酒は甘くないほうが締まります

迷ったらビール。揚げ物の付け合わせとして出る場面が、いちばん多いはずです。

もう一品、主役がほしい日に

極 牛たん入り背脂餃子

目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。

くわしく見る →

ぴーきちのつぶやき

コールスローが翌日に水浸しになるのが長年の悩みだったのですが、絞る力が足りていないだけでした。今は握力の限界まで絞っています。今日もお疲れ様です🍻

あわせて読みたい

🔬 調理科学ことば:切る向きで食感が変わる(繊維に沿う/断つ)

ひとことで:野菜には繊維の向きがある。沿って切ると歯ごたえが残り、断つ方向に切るとやわらかくなる。

詳しく:野菜の組織は細長い細胞が束になって、一定の方向に並んでいます。これが繊維です。繊維に沿って切ると、細胞はほとんど壊れません——束をそのまま細くするだけなので、シャキシャキした歯ごたえが残り、水分も出にくい。繊維を断つ向きに切ると、細胞が横断されて切り口が開きます——だからやわらかく感じ、味も早く入るが、水も出やすい。

この違いは玉ねぎでいちばんはっきり出ます繊維に沿って切った玉ねぎは辛味が出にくく、シャキシャキ(サラダ・炒め物向き)。繊維を断つ横切りは辛味が強く出て、火が入るとすぐとろける(カレー・スープ向き)。キャベツも同じで、とんかつの付け合わせのふわふわ千切りは繊維を断つ向き炒め物や焼きそば用は繊維に沿って切ると形が残ります。

肉も同じ考え方——繊維を断つ向きに切ると噛み切りやすくなります。

このレシピではこの料理では繊維を断つ向きを指定しています。塩もみでしんなりさせ、マヨをまとわせる料理なので、やわらかく、味が入りやすいほうが向いているから。ただしこれは好みの問題でもあります——シャキシャキした歯ごたえのコールスローが好きなら、繊維に沿って切ってください。

「レシピの切り方は、狙う食感から逆算されている」。この視点で読むと、他のレシピの切り方の指示も意味がわかるようになります。

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