のせるだけ・ネバネバ/作り置き:当日中
1人分(推定):約150kcal/たんぱく質14g・脂質8g・糖質8g
全量(2人分):約290kcal/たんぱく質28g・脂質16g・糖質16g
冷凍野菜は、袋の表示に従って加熱してから使ってください(「解凍してそのまま」と書いてあるものはそのままで大丈夫です)。
豆腐に、混ぜたものをのせるだけ。包丁も火も使いません。冷凍オクラを使うので、季節も関係ありません。
材料(2人分)
押すと消えます。買い物のときにも使えます。
- 絹ごし豆腐1丁(300g)
- 納豆1パック(45g・付属のたれごと)
- 白菜キムチ50g
- 冷凍オクラ(スライス)40g
- 刻み海苔適量
- 【A】ごま油小さじ1
- 【A】めんつゆ(2倍濃縮)小さじ1
作り方
冷凍オクラは袋の表示どおり解凍し、出た水を軽く切る(★下茹で不要です。理由は下の🔬で)。
納豆は付属のたれを入れて先に混ぜ、糸を引かせておく。
ボウルに納豆・キムチ・オクラ・【A】を入れて混ぜる。
豆腐はキッチンペーパーの上に5分置いて水気を切り、器に盛る(★水が出ると全体が薄まります)。
上に③をのせ、刻み海苔を散らす。
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おいしさのヒミツ
- 豆腐の水を切る。のせるだけの料理なので、豆腐の水がそのまま味を薄めます
- 納豆は先に単独で混ぜる。キムチと一緒だと糸が立ちません
- 絹ごしがおすすめ。上にのせるものが濃いので、豆腐はなめらかなほうが対比が効きます
よくある質問
木綿豆腐でもいいですか?
問題ありません。木綿は水分が少なく、しっかりした食感になります。絹ごしはなめらかで、上の具と一体になる。好みですが、この料理は具が主役なので絹ごしのほうが役割分担がはっきりします。
生のオクラでも作れますか?
作れます。生の場合は塩をまぶして板ずりし、熱湯で1分茹でて冷水にとってから刻んでください。産毛を取ると口当たりが良くなります。冷凍品はこの処理が済んでいるので、そのぶん手間がありません。
作り置きできますか?
当日中です。豆腐から水が出て、ネバネバも落ちます。のせる具だけなら冷蔵1日持つので、朝に混ぜておいて夜にのせるという段取りは可能です。
合うお酒
キムチと納豆、ごま油。冷たくて発酵ものが重なった味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——キムチと納豆には、冷たい炭酸がいちばん
- 🍶 日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——発酵食品同士、香りが素直につながります
- 🍋 レモンサワーは無糖タイプ——ネバネバのあとを、酸と炭酸で流す
迷ったらビール。3分でできて、最初の一杯に間に合います。
こういうのも合わせておすすめです
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🔬 調理科学ことば:冷凍すると細胞が壊れる(だから味が入りやすい)
ひとことで:凍ると中の水が氷の結晶になって膨らみ、細胞を内側から破る。だから解凍した野菜はやわらかく、味が入りやすい。
詳しく:食材を凍らせると、中の水分が氷になります。ここで問題が起きる——水は凍ると体積が約1割増えるので、できた氷の結晶が細胞を内側から押し破ります。これが冷凍野菜がしんなりする理由です。しかもゆっくり凍らせるほど氷の結晶が大きく育ち、壊れ方がひどくなる——業務用の急速冷凍が優れているのはこのためで、短時間で凍らせると結晶が細かく、組織へのダメージが小さくて済みます。
この現象は悪いことばかりではありません。
①細胞が壊れている=味が入りやすい(冷凍した大根やこんにゃくが早く味を吸うのはこれ)。
②繊維がほぐれてやわらかい。
③冷凍野菜の多くは、凍らせる前に軽く下茹で(ブランチング)してあるので、そのまま使える。逆に困るのが解凍時に出る水(ドリップ)——壊れた細胞から旨味を含んだ水が流れ出るので、肉や魚は急速冷凍・低温解凍が基本になります。
このレシピでは:この料理で冷凍オクラをそのまま使えるのは、この2つが揃っているからです。下茹で済みなので加熱が要らず、細胞が壊れているのでネバネバもすぐ出て、たれもすぐなじむ。「解凍して水を切るだけ」で完成するのは、冷凍という処理が下ごしらえを済ませてくれているからです。
「冷凍野菜は手抜きではなく、下処理済みの食材」——ブロッコリー・ほうれん草・いんげん・枝豆も同じで、生から作るより理にかなっている場面はたくさんあります。



