外カリ中とろ・ピリ辛だれ/作り置き:たれのみ冷蔵3日OK
1人分(推定):約180kcal/たんぱく質10g・脂質14g・糖質5g
全量(2人分):約360kcal/たんぱく質20g・脂質28g・糖質10g
厚揚げをトースターで焼いて、よだれ鶏のたれをかけるだけ。外はカリッと、中はとろり。たれは作り置きできるので、多めに作っておくと便利です。
材料(2人分)
押すと消えます。買い物のときにも使えます。
- 厚揚げ1枚(150g)
- 小ネギ(小口切り)適量
- 【A】長ねぎ(みじん切り)10cm分
- 【A】醤油大さじ1
- 【A】ごま油大さじ1
- 【A】砂糖小さじ1
- 【A】おろしにんにく小さじ1/2
- 【A】おろし生姜小さじ1/2
- 【A】鶏がらスープの素小さじ1/2
- 【A】酢小さじ1
- 【A】ラー油お好みで
作り方
ボウルで【A】を混ぜ、10分置く(★ねぎの香りがたれに移ります)。
厚揚げは1cm幅に切る(★油抜きはしません。表面をカリッとさせたいので)。
オーブントースターで5〜10分、表面がカリッとするまで焼く(★油をひく必要はありません。厚揚げ自身の油で焼けます)。
器に厚揚げを並べ、たれをたっぷりかける。小ネギを散らす。
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おいしさのヒミツ
- 油抜きしない。焼くだけの料理なので、表面の油がカリッとさせてくれます
- たれは10分置く。ねぎの香りが移って、まとまりが出ます
- たれはたっぷり。厚揚げは淡白なので、たれが主役です
たれを使わないシンプル版
よだれだれを作る気力がない日は、焼いた厚揚げに、かつお節・小ねぎ・おろし生姜をのせて、しょうゆをひと回しするだけでも成立します。材料4つ、調味料はしょうゆだけ。
この形なら、厚揚げのカリッとした食感と大豆の風味が主役になります。よだれだれ版は「たれを食べる料理」、シンプル版は「厚揚げを食べる料理」——同じ食材でも、たれの有無で主役が入れ替わります。
よくある質問
「よだれ鶏」のたれとは?
四川料理の「口水鶏」のたれで、ねぎ・にんにく・生姜・醤油・酢・ラー油が基本です(下の🔬で)。本場は花椒(ホアジャオ)が入って、しびれる辛さになります。山椒を少し足すと、本場の雰囲気に近づきます。
たれは何に使えますか?
蒸し鶏・冷奴・ゆで卵・餃子・きゅうり・蒸し野菜に合います。冷蔵3日持つので、多めに作っておくと重宝します。ねぎの香りは日ごとに強くなるので、翌日以降のほうが好きという人もいます。
どのくらい日持ちしますか?
焼いた厚揚げは当日中(時間が経つと固くなります)。たれだけなら冷蔵3日。焼くのは10分で終わるので、たれを作り置きしておいて、食べる日に焼くのが現実的です。
合うお酒
にんにく生姜とごま油、酢。四川風のピリ辛だれです。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——にんにくとラー油には、冷たい炭酸
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——中華のピリ辛には、すっきりした蒸留酒も
- 🍋 レモンサワーは無糖タイプ——たれに酢があるので、酸を重ねると締まります
迷ったらビール。厚揚げ1枚が、たれ一つでごちそうになります。
こういうのも合わせておすすめです
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🔬 調理科学ことば:よだれ鶏のたれ(四川のしびれる辛さ)
ひとことで:よだれ鶏は四川料理。辛さには「唐辛子のヒリヒリ」と「山椒のしびれ」の2種類があり、四川はその両方を使う。
詳しく:「よだれ鶏」は、中国語の「口水鶏」を訳した名前で、思い出すだけでよだれが出るほどおいしいという由来があるとされます。四川料理の代表的な前菜です。ここで四川の辛さの構造を知っておくと役立ちます。四川料理は「麻辣(マーラー)」——「麻」=しびれる辛さ、「辣」=ヒリヒリする辛さという、2種類の刺激を組み合わせているのが特徴です。
①辣=唐辛子のカプサイシン。熱さ・痛みを感じる神経が反応する。
②麻=花椒(ホアジャオ)のサンショオール。こちらは「触覚」の神経に作用して、唇や舌がしびれるような感覚を起こす。まったく別の感覚なので、重ねると刺激が立体的になります。日本の山椒も同じ仲間で、うなぎに山椒をかけるのも、脂を「しびれ」で切る発想。
「辛い」と一言で言っても、中身は複数ある——ここがわかると、辛味の設計ができるようになります。
このレシピでは:この料理のたれは、よだれ鶏のたれから花椒を抜いた、日本の家庭向けの形です。ラー油で「辣」だけを効かせている。本場に近づけたいなら、粉山椒をひとつまみ足してください——しびれが加わると、同じたれが別の料理になります。「辛さは、ヒリヒリとしびれを別々に足せる」。
麻婆豆腐も担担麺も、この2つの配合で味が決まっています。



