⏰ 調理時間25分 🍽 2人分 🍺 ジューシー・肉厚 🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約600kcal/たんぱく質26g・脂質48g・糖質20g
🍽 全量(2人分):約1200kcal/たんぱく質52g・脂質96g・糖質40g
ズッキーニをスティックに切って、豚バラで隙間なく巻いて揚げます。中の野菜は肉に包まれて蒸されるので、下茹でが要りません。衣の卵に粉チーズを混ぜるのが、この料理の一手です。
材料(2人分)
- ズッキーニ:1本(約200g)
- 豚バラ薄切り肉:200g
- 粉チーズ:大さじ1
- 小麦粉:大さじ3
- 溶き卵:1個分
- パン粉:適量
- 揚げ油:適量
- 塩・こしょう:各少々
- 粗挽き黒こしょう:多めに
- レモン・中濃ソース:お好みで
作り方
- ズッキーニは縦に6等分のスティック状に切る。
- 豚バラ肉を広げて塩こしょうと黒こしょうを多めに振り、ズッキーニ1本に隙間なく巻きつける。手で軽く握って肉を密着させる(★ここが甘いと揚げている間にほどけます)。
- 溶き卵に粉チーズを混ぜておく。
- 小麦粉→粉チーズ入りの溶き卵→パン粉の順に、しっかり衣をつける。
- 170℃の油で3〜4分、きつね色になるまで揚げる(★温度の見分け方は下の🔬で)。
- 網に上げて油を切り、レモンや中濃ソースを添える。
おいしさのヒミツ
- 肉は隙間なく、握って密着させる。巻きが甘いと開いて、中身が飛び出します
- 粉チーズは卵に混ぜる。パン粉に混ぜると焦げやすいので、内側の層に入れます
- 下茹で不要。ズッキーニは肉に包まれて蒸されるので、揚げ時間だけで火が通ります
よくある質問
巻きがほどけてしまいます
巻き終わりを下にして衣をつけ、揚げるときも巻き終わりを下にして入れてください。最初に接地面が固まればほどけません。手で握って密着させるのも省かないこと。それでも心配なら、巻いたあと冷蔵庫で10分冷やすと肉の脂が締まって扱いやすくなります。
ズッキーニ以外だと?
アスパラ・いんげん・えのき・にんじん(細切り)などが使えます。にんじんだけは火が通りにくいので、レンジ600Wで1分加熱してから巻いてください。他は生のままで大丈夫です。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。温め直しはトースターで4分が、衣がカリッと戻ります。豚バラは冷えると脂が固まるので、必ず温めてから食べてください。
合うお酒
豚バラの脂と黒こしょう、揚げたての衣。重量感のある揚げ物です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——揚げ物と豚バラの脂には、冷たい炭酸
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4にレモンをひと搾り——脂の量を考えると、炭酸は多めが正解です
- 🥂 赤ワインなら、軽めを少し冷やして(14〜16℃)——粉チーズと黒こしょうに寄せるなら赤も候補に
迷ったらビール。揚げたてを切った瞬間の湯気に、炭酸以外は思いつきません。
ぴーきちのつぶやき
ズッキーニは炒めるものだと思っていたので、肉で巻いて揚げるという発想がありませんでした。切ったときの断面が思いのほかきれいで、それも気に入っています。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:油の温度の見分け方(温度計がなくても分かる)
ひとことで:パン粉や菜箸を入れたときの反応で、油の温度はかなり正確に分かる。
詳しく:揚げ物は温度で決まりますが、温度計がなくても判断できます。目安は3つ。①パン粉を数粒落とす——底まで沈んでからゆっくり浮く=150〜160℃(低温)、途中まで沈んですぐ浮く=170〜180℃(中温)、沈まずに表面で散る=190℃以上(高温)。②乾いた菜箸を入れる——先から細かい泡がゆっくり=低温、箸全体から絶え間なく泡=中温、勢いよく大量の泡=高温。③食材を入れたときの音——静かなら温度不足、激しくパチパチ鳴りすぎるなら高すぎ。そして温度は使い分けます。低温(160℃)=厚いもの・中まで火を通したいもの(豚バラの厚切り、いも類、二度揚げの1回目)。中温(170〜180℃)=標準(唐揚げ、フライ、天ぷら)。高温(190℃)=表面の水分を飛ばすだけ(二度揚げの2回目)。もうひとつ大事なのが、食材を入れると温度が下がること——一度に入れる量は油の表面の半分までにしてください。
このレシピでは:この料理が170℃なのは、肉に火を通しつつ、衣を焦がさない温度だからです。ズッキーニに火を通す必要はありません(生でも食べられる野菜です)——狙いは豚バラに火を通すことと、パン粉をきつね色にすること。だから3〜4分で足りる。「何に火を通したいのか」で温度と時間が決まる——揚げ物のレシピは、この一点から読むと理由が全部つながります。

