⏰ 調理時間10分
🍽 2人分
🍺 薬味たっぷり・さっぱり
🧊 作り置き:当日中
📊 1人分(推定):約170kcal/たんぱく質12g・脂質11g・糖質4g
🍽 全量(2人分):約330kcal/たんぱく質24g・脂質22g・糖質8g
厚揚げに焼き目をつけて、じゃこ・みょうが・生姜・ねぎ・かつお節をたっぷりのせるだけ。薬味が5種類入るので、厚揚げ1枚でもごちそうになります。
材料(2人分)
- 厚揚げ:1枚(150g)
- ちりめんじゃこ:20g
- 小ネギ(小口切り):適量
- みょうが:1個(せん切り)
- 生姜:3g(せん切り)
- かつお節:1パック(約3g)
- サラダ油:小さじ1
- 【A】醤油:大さじ1
- 【A】ごま油:小さじ1
作り方
- みょうがと生姜は、のせる直前にせん切りにする(★香りは切った瞬間から逃げます)。
- フライパンに油を熱し、厚揚げを1cm幅に切って、両面に焼き目がつくまで片面2分ずつ焼く。
- ボウルにちりめんじゃこ・小ネギ・みょうが・生姜・【A】を入れて混ぜる。
- 器に厚揚げを盛り、③をたっぷりのせて、かつお節を上から散らす(★かつお節は最後。湿気る前に食べます)。
おいしさのヒミツ
- 薬味は5種類。それぞれ香りの方向が違うので、重なると複雑になります
- かつお節は最後にのせる。混ぜ込むと湿気て、香りが落ちます
- じゃこはそのまま。焼いた厚揚げの熱で、ほどよく香りが立ちます
よくある質問
よだれ厚揚げと何が違いますか?
味の系統が正反対です。こちらは「薬味と醤油の和」——さっぱりして、素材の味が前に出る。あちらは「にんにくとラー油の中華」——たれが主役になります。同じ厚揚げでも、別の日に食べたくなる料理です。
みょうがが手に入りません
大葉3枚・長ねぎ・貝割れ大根などで代用できます。香りのあるものを何かしら入れるのがこの料理の条件です。薬味の種類が多いほどおいしくなるので、冷蔵庫にあるものを足してください。
作り置きできますか?
当日中、できれば作ってすぐです。薬味の香りは時間とともに落ちます。厚揚げを焼いておくところまでなら可能ですが、薬味は必ず直前に切ってください。
合うお酒
薬味とじゃこ、かつお節。まっすぐ和の肴です。
- 🏆 本命:日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——薬味とかつお節は、日本酒の得意分野です
- 🍺 キンキンに冷えたビール——最初の一品として出すなら炭酸も
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のロック——さっぱりした肴には、癖の少ない蒸留酒も
迷ったら冷酒。薬味の香りは、日本酒の隣でいちばん立ちます。
ぴーきちのつぶやき
薬味は1種類より2種類、2種類より3種類のほうが確実においしくなると気づいてから、冷蔵庫に薬味を切らさなくなりました。今日もお疲れ様です🍻
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🔬 調理科学ことば:かつお節は削りたてが香る(開けたら早く使う)
ひとことで:かつお節の香りは揮発性で、削った瞬間から逃げていく。しかも脂が酸化しやすいので、開封後は早めに使う。
詳しく:かつお節はかつおを煮て、燻して、カビをつけて熟成させた、世界で最も硬い食品の一つとも言われます。あの独特の香りは燻製の香りと、熟成中に生まれた成分によるもので、揮発性——つまり空気中に飛んでいきます。だから削りたてがいちばん香る。
料亭がその場で削るのは演出ではなく、香りが本当に違うからです。市販のパックは窒素充填などで酸化を防いでいますが、開封した瞬間から劣化が始まります。理由は2つ。
①香り成分が飛ぶ。
②かつおの脂が酸化する——魚の脂は酸化しやすく、古くなると「魚くさい」匂いが出ます。だから小分けパックが主流なのは理にかなっている。開封したら数日で使い切る、余ったら密封して冷蔵か冷凍。ちなみにだしを取るときは、沸騰させてから火を止めて入れる——煮立てると香りが飛び、えぐみが出ます。
このレシピでは:この料理では、かつお節を最後に上からのせます。混ぜ込むと、厚揚げの熱と水分で湿気て、香りが一気に落ちる。のせるだけなら、食べる瞬間まで香りが残ります。そして薬味も同じ考え方——みょうがも生姜も、切りたてが命。「香りものは、最後に、切りたてを、のせるだけ」。
冷奴でも、そうめんでも、この一手が味を決めます。

