⏰ 調理時間15分
🍽 2人分 🔥 レンジだけ
🧊 作り置き:向きません(当日中に)
📊 1人分(推定):約450kcal/たんぱく質9g・脂質37g・糖質14g
🍽 全量(2人分):約900kcal/たんぱく質19g・脂質74g・糖質28g
じゃがいもとアボカドとクリームチーズを潰して混ぜ、生ハムで巻くだけ。じゃがいもは熱いうちに潰し、アボカドは冷たいまま加える——同じ皿の中で、熱くていい素材とダメな素材が分かれています。
材料(2人分)
- じゃがいも:2個(約300g)
- アボカド:1個(約140g・皮と種を除いて)
- クリームチーズ:50g
- 生ハム:6枚(約30g)
- オリーブオイル:小さじ1
- 【A】マヨネーズ:大さじ3
- 【A】塩こしょう:少々
- 粗挽きブラックペッパー:適量
作り方
- じゃがいもは皮をむいて3cm角に切り、耐熱容器に入れてふんわりラップをし、電子レンジ600Wで5分加熱する(500Wなら6分)。竹串がスッと通ればOK。
- 熱いうちにフォークで粗く潰す(★冷めると潰しにくくなり、粘りも出やすくなります)。そのまま手で触れるくらいまで冷ます。
- アボカドとクリームチーズを2cm角に切り、②に加えて塊が残る程度に潰し混ぜる(★全部なめらかにすると、アボカドの存在が消えます)。
- 【A】を加えて混ぜる(★じゃがいもが熱いうちにマヨネーズを入れると油が分離します。冷めてから)。
- 生ハムを広げて④を大さじ2ほどのせ、包む。器に並べてオリーブオイルとブラックペッパーを振る。
おいしさのヒミツ
- じゃがいもは熱いうち、アボカドとチーズは冷たいまま。じゃがいもは熱いほうが潰しやすく、アボカドは熱で色が変わり、チーズは熱で溶けて形が消えます
- 生ハムの塩気だけで味が決まります。中の具は塩こしょう少々で十分で、しっかり味をつけると全体が塩辛くなります
- アボカドとクリームチーズは塊を残すのが大事。潰しきると全部同じ食感になり、ただのポテトサラダになってしまいます
よくある質問
アボカドの食べごろが分かりません
ヘタの周りを軽く押して、少しへこむくらいが食べごろです。皮の色より、ヘタ周りの硬さで判断してください。固い場合はりんごやバナナと一緒に紙袋に入れて常温に置くと、1〜2日で柔らかくなります。
生ハムで巻きにくいです
1枚では小さいので、2枚を少し重ねて広げると包みやすくなります。それでも難しければ、器に具を盛って上から生ハムをのせるだけでも成立します。
作り置きできますか?
アボカドが変色するので当日中に。じゃがいもを潰すところまでは前日にできるので、当日はアボカドを切って混ぜるだけになります。
合うお酒
アボカドとチーズの脂に、生ハムの塩気。ワインのための一皿です。
- 🏆 本命:白ワインの辛口を、しっかり冷やして8℃で——脂の多い具にワインの酸が効きます。生ハムの塩気とも定番の組み合わせ
- 🍺 よく冷えたビール——おつまみとして気軽に出すなら
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——濃厚な口当たりを切りたいときに
迷ったら冷やした白ワイン。生ハムとチーズが乗った時点で、答えは決まっています。
ぴーきちのつぶやき
生ハムは6枚と書きましたが、巻きながら1枚は口に入っています。パックを開けた時点で数が合わなくなるので、最近は多めに買っています。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:エチレン(果物を追熟させるガス)
ひとことで:果物自身が出す、熟すのを進める気体。
詳しく:果物は収穫されたあとも、自分でエチレンという気体を出しながら熟していきます。エチレンは細胞に「柔らかくなれ・甘くなれ」と指示を出す信号のような役割で、りんご・バナナ・桃は特に多く出すことで知られています。だから固いアボカドをりんごと一緒に紙袋へ入れると早く熟す。
袋がエチレンを閉じ込めて濃度を高めるからです。逆にじゃがいもや葉物の近くに置くと、そちらまで傷みや発芽が進みます——スーパーでりんごが単独で売られているのには理由があります。そして低温ではエチレンの働きが鈍るので、固いアボカドを冷蔵庫に入れると熟成が止まってしまいます。
このレシピでは:固いアボカドを買ってしまったら、常温に置くのが正解です。冷蔵庫に入れると熟成が止まり、いつまでも硬いまま。急ぐならりんごかバナナと紙袋へ。逆にちょうどいい熟れ具合になったら、そこで冷蔵庫に移せば進行を止められます。この料理はアボカドの熟れ具合で仕上がりが決まるので、買った日ではなく「押してへこむ日」に作るのがいちばんです。

