⏰ 調理時間20分
🍽 2人分
🍺 とろけるチーズ・タルタル
🧊 作り置き:当日中
📊 1人分(推定):約640kcal/たんぱく質38g・脂質44g・糖質22g
🍽 全量(2人分):約1270kcal/たんぱく質76g・脂質88g・糖質44g
サーモンに切れ目を入れてチーズを挟み、衣をつけて揚げます。切ったときにチーズが流れ出るので、見た目でも楽しめます。タルタルは自作してください。
材料(2人分)
- サーモン(切り身):2切れ(約200g)
- スライスチーズ(とろけるタイプ):2枚
- 小麦粉:大さじ3
- 溶き卵:1個分
- パン粉:適量
- 揚げ油:適量
- 塩こしょう:少々
- 【B・タルタル】玉ねぎ:1/4個(みじん切り)
- 【B・タルタル】ゆで卵:1個
- 【B・タルタル】たくあん:20g(みじん切り)
- 【B・タルタル】マヨネーズ:大さじ3
- 【B・タルタル】レモン汁:小さじ1/2
- 【B・タルタル】塩こしょう:少々
作り方
- 【B】を作る——玉ねぎは水に5分さらして絞る。ゆで卵を粗く潰し、全部混ぜて冷やしておく。
- サーモンはキッチンペーパーで水気を完全に拭き取る(★これが最も重要。理由は下の🔬で)。
- サーモンの厚みの真ん中に、横から切れ目を入れて、半分に折ったチーズを挟む。全体に塩こしょうを振る。
- 小麦粉→溶き卵→パン粉の順に衣をつける(★切れ目のところは、特にしっかり)。
- 180℃の油で片面2分ずつ揚げる(★魚は火が通りやすいので短時間で)。
- 網に上げて油を切り、冷たいタルタルをたっぷりかける。
おいしさのヒミツ
- 水気を完全に拭く。油はねを防ぎ、衣もはがれません
- 切れ目の周りは念入りに衣をつける。ここからチーズが流れ出ます
- 揚げ時間は短く。魚は肉より火が通りやすく、長いとパサつきます
よくある質問
チーズが流れ出ます
切れ目が大きすぎるか、衣が薄いかです。チーズは切れ目の中に完全に収める(はみ出さない)。衣は、切れ目の周りだけ二度づけすると確実です。
他の魚でも作れますか?
たら・かじき・ぶり・鶏むね肉でも作れます。身が崩れやすい魚(たら)は、切れ目を入れずに、2枚でチーズを挟む形にしてください。
作り置きできますか?
当日中、できれば揚げたてです。タルタルは冷蔵2日持つので、先に作っておくと当日が楽になります。衣をつけた状態で冷蔵1日も可能です。
合うお酒
揚げたての衣とチーズ、タルタルの酸味。洋食のごちそうです。
- 🏆 本命:白ワインは、辛口をよく冷やして(8〜10℃)——サーモンとタルタルには、酸のある白がまっすぐ合います
- 🍺 キンキンに冷えたビール——揚げ物の油を炭酸で切りたいときに
- 🥂 スパークリングワインは、辛口をよく冷やして——揚げ物と泡は、鉄板の組み合わせです
迷ったら白ワイン。切った瞬間にチーズが出てくるので、皿に出す前に見せてください。
ぴーきちのつぶやき
魚のフライは油がはねて怖かったのですが、水気を拭くだけでほとんど収まると知ってから、作る回数が増えました。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:魚を揚げる前に水気を拭く(油はねと身崩れ)
ひとことで:魚は肉より水分が多い。表面の水が油に触れると一気に沸騰してはねるし、衣もはがれる。
詳しく:油はねの正体は「水」です。180℃の油に水が触れると、瞬間的に沸騰して水蒸気になり、体積が約1700倍に膨張します。その勢いで油が飛び散る——これが油はね。魚は肉より水分が多く(魚70〜80%、肉60〜70%)、しかも表面に水が付きやすいので、特に注意が要ります。
水気を拭くことには、他にも2つの利点があります。
①衣がはがれにくい——小麦粉は水を吸って足場を作るので、表面が濡れていると溶けて流れます。
②身が崩れにくい——水が水蒸気になると内側から身を押し広げるので、崩れやすくなる。だから魚を焼くときも揚げるときも、まず水気を拭くのが鉄則。塩を振って10分置き、出てきた水を拭くと、さらに確実です(臭みのもとも一緒に出ます)。
ちなみに冷凍の魚は解凍時にドリップが出るので、特に念入りに拭いてください。
このレシピでは:この料理は、チーズを挟んで揚げるという構造上、油はねが起きると危険です(チーズが流れ出ると、さらにはねる)。だから手順2の「水気を完全に拭く」が最優先。そして水気を拭けば、小麦粉がしっかり定着して、衣もはがれません。「魚を揚げる前に、必ず拭く」——たった10秒の作業が、安全と仕上がりの両方を決めます。

