⏰ 調理時間10分 🍽 2人分 🍺 チーズとろり 🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約320kcal/たんぱく質18g・脂質22g・糖質10g
🍽 全量(2人分):約640kcal/たんぱく質36g・脂質44g・糖質20g
厚揚げにチーズを挟んで焼き、焼肉のタレで絡めるだけ。表面に格子状の切り込みを入れる——この隠し包丁で、タレが奥まで入って一口ごとに味が出てきます。
材料(2人分)
- 厚揚げ:2枚(約300g)
- スライスチーズ:1枚(約18g)
- 片栗粉:大さじ1
- サラダ油:大さじ1
- 焼肉のタレ:大さじ2
- きざみねぎ:適量
作り方
- 厚揚げは4等分に切り、側面から横に切り込みを入れて、4等分にしたスライスチーズを挟む。
- 表面に格子状の浅い切り込みを入れる(★深さは2〜3mm。ここにタレが入り込みます)。
- 片栗粉を薄くまぶし、余分な粉はしっかり落とす(★粉が多いとダマになってタレが絡みません)。
- フライパンに油を熱し、全面にこんがり焼き色がつくまで中火でじっくり焼く。
- 弱火にして焼肉のタレを回し入れ、手早く絡める(★強火だとタレが一瞬で焦げます)。器に盛りねぎを散らす。
おいしさのヒミツ
- 格子の隠し包丁が、この料理の全て。表面積が増えてタレが奥まで入り、焼き色もつきやすくなります
- 片栗粉は「余分を落とす」まで含めて一工程。つけすぎると衣になってしまい、厚揚げの香ばしさが消えます
- 焼肉のタレは弱火で。糖分が多いので、強火だと数秒で焦げて苦くなります
よくある質問
チーズが流れ出てしまいます
切り込みを深くしすぎている可能性があります。底まで切らず、7割くらいまでで止めてください。また、焼くときに何度も返すと出やすくなります。
焼肉のタレ以外だと?
しょうゆ大さじ1+みりん大さじ1+砂糖小さじ1で近い味になります。焼肉のタレのほうがにんにくと果物が入っているぶん、複雑な味になります。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。冷えるとチーズが固まるので、電子レンジ600Wで1分温め直してください。お弁当にも入れられます。
合うお酒
焼肉のタレとチーズ。ボリュームのある一皿です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——焼肉のタレが入っていれば、答えは決まっています
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——チーズの脂と甘いタレを切りたいときに
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——にんにくの効いたタレとぶつかりません
迷ったらビール。焼肉のタレとチーズには、これが最短の正解です。
ぴーきちのつぶやき
格子の切り込みを入れるとき、つい深く入れすぎてチーズが脱走します。毎回同じ失敗をしているのに、なぜか学びません。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:隠し包丁(切り込みが味を変える理由)
ひとことで:表面に切り込みを入れると、味の入り口と表面積が増える。
詳しく:隠し包丁は食材の表面に、見えない程度の切り込みを入れる技法です。目的は3つあります。①味の通り道を作る——調味料が断面から内部へ入る。②表面積を増やす——同じ大きさでもタレが絡む面が広がり、焼き色もつきやすい。③火の通りを均一にする——厚みのある食材の中心まで熱が届きやすくなる。大根の煮物・こんにゃく・いか・ふろふき大根——和食で切り込みを入れる料理はどれも、この3つのどれかを狙っています。そして深さは2〜3mmで十分。深く入れすぎると食材が崩れ、切り分けたときに形が保てません。
このレシピでは:厚揚げは表面が油で膜になっているので、そのままだとタレが表面を滑ります。格子の切り込みを入れることで、初めてタレが定着する。そして片栗粉がその溝に入り、タレをつかまえる役をします——切り込み・粉・タレの3つが順番に噛み合って、初めて「絡む」状態になります。どれか1つ抜くと、皿の底にタレが溜まる仕上がりになります。

